【ご挨拶】


養殖場の恵まれた立地環境


【能登うなぎとは】

近年資源の枯渇が取沙汰されていますニホンウナギ(アンギラ・ジャポニカ種)に代わり、比較的に資源が豊富なアンギラ・ビカーラ種という種類の幼魚を閉鎖循環式陸上養殖によって一切投薬はせず、水も地元志賀町富来浄水場からの浄水を使用し、能登地方の豊かな自然環境に合わせストレスをかけずに、肉厚でふっくらと育て上げたうなぎを『能登うなぎ』と命名し出荷をしております。


【石川県エコデザイン賞 銀賞】



【被災した養殖場】


【プロジェクト立ち上げの背景】

私が築いてきた『能登うなぎ』ブランドですが、最近の能登半島地震により養殖場が大きな被害を受けました。薬品を使わずに健康に育てる養殖方法は時間もコストもかかりますが、その価値を信じ、これまで続けてきました。このプロジェクトを立ち上げることで、被害を乗り越え、再び『能登うなぎ』を皆様に届けたいという強い想いがあります。


【これまでの活動と準備状況】

地震直後から、被害状況の把握、復旧作業計画に取り組んでまいりました。

地域の皆様、県外からのボランティアの皆様の温かい協力を得ながら、何とか、日々、

復旧作業を進めておりますが、完全な復旧にはさらに時間と資金が必要な状態です。

私のこれまで培った経験と知識を活かし、養殖場の復旧と新しく迎える繊細な幼魚の準備を整えています。

私にとって、これまでに応援してくださった皆様のためにも再び立ち上がることは、私にとっても

能登の復興ためにも大きな意味があると思っております。


【支援者のお返しについて】

このクラウドファンディングでは、応援コースと能登うなぎの加工品をご用意しました。
養殖場の復旧から『能登うなぎ』の出荷までには時間はかかりますが、丹精込めて育てていきますので、気長にお待ちいただけたら幸いです。無投薬でストレスを掛けずに養殖いたしました『能登うなぎ』を是非食して頂きまして、能登から皆様に感謝の気持ちをお返しできればと思っております。


※酒を振りかけながら丁寧に蒸し、身はふっくら皮目はパリッと一尾一尾炭火手焼きで、

 香ばしく仕上がっています。


スケジュール

6月クラウドファンディング開始

7月 養殖場改修工事

8月 クラウドファンディング終了

9月 養殖場改修工事完了

   お礼のメッセージと『能登うなぎ』公式HPに掲載開始

10月 うなぎ種苗池入

令和7年 8月リターン白焼き・蒲焼き発送開始


【最後に】

『能登うなぎ』は、私の想いが詰まったブランドです。この度の能登半島地震において被災いたしました養殖場を復旧させて、今まで行ってきました完全閉鎖循環式の無投薬養殖にて『能登うなぎ』を復活できるように、また食の安心安全をモットーに丹精込めて養殖に取り組んで参ります。再び立ち上げることは、私にとっても、支援してくださる皆様にとっても、大きな意味があると思います。皆様の温かい支援と声援を心よりお待ちしております。

『能登うなぎ』荒井 道雄

    

【応援メッセージ】

 一本杉 川嶋 店主

川嶋 亨 様

『能登うなぎ』は一本杉川嶋には欠かせない、自慢の能登食材の一つです。養殖と聞くとネガティブなイメージを持たれる方も多いかと思いますが、『能登うなぎ』は安心安全を最優先に無投薬、オーガニック製法で育て、徹底的に品質管理されているため、養殖独自の臭みなどは全くありません。天然には負けない天然とはまた違った、ビカーラ種ウナギだからこその美味しさがあります。

震災で受けたダメージは計り知れず、再建復興には皆様のご支援や応援が必要です。私自身も被災しておりますが、レストランが復活するには生産者さんらと共に復活する必要があります。皆様からのご支援応援を宜しくお願いします。



shokudo_yarn  オーナーシェフ

米田 裕二 様

この度の令和6年能登半島地震において、最大震度の志賀町で甚大な被害を被った『能登うなぎ』荒井さんに、心よりお見舞い申し上げます。

能登半島に志賀町という地で、能登ガキの殻を水質改善に利用したり、地元の間伐材の端材を熱源に利用したりなど、地域貢献やSDG'sに取り組まれ私達飲食店にも地域に根付いた、非常に貴重な食材を生産、そして提供して頂いておりました。この貴重な食材が能登半島の志賀町という地から震災前のように、そしてそれ以上に、たくさんの方々の手元に届くことができるように心より願っており応援しております。

皆さんからのご支援よろしくお願いします。



ラ・クロシェット オーナーシェフ

橋田 祐亮 様

『能登うなぎ』の養殖場がある志賀町の隣、羽咋市のフランス料理店『ラ・クロシェット』オーナーシェフの橋田です。

まず、能登半島地震におきましてお亡くなりになられた方々、そのご家族、ご親族、関係者の方々に対しまして、心よりお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

当店でも長く荒井さんのうなぎを使わせていただいておりましたが、この度の地震で養殖場が大変な状況にあると伺い心を痛めております。

無投薬で愛情たっぷりに育てられた荒井さんのうなぎは肉厚で筋肉質。調理法によって様々な表情を見せ、料理人にとっても刺激的な食材で、お客様にも“脂ものっていてとても美味しい”とご好評をいただいています。

“料理は食材を超えることは出来ない”

という私の師の言葉を借りますが、食材あって、生産者がいてこそ私たちの仕事。

荒井さんの再起に向けて応援させていただきます。

皆様のお力添えのほどよろしくお願いいたします。


北里大学海洋生命科学部 准教授

千葉 洋明 様

現在、ニホンウナギは種の絶滅の危機に瀕しており,日本の伝統的な食文化であるうな丼の未来を守るためにもウナギ資源の保護と環境に配慮した新たな養殖技術の開発が喫緊の課題となっております.

我々はテレビの里山再生プロジェクトで持続可能なウナギ養殖技術の開発を目指して休耕田のため池を利用したウナギの粗放養殖の可能性を調査し、それらの成果を発信しています。

ここ里山の多い自然豊かな能登で生産されたウナギは従来のビニルハウスで育成される国産種にも勝る上質で味わい深い新たな特産品として高い評価を得ています。これはウナギにとってやさしいストレスの少ない資源循環型の環境で育つからと考えられます

この(有)ティ・エス・ピィで行われている環境に配慮した『能登うなぎ』の循環式養殖方法は従来法のランニングコストの課題を克服し、将来の持続可能な水産養殖業の発展に向けて多くの示唆に富んだ試みでもあります。

新たな特産品となった『能登うなぎ』の復活は被災地の復興のみならず伝統的な日本の食文化を守るうえでも重要な役割を果たすことは間違いありません。全国の養鰻業者をはじめ消費者でありウナギの資源保護研究に携わる我々研究者の切なる願いでもあります。ぜひとも全国各地の皆さんの暖かいご支援をお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • リターン仕入れ費

  • 養殖場復旧工事費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

  • 2024/06/22 10:00

    令和6年6月9日、岐阜県飛騨市古川町商工会青年部の皆さんが、養殖場の被災ゴミの後片付けにボランティアとして、応援に来てくれました。青年部の一人の方が仮設住宅の工事に来て、皆さんに声掛けをして今回のボランティア活動に繋がったとお聞きしました。一人では到底1日で終わることのない作業でしたが、数時間...

  • 2024/06/22 09:00

    令和6年6月4日オンエアされましたラジオにゲスト出演させて頂きました。パーソナリティーの高井さんに、養殖を始めたきっかけや被災した当初の事、今後養殖を復活するにあたっての意気込みとラジオで話することによって、心に一歩一歩着実に進んでいこうと固い決意を胸に改めて誓った1日になりました。FMかほく...

  • 2024/06/21 22:00

    令和6年5月22日発行北國新聞朝刊に、再起に向け固い決意を話しました。

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