プロジェクトの実行者について

私たちは「びわこ板倉ファーム」という名前のチームで、滋賀県内で水田を活用した農業事業を行っています。私たちは地域の農業を支え、新たな農業の可能性を追求しています。これまでにも、様々な作物の栽培に挑戦し、地域の農業発展に貢献してきました。

令和4年11月に近畿農政局「ディスカバー農山漁村の宝」第6回選定されました。


このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトでは、滋賀県内には伏流水のある平地の水田を利用した山葵栽培の成功をさらに広げ、安定した山葵の供給を実現したいと考えています。日本固有のハーブである山葵は、多くの料理に欠かせない薬味ですが、需要に対して供給が追いついていないのが現状です。私たちは、この問題を解決し、より多くの人に本物の山葵の味を楽しんでいただきたいです。

山葵葉柄

沢山葵の葉柄は夏期固くなりますが1年中収穫できます。これを適度にカットし山葵根茎の生育を促します。水分が多く鮮度が急激に低下する為、地産地消がベターです。

山葵花

山葵花は晩秋から春にかけて根茎の生育の妨げになるので花芽をカットします。

調理方法:おひたし又は天ぷら

山葵根茎

山葵根茎はS・M・L・LLサイズがあります。山葵栽培田が多いと多品種が栽培できエンドユーザー様の料理方法によって使い分け可能になります。

大きく分類して青茎 葉柄が多く収穫できる小さい根茎 栽培期間1年~1年半

赤茎(高級希少品種) 栽培期間1年半~2年 香り高い風味

※写真 上:青茎山葵根茎 下:赤茎山葵根茎(茎が淡い赤紫色)


プロジェクト立ち上げの背景

滋賀県南部の平地の水田を利用した山葵栽培は、新規作物として滋賀県やJAともに成功事例がなく、多くの挑戦が必要でした。しかし、私たちは自社で独自の調査と研究を重ね、多くの困難を乗り越えて栽培に成功しました。この成功体験をもとに、さらに多くの人々に本物の山葵の良さを知ってもらい、安定供給を実現するために、このプロジェクトを立ち上げました。

道路の拡幅の為、山葵栽培ボックスは500mほど離れた水田に移設完了しています。以前の山葵栽培田は伏流水の水脈が浅く低コストで伏流水を配水できたのですが今回は2倍の山葵栽培ボックス設置となり水量が必要となり鑿泉(井戸)工事が高額となり検討いたしました。

山葵栽培ボックス移設状況

現在80基設置完了しています

これまでの活動と準備状況

私たちはこれまでに、水田を利用した様々な作物の栽培に取り組んできました。特に山葵栽培に関しては、独自の栽培方法の開発や環境管理など、多大な努力を重ねてきました。現在は、栽培技術の改善と国産木材(杉)を利用し規模拡大を目指しており、このクラウドファンディングを通じて、必要な資金を集め、さらなる研究と生産体制の強化を図りたいと考えています。



リターンについて

山葵栽培で収穫できた山葵葉柄・山葵花・山葵根茎をリターンとして山葵の魅力を伝えていきたいです。

山葵葉柄(生)

山葵花(生)

山葵根茎(生)

山葵栽培ボックスの収穫物全ての権利

山葵栽培の体験



スケジュール

 9月 鑿泉・土木工事

10月 建築・設備工事一式 

11月 山葵苗植付(秋ロット)・山葵栽培管理開始

12月 下旬くらいから葉柄・花 出荷可能(少量)

 1月 山葵葉柄加工場所工事

 2月 山葵栽培管理~1年以降根茎出荷

A山葵田 2024 秋植え 1280株 ①

A山葵田  2025 春植え   未定   ②

A山葵田  2025 秋植え   未定   ③

A山葵田  2026 春植え   未定   ④

注)今回のプロジェクトはA山葵田①となります

①②③④を半年ずつ定植すれば安定供給可能

以降、順次山葵田を増設しリスクの分散化をはかります




最後に

私たちは、このプロジェクトを通じて、日本固有のハーブである山葵の魅力をより多くの人に知ってもらい、日本三大和牛『近江牛』とコラボして輸出したい夢も持っています。『びわこ山葵』というブランド展開し商品化と安定供給を実現し地域のために6次産業化を強く願っています。私たちの熱い想いと挑戦に、どうかご支援とご協力をお願いいたします。「びわこ板倉ファーム」のチーム一同、心から感謝申し上げます。

山葵関連商品開発

山葵は血栓予防効果や美顔効果あるがあると研究発表されています。日本固有のハーブを食を通じて魅力を伝えていきたいです。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 鑿泉(井戸)工事費 約400万円 
    土木工事費 約150万円 
    設備・配管工事費 約250万円 
    人件費 約500万円
    仕入れ費 約50万円
    光熱・消耗品 約50万円
    追加栽培ボックス製作費 約100万円

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください