皆さま、はじめまして。

大阪の泉佐野市でゲストハウス『Sano-San-Chi』を運営している、

リアイバリュー株式会社の堀口公希です。

たくさんの方々のご協力のもと、漁師さんのお住まいをリノベーションし、

2018年5月にオープンさせたのですが、私はこの場所を拠点に、

地域活性化につながるプロジェクトに取り組みたいと考えています。

最初は半信半疑、縁も所縁もない大阪の地で不安だらけ、たった一人で始めた民泊事業でした。民泊の話をするだけで嫌な顔をされるケースもありましたが、それでも「民泊が地域に役立つこと」を信じて、少しずつ、着実に進めてきました。

民泊に関してイチから手取り足取り教えてくださり、リノベーションまでしてくださった岡山 湯郷温泉かつらぎの尾高さんと阿部さん、これが民泊のプロ!と何度も唸らされた行政書士の先生、安くて美味しい最高の料理を食べさせてくれる地元飲食店のオーナーやスタッフの皆さん、ご近所やたこ焼き屋の親切なおっちゃんおばちゃん、オシャレなカフェのオーナーさん、市長さんや市役所の方、親切な不動産会社の方、ハローワークの皆さんなどなど、たくさんの方に支えられて何とか『Sano-san-chi』が1つカタチになりました。

けれど、ゲストハウスの完成がゴールではなく、スタートです。私が思い描く「民泊が地域に役立つこと」。それは、私たちが手がけたゲストハウスを通して、訪日外国人の方々と地域の人々がふれ合ったり、泉佐野市の残る古き良き昭和の魅力を発信したり、地域交流の場を作る【Sano-San-Chi プロジェクト】を今夏からスタートさせることです。

その費用の一部と、このプロジェクトを一緒に盛り上げる「仲間」を募集しようと、今回クラウドファンディングに挑戦します。

 

●泉佐野市のポテンシャルって?

泉佐野市は、大阪市と和歌山市の中間に位置しています。「佐野浦」と呼ばれる港町があった当時の佐野村の歴史は古く、室町時代には九州や五島列島まで漁にでるほどの大規模な船団があり、江戸時代には廻船業を営む者が現れ、和泉国でも有数の商業都市でした。

1994年の関西国際空港の完成後、しばらくは多くの観光客が訪れていましたが、その後、景気の低迷や地価の下落もあって、かつての賑わいは影を潜め、徐々に空き屋が目立つようになってきていました。

しかし最近、法改正に伴い大阪市内中心部の違法民泊が一斉に減ったこと(現状は競合となるゲストハウスが少ないので大きな伸びしろがあります)、関西圏の都市にはない手つかずの美しい自然や美味しい食があることで、今後、訪日外国人ゲストにも日本人にも見直される可能性が高いと考えています。

実際に、有名ホテル経営者の話や、中国や韓国などのアジア人観光客に聞いてみると、日本の都市の観光に飽きた人たちが、地元ならではの風景が楽しめる奈良・三重や和歌山への観光を検討しているそうです。大阪の下町の雰囲気を残す泉佐野市を拠点にしつつ、都市にはない新しい魅力に出会える旅。ここにしかない街と海と空の風景は、これから大きく飛躍する可能性を秘めています。

下記のようなニュースもあり、今後さらに飛躍する可能性を秘めています。

★大阪「りんくうタウン」に延べ8.2万m2の複合施設、2023年開業★

●ゲストハウス『Sano-San-Chi』

泉佐野市の魅力に惹かれ、私たちが誕生されたのが『Sano-San-Chi』です。漁師の家族が住んでいた一戸建てを改装。訪日外国人ゲスト向けに駐車場を完備した、長期滞在向けのゲストハウスとしてオープンしました。

ここのコンセプトは、こころ安らぐひとときを地域の人々といっしょに創りだす「いまはなき、にほんの日常」。日本人ですら忘れてしまおうとしている習慣、時代の変化とともに失ってしまった風景を感じていただけるような場所にしたいと考えています。

とはいえ、現状のままでは、単なる宿泊施設でしかありません。この場所を活用して、魅力的なヒト・モノ・コトを再発見できないか、地域で生きる人々の普段の暮らしをもっとステキにできないか、そこで動き出したのが、人と人をツナグ【Sano-San-Chi プロジェクト】です。

 

 

↑↑ プロジェクト打合せ、ビジネス合宿所としても活用中。

地元の人と、訪日外国人ゲストをつなぐために。

観光庁が作成している「訪日外国人の消費動向」によると、今後は「日本の日常を体験したい」「地元ならではの日本食を食べたい」「地元ならではの自然・景勝地を観光したい」という意見が増えてきているように感じます。そこで、私たちがつくりあげた地域の方々とのコネクションを活かし、今後も増加する訪日外国人ゲストと地元の人々をつなげ、交流をさらに喚起させます。

そのために、地元ならではのアクティビティ、旬の食べもの、日本ならではの風景をイラストレーションで紹介。こちらを『Sano-San-Chi』のゲストハウスサイトにて公開、定期的に更新していきます。たとえば、街歩きをしながら地元の人しか知らないようなパン屋さんに立ち寄ったり、人気の居酒屋で旬のお魚を食べたりしながら、地域の人と海外からのゲストが交流できる、このゲストハウスを通して、泉佐野市で暮らすような体験をご提供していきます。

 

↑↑ 地元のお店を紹介するイラストレーションの一例

第2、第3の『Sano-San-Chi』ゲストハウスづくりのために。

また、私たちは泉佐野市や泉南エリアで特区民泊の運営代行サービスが可能なオンリーワン企業です。なぜなら、理由は簡単です。私たちが泉佐野市でゲストハウスを立ち上げようとしたとき、この街にはその体制がなく、不動産・施設設備・清掃などの体制をすべてゼロから構築したからです。私たちのノウハウと地域コネクションを最大限活用して、私たちは第2、第3の『Sano-San-Chi』をつくっていきたいと考えています。

★現在すでに『Sano-San-Chi 2号店』新ゲストハウスを設計中です。

さらには、弊社の泉佐野支店長である中国人の顔(エン)さんをはじめ、アジア人コネクションを活かして、和歌山県や奈良県へのツアーコーディネートも将来的には考えています。

 

 ↑↑ リアイバリュー株式会社 泉佐野支店長 顔(エン)さん

 

私たちリアイバリュー株式会社だけではなく、このプロジェクトに賛同していただいている協力会社さんと共に、さまざまな角度から地域活性化を図りたいと考えています。

◎コミュニケーション戦略その他|ライトブランディング株式会社

ツナグ、ということを大切に考えながら、今すぐにどうこうできる問題ではありませんが、将来的には、下記のような課題解決を視野に入れながら、地方の明るい未来につなげていきたいと考えています。

●【観光産業の充実】集客力のあるゲストハウスを拡充、地域全体の価値を高める。

●【アクティビティ企画】再発見した魅力を幅広い人々に紹介する機会を創出。

●【地域産業の創出】活用されていない資産を再利用、人が集まる地域づくり。

●【雇用創出】「働く場」を生みだし、新しい人の流れを創り、泉佐野に貢献。

●【新規事業の開発】地元、地元外の方とのコラボレーションにより新事業を開発。

●【移住】住みやすさ、働きやすさを創り、人口増加によって街の活性化につなげる。

 

泉佐野市の隠れたポテンシャル、【Sano-San-Chi プロジェクト】の可能性は伝わったでしょうか?

泉佐野市、大阪府にゆかりがある人もない人も、皆さまにはぜひ本プロジェクトを応援いただき、「日本のちょっといい日常」を一緒に盛りあげていく仲間になっていただきたく、下記のようなリターンを準備させていただきました。

長くなってしまいましたが、こちらが【Sano-San-Chi プロジェクト】の全貌です。

私たちは、民泊を中心にしたさまざまな活動によって、ここに住む地域の人も訪れる旅行客もさらに楽しめる場所にしたい、ひいては泉佐野市を元気にしたいと考えています。とはいえ、私たちが提供できるのはあくまで「キッカケ」でしかありません。皆さまに参加していただくこと、思いっきり楽しんでいただくことこそが、数年後、数十年後の泉佐野市の輝かしい未来につながります。

ぜひ私たちと一緒に【Sano-San-Chi プロジェクト】、そして泉佐野市を盛り上げてください。皆さんのご支援をお待ちしております!

  • 2018/07/18 09:11

    7月はじめにゲストハウス「Sano-San-Chi」で撮影しました。 他にもさまざまな方にお手伝いいただいているのですが、このタイミングで予定が合い集まっていただいたプロジェクトメンバーをご紹介させていただきます。 上の写真の左から、岡山 湯郷温泉かつらぎの尾高さん、ライトブランディングの...

  • 2018/07/13 10:42

    先日、活動レポートにアップさせていただきました通り、6月30日(土)にコワーキングスペース「Co-Labo'S(コラボス)」にて民泊セミナーを実施させていただきました。 そして次の日の7月1日(日)には、大阪府特区民泊の許可を取得している私たちのゲストハウス「Sano-San-Chi」の内覧...

  • 2018/07/10 11:19

    日本の玄関口、関西国際空港隣接の「りんくうタウン駅ビル」内にあるシェアオフィス・スペース【Co-Labo’S】にて民泊に関するセミナーを実施しました。 大阪府泉佐野市の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本柱として、雇用の拡大と交流人口のさらなる増加を目的にオープンしたコワーキングスペース...

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