今回のプロジェクトで販売するエゾシカジビエ加工品は、道内で20施設でしか認証されていない「エゾシカ肉処理施設認証制度」を受けています。
この認証制度を得るためには、厳しい条件をクリアする必要があります。
「シカそのものの味をしっかりと生かす、本物のジビエを食べてほしい」
私自身も農家として、野菜本来の旨味を活かした製法にこだわりをもって、日々野菜作りをしています。今回、加工販売するジビエも”本物”を提供したい。そんな想いから加工業者と何度も打合せを重ねました。
自然由来のジビエを味わってほしいからこそ、添加物を一切使用せず、砂糖も不使用で加工しました。
初めまして。私は埼玉県所沢市で有機農園「オーガニックファーム 所沢農人(のうと)」を営む川瀬 悟(かわせさとる)です。2017年から1年間、埼玉県の多品目農家にて農業研修生として、多品目の有機栽培技術を学び、2018年4月より埼玉県所沢市で「オーガニックファーム 所沢農人」として新規就農しました。
「おいしい」野菜を口にして、”野菜”でお腹と心を満たしてほしい
といった想いから化学肥料や農薬を使わずに、有機物を循環させた野菜作りをしています。
「川瀬さんがつくる野菜だから買いたい」と言ってくださるお客様や、所沢農人が作る野菜を食べたことで野菜嫌いを克服したという嬉しいお声もいただいています。
今回のプロジェクトでは、北海道のエゾシカ問題の解決の一助として、ジビエ加工品の販売を行います。背景にあるのは、「北海道のエゾシカ問題を解決するお手伝いがしたい」という想いからです。
私自身、大学院生時代に北海道で生態学を研究しており、当時からシカに携わる研究者とのかかわりがあります。北海道にゆかりがあり、普段は環境を大切にした野菜を届ける私としてどのようにエゾシカ問題に貢献できるか考えた結果、今回のプロジェクト起案に至りました。
大学院生時代から現在にかけてエゾシカのジビエを食べており、エゾシカをより身近な存在として感じています。
2年前に研究者の先輩が自ら捕獲したエゾシカのジビエの加工品を食べたとき、「なぜこんなに美味しいものが商品化されていないのだろう?!」と思い、商品として展開したいと考えるようになりました。
そのアイデアが閃いてからこれまでの2年間、所沢と北海道を行き来してエゾシカの現状をお伺いしたり、商品化に向けて加工業者と何度もすり合わせを行いました。
環境問題に対してアクションを起こしながら、同時に皆さんの食生活を豊かにしたい。
北海道でエゾシカが増えているといったネガティブな側面があるものの、食として提供することで、地球環境や生物が人と関わって循環する社会を目指していきたいと思っています。
現在、北海道ではエゾシカの生息数が急速に増えていて、道内では喫緊の課題となっています。
平成12年度には39万頭だったエゾシカの数が令和4年度には、約72万頭にまで増加したと言われており、農林業への被害や交通事故の原因となっていて、被害件数は年々増加しています。
北海道の取り組みとして、毎月第4火曜日を「シカの日」に設定し、エゾシカ肉のPR活動を展開したり、令和6年1月~令和8年12月までの約3年間の期間を「緊急捕獲期間」とし、エゾシカの捕獲強化をしたりなど、様々な取り組みをしています。
北海道の森の幸、エゾシカを食べて北海道の森を守り抜く
この問題を早急に解決するためにハンターや研究者など多くの関係者が動いていますが、北海道内ではすべてのジビエを消費できず、他の地域にも展開させていきたいものの、啓蒙が難しい現状です。
この現状を打破すべく、まずは自分ができる範囲でエゾシカジビエの加工品を販売し、北海道が抱えるエゾシカ増殖問題の解決のお手伝いができればと考えています。
野菜とともに、ご家族や友人の皆さんと一緒に食卓を囲んで美味しく召し上がっていただけたら嬉しいです。日常使いでも良いですが、イベント用やプレゼント用としてもお相手に喜ばれること間違いないでしょう!
また、プロジェクトのコラボレーションとして、クラフトビールの醸造所・所沢ビールが参加しています。
所沢ビールはスモークビールとよばれる、麦芽を煙で燻すことによって得られるスモーキーな風味が特徴で、現在では珍しい手法で作られたビールです。
かねてより所沢ビールとは繋がりがあり、製造で発生したビール麦を所沢農人が引き取って野菜作りに活かしています。
ジビエはお酒のおつまみとしてもピッタリですよ!
皆様からご支援いただいた資金は、エゾシカのジビエ加工品を商品開発するための開発費用や、広告宣伝費用として使用させていただきます。
・必要機材購入費(冷凍庫など):約30万円
・CAMPFIRE社手数料:約34万円
・配送・販管費:約20万円
・商品開発費/広告宣伝費用:約100万円大学生時代からのご友人 キルマン 菜々子 様
次はジビエですか!川瀬氏はいつも想像を超えてきます。脱サラしたと思ったら、1年目にして70アールの農地を耕す農家に転身。
彼が作る野菜はふかふかした所沢の大地の味、実家と自宅の健康増進に就農当初からなので7年間お世話になっています。持続可能な社会を目指す百姓としては自然共生社会=有機農業、循環型社会=ビールやコーヒー豆などの受入を実現しています。
残った脱炭素社会への対応は獣害対策で得たジビエ肉の流通に貢献。
なるほど、美味しく食べて環境問題に貢献、応援します!
(株)アイマトン工場長 杉岡 英司 様
アイマトンは、業務用食材卸売や食肉販売、食肉小売、スーパーの運営を行う会社です。北海道産を中心に良質な食材を提供し、皆様の豊かな食生活に寄り添うことを理念に、ブランド豚や、牛に加えて鳩肉やエゾシカといった他にはない商品も販売しています。
食肉メーカーである弊社に所沢で農業をされている川瀬さんから、エゾシカ肉についてお問合せ頂いきました。その後、実際にご本人とお話して感じたのは環境問題や社会貢献について自身で何か出来ないものか、そんな事を真剣に考えている人でした。作っている野菜同様に真っすぐで、とても熱量のある人なのは間違い無い!
妥協しないモノづくりで評価の高いオーガニックファーム所沢農人、自分も川瀬さんの環境問題へのチャレンジを応援している一人です!
丸大大金ハム株式会社 商品開発責任者 古石 健一郎 様
1961年に札幌市の中心部に位置する北海道大学植物園の隣接する地に大金ハムは創業しました。札幌市内のホテル、レストラン、業務用のハム・ソーセージ・ベーコンを中心に1本1枚ずつ丁寧に手仕事の製法を代々受け継いでいます。
今回無添加でエゾ鹿肉の商品を製造するのは初の試みでした。食感を良くする為、室温や肉の温度にも気を付け、味付けは「塩とブレンド香辛料」がメインで素材を生かしたソーセージになっています。
北海道のエゾ鹿問題に貢献出来る様にぜひ応援させて下さい。
所沢ビール代表 / 醸造家 緒方 聡 様
私が初めて川瀬さんとお会いしたのは2年程前のこと。
「農と食への確固たる考えと桁違いの行動力。おおっ!久しぶりに規格外な人が現れた!」が第一印象です。以来、有機農法のこと、循環型のライフスタイルのことを、一緒に話し合ってきました。
もちろんビールを飲みながら。
そしてとうとう完成したジビエのソーセージ。是非、その美味しさを体感してみてください。
規格外の美味しさです!
所沢ビールはオーガニックファーム所沢農人を絶賛応援しています!
私の原点となっているのは、幼少期の家庭菜園です。育てていたきゅうりを食べたとき、素材そのものの味に感動しました。ここでの経験が、生態学の研究や有機農園の運営、今回のジビエのプロジェクトに繋がっています。
2年前にジビエの加工品を食べた時に抱いた「こんなにおいしいものが商品化されていないなんて!」という想いをエネルギーに、商品化に向けて必死に走り続けてきました。何度も北海道に行って関係者に話をお伺いしたり、加工業者と試作のすり合わせを行い、皆さんが喜ぶ味を追求してまいりました。
私がお世話になった北海道、そして自然へ、恩返しがしたい。環境問題の解決策として、自然を駆逐するのではなく、どうやって人間と共存できるのか。今回のプロジェクトはそのことを考え抜いた結果の、エゾシカ問題に対する私なりの貢献だと信じています。
ぜひ、ジビエを通して自然の恵みをお楽しみください。
オーガニックファーム所沢農人 川瀬悟
最新の活動報告
もっと見る【返礼品の発送のご案内】全体の発送スケジュール
2024/11/06 12:33こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
【返礼品のご案内】発送予定
2024/09/16 21:03こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
【お礼:ご報告】エゾシカジビエのクラウドファンディング終了
2024/09/16 20:39ご支援いただきました皆様この度、無事に目標金額を達成する形で、「北海道の”森の幸”エゾシカジビエをお届け。“本物ジビエ”の美味しさを食卓に 」を終えることをできました。支援していただきましたら皆様、案内をしていただきました皆様のお力あっての結果です。とてもうれしく、今後の励みになります。本プロジェクト、商品はこれがスタートであると言う認識です。それは、プロジェクトを継続することが活動の意義、商品が普及することが社会への貢献だと考えております。ご支援いただきました皆様への返礼につきまして、別途ご案内させていただきます。ありがとうございました。オーガニックファーム所沢農人 川瀬 もっと見る
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