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『まだ、若い者には負けん。何かやらせてくれ!でも暑すぎる!』~能舞台快適化計画~

「つくぼ片山家」は江戸時代に建てられた古民家です。屋敷内には能舞台や茶室、日本庭園があります。数年前まで空き家であったこの古民家を地域の交流スペースである「みんなの縁側」として再創造。高齢者を中心とした様々な世代の活躍の場を確保するためにも能舞台に空調機器を導入し「快適な能舞台」を!

現在の支援総額

575,000

143%

目標金額は400,000円

支援者数

36

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/05/25に募集を開始し、 36人の支援により 575,000円の資金を集め、 2018/07/31に募集を終了しました

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『まだ、若い者には負けん。何かやらせてくれ!でも暑すぎる!』~能舞台快適化計画~

現在の支援総額

575,000

143%達成

終了

目標金額400,000

支援者数36

このプロジェクトは、2018/05/25に募集を開始し、 36人の支援により 575,000円の資金を集め、 2018/07/31に募集を終了しました

「つくぼ片山家」は江戸時代に建てられた古民家です。屋敷内には能舞台や茶室、日本庭園があります。数年前まで空き家であったこの古民家を地域の交流スペースである「みんなの縁側」として再創造。高齢者を中心とした様々な世代の活躍の場を確保するためにも能舞台に空調機器を導入し「快適な能舞台」を!

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▼はじめにご挨拶

はじめまして。特定非営利活動法人つくぼ片山家プロシェクト代表の滝口美保です。私の生家である「つくぼ片山家」を拠点としたプロジェクトの活動に関してご説明させていただきます。

<代表 滝口美保>

<つくぼ片山家写真>

 

「つくぼ片山家」は倉敷市帯高の土地で約200年以上からある古民家です。私の両親が居住していましたがすでに他界し、しばらく前まで空家の状態でした。この残された「つくぼ片山家」をどのようにすべきかを考えたときに頭をよぎったのは父、片山新助の「この屋敷を地域のために活用してほしい」との言葉でした。

 <片山新助氏>

「つくぼ片山家」有効活用と再創造のために地域で有志を募り、特定非営利活動法人つくぼ片山家プロジェクトを2017年11月に組織化しました。設立目的は「つくぼ片山家の保存・活用と文化芸術の継承に関する事業等を行い、人と人、人と地域がつながるまちづくりや地域包括ケアを推進に寄与する」ことです。

▼このプロジェクトで実現したいこと・プロジェクトをやろうと思った理由

このプロジェクトは単なる「空家再生」「古民家再生」のプロジェクトではありません。もちろん活動の場は「つくぼ片山家」ですが、プロジェクトの主人公はこのプロジェクトに参加していただく地域住民の方一人ひとりだからです。「高齢者に憩いの場を」「子育て世代に支援の場を」といったフレーズはよく耳にしますが、裏を返せば対象を限定してしまっていると考えます。もちろん、対象を限定したほうがより効果的に対象とすべき人を濃厚に支援できるでしょうが、介護保険サービスや行政提供する各種サービスと同様「縦割り」の弊害があるのではないかと考えました。よって、当プロジェクトでは、参加者を限定することなく広く地域住民に開放するスタイルをとっております。また、「支援するー支援される」という「してあげるーしてもらう」という関係の構築よりも、「出来ることで社会に参画する」ことを活動のコンセプトとしました。地域で何かやりたい人を支援し、活動の場を提供する。地域の方がふらっとやってきて楽しい時間を過ごして帰宅してもらう、「地域の縁側」となる活動を目指してきました。プロジェクトには訪問診療をされている診療所の院長先生や、診療所のソーシャルワーカーさんも参加しています。

<茶屋町在宅診療所の亀山有香院長先生・松岡ソーシャルワーカーさん>

医療や福祉の専門家は病気になったり、福祉サービスを利用し始めるときなど、日常生活が何らかの危機に直面したときにお会いする専門職と思いがちですが、彼らも地域との連携や共生は重要課題と認識しており、ともに活動に参加してくれています。専門職の方々が気軽に活動に参加してくれることにより「みんなの縁側」が、時として「みんなの保健室」や「みんなの相談室」に早変わりします。こうしたことにより「つくぼ片山家にいけば何かきっかけや答えが見つかるかも…」と思っていたでければ幸いです。さらに、活動には地域住民の方が積極的に参加していただいております。参加メンバーの得意分野(農作業、フラワーアート、文書の作成等)を活かして「つくぼ片山家」の活動を支援していただております。

▼これまでの活動

「つく片山家」のイベントは主に3つに活動に分類できます

①   「つくぼ片山家」の保全・保存に関すること

②   能舞台や茶室を利用した文化芸術の継承に関すること

③   人と人、人と地域がつながるまちづくりや地域包括ケアに関すること

 ①   は主に屋敷の運営のための日常的な清掃活動があります。特に夏の時期には除草活動を地域のボランティアや障がい者授産所による就労支援事業として清掃作業を委託したり、地域のボランティアの方に活躍していただき「つくぼ片山家」の活用に貢献してきました。

 ② は餅つきや月見会などの季節の行事を「オープンハウス」として企画運営することに加え、能舞台を利用しての和楽器演奏会をしたり、能や謡の公演・稽古の場として開放してきました。また県の事業(岡山県民文化祭「備中no町家deクラス」)にも参加して、町家における文化継承に関する活動を企画してきました。

③   は地域住民、特に高齢者の方を対象とした各種イベントを企画運営し、土間を利用したそば打ち体験などあらゆる世代の方が参加できるイベントの立案を支援し、また「終活講座」など、地域における身近な話題を専門家に話してもらう研修等も企画しています。

▼企画について

この企画については当法人理事会にて既に実施する方向性で計画しています。よってクラウドファンディングの方式も目標金額が集まらずに終了してもプロジェクトを実施する「All in方式」を採用させていただきます。

▼支援の使い道

このプロジェクトで実現したいことは、「つくぼ片山家」があらゆる世代、対象者の方を迎え入れることができる環境整備です。「つくぼ片山家」でのイベントは対象者を限定せず、広く地域の皆さん、関心のある方々に開放しています。よって来場者の方には高齢の方、小さなお子さん連れの子育て世代の方、心身に何らかの障害を持たれた方などが多数、来場されます。こうしたことから、「つくぼ片山家」で過ごしていただける時間を安全かつ快適に過ごしていただけることが急務と考えました。特に活動のメインとなる「能舞台」は、能や鼓など古典芸能の稽古や大人数のイベント開催に利用される施設ですが、夏の暑さ、冬の寒さ対策は既存の対策(うちわ+扇風機、火鉢)では対応が困難です。特に活動主力メンバーである高齢者の参加者が施設利用をして体調不良になってしまったら本末転倒です。こういったことかクラウドファンディングで得た支援は主に「能舞台」への空調機器の整備費用のために活用させていただきます。

▼リターンについて

支援金¥3000:

 「サンキューEメール」の送付

支援金¥5000:

 ①「つくぼ片山家1日使えます券」1枚

 ②活動報告書+サンキューレターのに送付

★「つくぼ片山家1日使えます券」について

当法人が管理している「つくぼ片山家」を1日利用できるクーポンとなります。可能な限り、支援者さんの要望にそった利用ができるようさせていただきますが、築200年以上の古民家であり、周囲には一般の住宅等もありますので、周辺環境にそぐわない程度の大人数での施設利用や、大きな音を発するイベント開催等については利用ができかねる場合もあります。

「つくぼ片山家」の利用に関しては下記規則を設定していますので、規則に準拠した利用をお願いいたします。(当該券の利用で規則にある「施設利用協力金」が不要となります)

「つくぼ片山家施設利用に関する規則」

https://docs.wixstatic.com/ugd/b44720_07adb35feb164499a196ee95302979d0.pdf

<その他の留意事項>

①券の有効期限:送付日から1年間有効(詳細は券に記載してあります有効期限をご確認ください)

②日時等の規定:原則、9:00~19:00となります。利用の時間・内容等については相談に応じます。原則、利用の1か月前に利用申請が必要になりますので、希望日の1か月前までに、利用につきご相談いただければ幸いです。

③「つくぼ片山家」基本スペック:母屋の和室+能舞台、離れの茶室、邸宅周囲の日本庭園

<能舞台>個人所有の能舞台のため、やや小さい能舞台ですが音響効果は抜群。能や謡の稽古、30人程度のミニコンサートや演劇の練習等に最適な環境です。

<茶室>イベント等でお茶会を何度か実施している本格的な茶室です。

<和室>2間続きの和室です。日本庭園を眺めながら、会合やワークショップ等が開催できます。

<日本庭園>四季折々の風景をめでることができます。撮影会等に利用が可能です。

支援金¥10000:

 ①プロジェクトとの連動企画である「世界一やさしいレストラン」ペアチケット1枚【先着順:各日5組×2日限定】(規定数を超えた場合は「つくぼ片山家1日使えます券3枚」となります)

 ②活動報告書+サンキューレターの送付

 ★「世界一やさしいレストラン」とは?

障がいのあるスタッフがお席への案内や注文、配膳を担当します。「間違えちゃっても大丈夫!」 そんな優しさと笑顔をお持ちのうえ、おいしい食事を楽しんでいただく企画です。障がい者、障がい児の『働きたい』を応援する、やさしい社会を目指しています。

支援金¥30000:

 ①協賛者として貴名(貴法人名)をホームページ等に記載。

 ②「つくぼ片山家1日使えます券」5枚

 ③活動報告書をサンキューレターの送付

支援金¥50000:

「当NPO法人メンバーが講師でご当地に出張し希望の講演します券」1枚

(講師選定可、交通費別途支給、内容・日程等要相談)

▼最後に

当法人では今後も継続して下記のような企画を事業として展開していくことを考えております。興味のあるかたは是非、今後ともご支援ください。

 ・地域住民が発起人となり企画した運営の支援

過去にはお茶会やそば打ち体験会など、地域住民の得意分野を披露してもらう場としてつくぼ片山家が会場を提供しています。これからも地域住民のニーズに合った、楽しいイベントを企画していきます。

 ・地域の企業、団体とコラボレーションした「究極の地産地消」をめざした取り組み

過去のイベントでは、地元の企業(造り酒屋さん等)や商工会とコラボレーションした企画を立案しました。地域で生産されている製品等を提供することにより、新たな出会いの場と、地元企業販路拡大を支援します。

<甘酒等の酵母メーカー、マルクラさんによる「甘酒講座」>

<熊屋酒造さんと月見会でコラボ>

 

 ・高齢者支援

 「地域における生きがいづくり」として高齢者の方を対象として企画、イベントを開催していきます。あえて地域の高齢者の方を講師に選任し、業務・趣味で培った知識経験を再び発揮できる場として、当法人が「講師」のお仕事を依頼し、得意分野のお話等をしていただきます。こうしたことにより地域の高齢者に役割と生きがいを提供できる活動を展開していきます。

 ・障がい者支援

 障がい者の就労と社会参加の場を拡大するために、イベント開催の物販等を障がい者支援団体に依頼して、食事等のケータリングや、茶菓の提供等をお願いしています。

子育て支援

子どもたちと保護者の皆さんが参加して楽しめるイベントを企画していきます。お話し会やお餅つき、夏休みの手作り講座などの企画を検討中です。

伝統文化・芸術の普及継承

伝統文化を気軽に楽しんだり、親子で体験するなど、地域で伝統文化・芸術を普及・継承していくためのイベントを企画していきます。

  

最後まで、メッセージをご覧いただきありがとうございました。

今後も地域の住民の方が主人公であるために、みんながハッピーになるしくみづくりを「みんなの縁側」である「つくぼ片山家」から仕掛けていきます。ご支援の程、よろしくお願いいたします。

最新の活動報告

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  • いつもお世話になります。 NPO法人つくぼ片山家プロジェクト事務局です。 &nbsp; この度は当法人が企画するプロジェクト(「能舞台快適化計画」)にご賛同いただき、 多大なご支援をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。 おかげさまで、期限内に目標金額40万円を上回る、多大なるご支援 (ご支援いただいたパトロンさまは36名、支援総額¥575,000) をいただくことができました。本当にありがとございました! うれしいと同時に身の引き締まる思いです。 &nbsp; 当法人のある倉敷市は今般の平成30年7月豪雨災害により大規模な被災を受けたエリアでも あります。当法人の本部である「つくぼ片山家」は被災を免れましたが、当法人の活動に積極的に ご参加いただいた方が被災されるなど、同じ地域に住む者たちとして心が痛みます。 &nbsp; ご支援いただいた浄財は「能舞台快適化計画」に活用させていただき、より快適な環境で 地域社会のために「つくぼ片山家」を活用できるよう尽力させていただきます。 今後とも、ご支援、ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。 &nbsp; NPO法人つくぼ片山家プロジェクト メンバー一同 &nbsp; もっと見る

  • いつもお世話になります。つくぼ片山家プロジェクト事務局です。クラウドファンディングの締め切りが今月末の7月31日まで残すところあと4日となりました。クラウドファンディングで支援を募っている間に発生した西日本豪雨災害。つくぼ片山家は倉敷市内にありますが、被災エリアとは異なるエリアにあり、大きな影響はありませんでした。同じ市内で発生した大災害に同じ市民のひとりとして心を痛め、何かできないか、と悩んだ時期もありました。古民家の「能舞台快適化」のために基金を募っているときなのだろうか? と真剣に考えてこともウソではありません。しかし、被災を受けなかったエリアの市民が「ごく普通」の日常を送ることこそが復興・復旧への近道であり、地域経済を回していくことになるのではないか、と考えています。そして、つくぼ片山家は被災者の皆さんの支援のための前線基地として、また地域社会における心の拠り所なるべく、新たな活動にも取り組んでいこうと考えていますつくぼ片山家は単なる古民家ではなく、地域社会になくてはならな「地域に縁側」として機能していくことが必要であり、そのためには施設の適切な維持管理に必要と思われることは、従来通り継続していことが相応しい姿と考えております。 そして今週末、募金という支援方法で被災地支援を考えている財団さんが片山家を会場として利用していただきます。https://www.facebook.com/events/929535227233278/?ti=icl こうした被災地支援にも、「つくぼ片山家」の能舞台は活用が可能です。これからも我々は地域社会に必要とされる存在としてありつづけるために被災地真備を全力で支援していきます。皆様のご支援を宜しくお願いいたします。 もっと見る

  • いつもお世話になっております。 特定非営利活動法人つくぼ片山家プロジェクトの事務局です。 この度の平成30年7月豪雨災害でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。 この度の大雨災害は当法人の所在する倉敷市真備地区でも大きな被害をもたらしました。当法人の関係者並びに「つくぼ片山家」には被災はありませんでしたが、同じ街で発生した大きな災害に関して、同じ市民として、何か支援ができたらと考えております。 被災に関係して7月16日につくぼ片山家で開催予定であった「オープンハウス」は一部内容を変更して、急遽「茶話会」が開催さました。イベントには、なんと真備町で被災されたメンバーご夫婦が参加してくださり、貴重な被災体験をお聞きする場となりました。生々しいお話は辛いですが、色々な教訓が得られ、本当にありがたかったです。近所の方もたくさん来ていただいて、皆でどんなことができるか、実際に被災された方からお話を聞きながらという非常に意義のある会になりました。 今後、「つくぼ片山家」を活動の拠点として利用し、いろんなかたちでの被災地の長期的な支援をしていきたいと思います。具体的なイベントが決まり次第、法人ホームページ等でお知らせしようと思います。被災地の方々が少しでも平穏な生活に戻ることができるよう、可能な限り支援するためにも、活動拠点となる能舞台の整備費用を捻出することが重要となります。 当法人としても息の長い被災地支援を、倉敷から発信していきたと考えます。今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る

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