▼ご挨拶

はじめまして!岡山県西粟倉(にしあわくら)村に住む今村基千(いまむら もとゆき)と申します。このページをご覧いただきましてありがとうございます!今回のプロジェクトでは、新しい観光グルメ列車「チーズエクスプレス」をはじめるに至った経緯をお話しつつ、「チーズエクスプレス」の楽しみ方を中心にご紹介していきたいと思います。どうぞ最後までお付き合いのほど宜しくお願い致します!

 ▼智頭(ちず)線のご紹介

松葉ガニ、牡蠣、海老など海の幸にめぐまれた鳥取には、もうひとつの顔があることをご存知でしょうか?それは日本で有数のヒノキとスギの産地である「森の鳥取」。その中心にあるのが智頭杉の産地として有名な智頭町。

瀬戸内海の兵庫県上郡(かみごおり)町からその鳥取県智頭町まで走るローカル鉄道が智頭線。単線で、森の中を抜けて走ります。運行会社は第3セクターの智頭急行。一両列車で天然アユの里である千代川を走り、スギとヒノキが織りなす深緑のキャンパスを眺めながら風景を楽しめるローカル線です。

 

 

▼プロジェクトを立てたきっかけ

きっかけは2015年、西粟倉村の木工会社に現在当プロジェクトのサポート役を務める小森が国産ヒノキでつくるチーズプレス機の作成を依頼したことから。2017年に西粟倉村での観光事業を考えていた小森と出会った私は、日本海、瀬戸内海、山の幸のある三県(鳥取、兵庫、岡山)を走る地域性から、グルメ観光列車として智頭線を生かすアイデアを発案。自ら岡山に移住し、西日本で最もチーズ工房が多い岡山県という地理的利点と、智頭線の名にちなんでチーズを使った列車をはじめるチャレンジをはじめました。今年8月にモニター列車を成功、現在第一便への準備が進んでいます。

 

 

▼地域の魅力

この路線はかつて鳥取から山を越えて瀬戸内海にいたる智頭街道として栄えた道と重なります。現在も智頭駅、大原駅、平福駅には古い街道の建造物が残り地域の誇りとなっています。

兵庫側には、アユで有名な千種川、宿泊できる天文台、地域の昆虫博物館があったり。さらに岡山を通るころには映画になったゲストハウスや、東京でも十分やっていけそうな「食堂」があって、森の音を楽器にする楽器職人、鹿皮の商品を作る革職人、木工テーブルウエアの木工職人、ヒノキで作る家具職人がいる。さらに鳥取県に入れば日本唯一の野生酵母のビール醸造所に、みんな大好き山菜料理の古民家がある。その先には鳥取民芸の流れをくむ窯もある。

つまり深く掘る面白さのある土地と、人々。

 

▼智頭(ちず)線の抱える課題

おいしいものや面白いものがいろいろあるのに、これまでは鳥取に向かうJR特急にそのまま通り過ぎられていたのが智頭線。高齢化率が高い過疎地域では車の運転をしない人の交通インフラの存続は欠かせません。コスト高から鉄道廃線→路線バスへの切り替えが全国で進む今、現在も残るローカル鉄道の存在はきわめて貴重です。この鉄道の魅力を観光事業に活用していきたい。

▼チーズエクスプレスのコンセプトつくり

日本のグルメ列車って、なんだかかつての旅館に似たイメージが私にはありました。まとめて作り置きした旅館の夕食のようなものが箱に入ってでてくる。すいません。

そんなイメージを抱えつつコンセプトつくりを始めました。なにより大事なのは「きちんと当たり前に、かけるべき手間をかけること」。そして「地域の食材の良さを生かすこと」。これ以外にわざわざ列車で料理をだす意味はない。

それをもとにできてきた具体的な柱は3つ。

①無添加。おいしいものを出したいから当たり前。でも準備は面倒になる。

②地域の食材。これも当たり前。地域のおいしい食材があるからこそのグルメ列車。さらに「地域食材」を数値に落としこむために「沿線ローカル自給率」という考えを取り入れました。できあがった料理を重量で、沿線のものか、それ以外かに分けて地域の食材を使った率を出す。これが毎号90%以上になる目標を課す。

③郷土料理。イタリアの海辺の町にいったら、ゲストハウスのママンのつくる魚介のパスタが食べたい。仏アルザスにいったら、山のチーズと硬い黒パンに赤ワインだけできっと最高にたのしい。アラスカに行ったら、、、ペルーに行ったら、、、答えは皆さんの想像のテーブルの風景にみえませんか?だから旅は楽しい。

つまり智頭線に乗ったら地元の郷土料理を食べてもらいたい。飾らずそのままだしていきたい。もし私なら、それが旅先で食べたいものです。

 

▼今回の取組
多くの人にこのチーズのグルメ列車をきっかけに、私たちが面白いと思った智頭線を知ってもらいたい。そして多くの人が、「鳥取に行くなら、智頭線にも乗ってみたい!」と思える旅のスパイスになりたい。リターンにもあるように、駅弁のない智頭線の駅弁開発や地域の魅力を詰め込んだ新しい商品つくりに取り組みます。これから東京や大阪で智頭線を知っていただくためのイベントも企画してます。智頭線を地域の観光を刺激するツールとして活用できたら、ほかの地域の人でも応用できる解が見つかるような気がしています。

 

▼イベント日程(予定)

【夏列車】2018年09月16日(日)11:00発 上郡駅~智頭駅

【秋列車】2018年10月20日(土)11:00発 上郡駅~智頭駅

【冬列車】2018年12月15日(土)11:00発 上郡駅~智頭駅

 https://www.cheese-express.info/

 

 

▼リターンについて

今回はご支援いただいた皆様へのお礼として、各種リターンを設定しています!

東京の方にも楽しんでいただけるリターンも含まれてます。どうぞよろしくお願いします。

※今プロジェクトは到達率にかかわらず各リターンは実施されます。

 

◎列車の気分を味わうギフトグッズ(3,000円コース〜) 

⇒ ご自宅に送付。

① オリジナルロゴコースター、

② オリジナルロゴデザートスプーン、

③ 2018夏列車特製箱入りレシピブック、が

④ オリジナルロゴ巾着袋(17cm x 25cm サイズ) に入って到着します。

⑤ チーズエクスプレスのコラボ商品開発フェイスブックページへのご招待

地域の特色を活かした商品、例えば食の加工品、おもちゃ、うつわ、カトラリーなど幅広いコラボレーションの内部報告ページに参加いただけます。開発予定期間は2018/10-2019/3。(内部グループページにご参加いただくにはご自分のフェイスブックアカウントが必要です)。

 

◎ 智頭線オリジナル駅弁をたべよう!【東京】(3,000円コース〜)

⇒ 都内披露会にて完成した駅弁をお渡し。ご支援者様一人につき一つ。

※キャンプファイヤー限定完成披露会は2019年春を予定してます。日時未定。

※チケットは当日配布会でのみご利用いただけます。

※チケットは譲渡可能です。 

 

◎智頭線オリジナル駅弁をつくろう!【東京】(4,500円コース〜) 

⇒ WEB、開発試食会議(都内)にご参加、完成した駅弁は披露会にてお渡し!

①駅弁開発フェイスブックページへのご招待

②駅弁開発試食会議参加チケット 

③完成オリジナル駅弁(都内披露会にてお渡し)  

※キャンプファイヤー限定試食会は2018年11月の週末の一日を予定してます。世田谷区内の施設です。参加チケットの譲渡可能。 

※キャンプファイヤー限定完成披露会は2019年春を予定してます。日時未定。

※完成オリジナル駅弁は当日披露会でお一人一つお渡しいたします。権利譲渡可能。

※内部グループページに入るにはご自分のフェイスブックアカウントが必要です。開発予定期間 は2018/10-2019/3。
 

◎ 智頭線オリジナル駅弁をたべよう!【大阪】(3,000円コース〜) 

大阪市内披露会にて完成した駅弁をお渡し。ご支援者様一人につき一つ。

※キャンプファイヤー限定完成披露会は2019年春を予定してます。日時未定。

※チケットは当日配布会でのみご利用いただけます。

※チケットは譲渡可能です。 

 

◎智頭線オリジナル駅弁をつくろう!【大阪】(4,500円コース〜) 

⇒ WEB, 開発試食会議(大阪市内)にご参加、完成した駅弁は披露会にてお渡し!

①駅弁開発フェイスブックページへのご招待

②駅弁開発試食会議参加チケット 

③完成オリジナル駅弁(都内披露会にてお渡し)  

※キャンプファイヤー限定試食会は2018年11月の週末の一日を予定してます。大阪市内の施設です。参加チケットの譲渡可能。 

※キャンプファイヤー限定完成披露会は2019年春を予定してます。日時未定。

※完成オリジナル駅弁は当日披露会でお一人一つお渡しいたします。権利譲渡可能。

※内部グループページに入るにはご自分のフェイスブックアカウントが必要です。開発予定期間 は2018/10-2019/3。

 

「海の駅弁」のイメージ。

 

 

▼資金の使い道

ご支援いただいた資金については、以下の用途に活用させていただきます。

①オリジナル駅弁の開発に。

智頭線にはまだ駅弁がないので、地域の食を活かした「チーズ線の駅弁」を開発していきます。ジビエなどの山の幸から日本海、瀬戸内海の海の幸まで、レシピ開発のための活用させていただきます。

②地域の生産者とのコラボレーションに。

今後地域の特色を活かした商品、例えば食の加工品、おもちゃ、うつわ、カトラリーなど幅広いコラボレーションを企画予定です。商品開発のための活用させていただきます。

③列車用厨房設備費に。

レストラン列車には温度管理設備、冷蔵運搬設備などが必要です。今後も年間を通じて安全においしい料理を車内で出し続けるために列車用の厨房設備に活用させていただきます。

 


▼今村基千プロフィール

”映画とラグビーの街”東京調布市出身。元ラガーマン。フレンチから料理の世界に入りビールとラグビーが好きすぎてアイルランドへ一年。「ラグビーの国アイルランド」で草ラグビーチームに入り本場の屈強なラグビー好きの仲間と週末にプレーしてました。帰国後は東京のベルギービール専門店店長を経て2018年6月に西粟倉村に移住。森と食の新しい関係を探っていきます。(一社)チーズ観光協会所属。西粟倉燻製学校講師。

 

 ▼最後に

今回のプロジェクトは、シャレのように見えるとおもいますが根っこにあるコンセプトは”そこにしかない地域の魅力を見つけて伝えるメディアとして列車”をつくりたいという思いがあります。これからは、多くの人の手が必要なプロジェクトも始まります。長文となりましたが最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。

路線名を変えない限り他では真似できない日本で唯一の「チーズ線」!そこで走りはじめるチーズエクスプレスを今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

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