自己紹介
長崎県にある活水学院(大学・高校・中学)は、アメリカ人のエリザベス・ラッセル宣教師が1879年に創立した、私立のプロテスタント系ミッションスクールです。
「活水」という校名は、新約聖書に収められているヨハネによる福音書4章14節の「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」に由来しています。
その中でも中学と高校は中高一貫校として日々共に勉強と部活に励んでいます。私たち吹奏楽部には中学生6名、高校生49名の計55名が在籍していますが、他の全国バンドに比べて人数が少ないため、中学生も高校生と一緒にコンクールや地域イベントに出演しています。
私たち吹奏楽部は、音楽を通じて一つになった仲間たちです。毎日の練習では、音色を磨き、心を通わせ、そして、私たちの音楽で笑顔と勇気を与えられるよう全力を尽くしています。
私たちの夢の舞台
創部10年目を迎え、おかげさまで今年度も10月に宇都宮市で行われました全日本吹奏楽コンクールに出場いたしましたが、例年の大会会場である名古屋国際会議場から宇都宮市文化会館に変わったことから、予想を超える遠征費用となりました。
そして11月17日(日)に大阪城ホールで行われる全日本マーチングコンテストにも出場いたします。
特に全日本マーチングコンテストへの出場は今年度で7回目となり、先輩たちが築いた伝統を約9,000人のお客様の前で「九州代表、活水中学校・高等学校」とアナウンスされることは大変誇りに感じています。この大会遠征は、私たちにとって単なるイベントではありません。これまでの努力を発表し、他校の仲間と切磋琢磨する大切なチャンスです。私たちの音楽が響き渡るその瞬間、観客の皆様と心が一つになることを想像するだけで、胸が高鳴ります。しかし、今年の大阪遠征に向けた道のりは、私たちにとって大きな壁となっています。
プロジェクトで実現したいこと
私たちは目標金額200万円を設定しました。この資金で、私たちの熱い想いが込められた「全日本マーチングコンテスト金賞受賞」を実現したいと考えています。皆様からの支援は生徒たちの活力になり、応援してくださる皆様のためにも、より一層頑張ろうという気持ちになります。近年の物価高騰や全日本吹奏楽コンクールの遠征費が昨年よりも大幅に上昇したこともあり、全日本マーチングコンテスト遠征費も各家庭のみの負担ではかなり困難な状況となっています。
どうかこの実情をご理解いただき、生徒たちが九州代表として大阪城ホールという夢の舞台で演奏演技するために、全国の皆様からのご支援をいただければ幸いです。
支援金の使い道
集めた支援金《200万円》は、全額を生徒交通費の補助として使用させていただきます。(航空費、貸切バス代等)
なお、目標額を上回った場合、さらに別途かかるプロジェクトの運営費(楽器運搬費や練習会場代等)、今回の全日本マーチングコンテスト遠征にかかる費用に充当させていただきます。
リターンについて
①A4クリアファイル(2枚セット)
②缶バッジ(2個セット)
③手ぬぐい
④フェイスタオル(白)
⑤エコバッグ
⑥定期演奏会入場券(自由席)
※12月上旬ごろ、メールアドレス宛に電子チケットをお送りいたします。
⑦Tシャツ
⑧マグカップ&お茶
⑨フェイスタオル(赤)
⑩全日本マーチングコンテストDVD(活水中学校・高等学校吹奏楽部)
⑪サンクスコンサートご招待
⑫依頼演奏
⑬画像掲載(活水学院吹奏楽団HP)
⑭オリジナル音源製作15秒(企業様TVCM等向け)
⑮オリジナル音源製作30秒(企業様TVCM等向け)
⑯応援3,000円コース(返礼品なしプラン)
⑰応援5,000円コース(返礼品なしプラン)
⑱応援10,000円コース(返礼品なしプラン)
⑲応援30,000円コース(返礼品なしプラン)
⑳応援50,000円コース(返礼品なしプラン)
㉑定期演奏会幕前コンサート出演(活水吹奏楽部保護者限定プラン)
スケジュール
11月1日(金) 本プロジェクト立ち上げ
11月15日(金) 大阪市へ出発・和歌山県で練習
11月16日(土) 京都府で練習
11月17日(日) 全日本マーチングコンテスト出場
11月30日(土) クラウドファンディング終了
1月~2月 順次リターン発送(定期演奏会入場券は12月上旬予定)
顧問杉町たまみより
生徒たちは何度も練習を重ね、汗を流し、時には苦しい瞬間も経験しました。しかし、そのすべてが彼女たちを強くし、団結しました!大阪城ホールのステージに立つその瞬間を夢見て…
一人ひとりの音色や動きが、チーム全体のパフォーマンスを引きたてることでしょう。55人が全力で演奏し、演技し、最高の瞬間を披露する場をたくさんの方に見ていただきたいと思っています。
そのためにも多くの方々に御支援をいただきたく存じます。
何事にもひたむきに頑張る中高生にどうぞ沢山の応援をよろしくお願いいたします!
最後に
生徒は過去の先輩たちが達成した「全日本マーチングコンテスト金賞受賞」に向けて、自分たちで練習計画を立て日々頑張っています。どうか皆様の温かいご支援をお願いいたします!
金賞受賞!応援ありがとうございました! ※11月22日更新
11月17日(日)に大阪城ホールで開催されました、第37回全日本マーチングコンテスト高等学校以上の部に出場し、金賞を受賞しました。
これまでたくさんの応援とご支援ありがとうございました!
クラウドファンディング最終日まで引き続きよろしくお願いします。
最新の活動報告
もっと見る全日本マーチングコンテスト金賞受賞インタビュー
2024/12/23 12:4211月17日(日)大阪城ホールで行われた第37回全日本マーチングコンテストで吹奏楽部が、見事、4度目の金賞を受賞しました。全国の支部大会を勝ち抜いてきた36校が参加し、金賞は13校。そのなかでも多くの強豪校が81名でバンドを編成するなか、活水は53名という少人数での編成。金賞受賞に至るまで、どんなストーリーがあったのでしょうか?! マーチングリーダーの峰さんと副部長の宮﨑さんにお話を聞いてみました。Q1.金賞を受賞できた1番の要因は何だと思いますか?峰さん まず、演奏のクオリティを高めたことだと思います。最優先の練習として、演奏に力を入れました。今回、練習にあたり、過去の先輩方の動画を何度も何度も見返したんです。そこで気づいたことがありました。金賞のときは、演奏を練習でしっかり合わせたんだなあってわかるんです。それと、大阪城ホールって、めちゃくちゃ広くて音が届かない。だから、とにかく「吹けー」みたいな感じになってしまうんですけど、今年は、音量は出すけど、とにかく「いい音、いい音」って演奏前に何回も確認しました。マーチングの審査員も、吹奏楽コンクール(吹コン)と同じで、人は違うけどプロの演奏家の人たちなので、演奏がいいと評価も上がる。だから、演奏の練習も吹コンのように、すごく細かく章ごとに分けて、セクション練習を何回も行い、全体の曲合わせは顧問の杉町先生に指導していただきました。宮﨑さん 練習内容もすごく効率的だったよね。峰さん 練習内容はめっちゃ考えました。例年と違って、学校にいる放課後は外での演技練習はほとんどやっていない。外で動きの練習をしても、結局、正確なポイントが取れないので、実際に体育館でしたときにずれが生じるかもって…。学校ではせっかく時間があるんだから演奏の練習をして、動きに関しては基礎練習を繰り返ししました。そして、全体の動きは体育館が取れたときにしっかりするって感じです。Q2.例年以上に演奏に力を入れたということですが、何か工夫したことはありますか?峰さん 2年前に金賞を受賞した演奏を、練習する前に何度も聞きました。本当に数えきれないくらい。そして、自分たちの演奏と聞き比べて近づけていく。その作業を繰り返していく…。それでも、個々の技術は一昨年ほどではない。どんなに真似してもそこは越えられない。だから、“自分たちらしさ”も大切にしました。そうしないと絶対に金賞は取れない。そこで、どうしたらいいかみんなですごく考えました。そして、いきついたのが“表現”です。特にバラードの表現はみんなでめっちゃ考えました。でも、それに気づいたのが遅くて…九州大会の直前。本当に前日だったよね。宮﨑さん うん。蝶々夫人のバラードの部分の表現をガラッと変えたんです。九州大会前日の夜に、ホテルで、音量に変化をつけて、からだを使いながら感情をのせて表現する。スカードリーダー(最小グループのリーダー)全員でやってみて、メンバーにラインで動画を送ったんです。“めっちゃアホな人たち”みたいになってたんですけど、「これマネしてください!」って(笑)。峰さん 本当に最後の最後まで。翌朝、バスの中でみんなでポイントを確認して、実際に会場に着いてから演奏してみて、杉町先生に整えてもらって、即本番って感じでした(笑)。Q3.峰さんがマーチングリーダーとして心掛けたことは何ですか?峰さん 練習は新年度から始めたんですけど、マーチング経験者が少なかったので、練習内容や練習方法も一から考えました。まずは、歩き方。姿勢を正して、膝を伸ばす。歩き方のローリングを良くする。みんなつま先が低いのでそこを高くすることを常に意識するように伝えました。とにかく基礎練習を徹底的に行いました。宮﨑さん 今回の大会では、足の動きがよくそろっていることを高く評価してもらったのですが、それは基本をちゃんとやっていたからだと思います。峰さん 今年のチームは、高校1年生が23名と多いこともあって、本当に何度も何度も基礎練習を繰り返しました。それと、初心者だとマーチングが嫌になる子が多い。「どうしたら楽しくなるのかな」って…、そこはずっと考えていました。私自身のモットーは「明るく、楽しく!」で、自分が声を出して、誰よりも明るくいる。私にとっては、それが一番難しかったかな。まあ、いつもこんな感じではあるんですけど…(笑)。宮﨑さん マーチングリーダーって、みんなに指摘する立場なので、どうしても厳しくて怖い。でも、和香奈は本当にやさしい言い方しかしないので、正直、これでいいのかなって心配することもあったんですけど、結果、よかったんで、よかったんですよね(笑)。峰さん 私も「これじゃやばいよね。もう少しまじめなキャラでいかなきゃ」って思ったんですけど、3年生のみんなが、「和香奈はそれでいいんだよー」って言ってくれたので…。3年生たちにも、後輩ができないときは突き放すんじゃなくて丁寧に説明するようにお願いしました。「ここができていないから、こういうふうにして、こんな練習してね」と言ってから、実際に自分たちもいっしょにやってみる。そして、何かいい動きができたら絶対にほめる。「いいじゃーん、それー!」みたいな感じ(笑)。宮﨑さん そうしたら、後輩たちも楽しくなってもう一回できたりするんです(笑)。また、できなくなったりするんですけど…。「1年生がやりやすいように!やりやすいように!」。これが、今年のモットー、3年生のモットーだったんです。だから、みんな絶対意識していたと思います。私自身もやりやすくて、雰囲気もよかったと思います。みんなも楽しくできたんじゃないかな。Q4.一番大変だったことは何ですか?峰さん 3年生が少なかったことです。マーチングリーダーは例年だと2,3人いるんですが、今年は私一人だったんです。また、外部からの指導者も今年はあまり来てもらえなくて、本当に、いろいろな人に助けてもらいました。宮﨑さん 吹奏楽部事務の江口さんの存在は、めちゃくちゃ大きかったよね。マーチングの演技全体を見てくれて、いつも的確なアドバイスをしてくれるんです。峰さん 練習内容も、まず、自分で考えて、江口さんに相談してみる。そうしたら、「こうしてみたらとか、こうしたほうがいいから、こんな練習してみたら」みたいに、どんな練習をすればいいかも具体的に教えてくれました。全体に自分が説明する際に、自分がした説明がみんなに伝わったかどうかも、その都度、確認するようにしていました。私は、言いたいことを的確に言葉に直して表現することが苦手なんで…。宮﨑さん 和香奈は、擬音語が多くて、「ここはバーンって感じなんだけど、みんなの演技はフーンって感じ」みたいな…(笑)。峰さん そうなんですよね。「ここはピーとして、シューとして、閉じるときはドーンって感じ、でも、音は立てない」みたいな説明で、その後、一応、下級生に聞いてみるんですけど、意外と伝わってたみたいで「今のすごくわかりやすかったですー」って(笑)。Q5.1年間、こんなに創意工夫を凝らしながら練習してきて、全国大会で金賞を受賞されたときは、喜びもひとしおだったんじゃないですか?峰さん うち、やばいよね。宮﨑さん ライブ配信で、その時の様子が映されていたんですけど…やばいです(笑)。ちょうど2人で前に移動しているときに発表されたんですけど、前に着いてから発表されると思っていたら、いきなり「活水中学校・高等学校、ゴールド金賞!」って言われて、そのときの和香奈の顔が本当やばくて…。峰さん それはー…私たちの前の高校が常連校で、その高校が銀賞って発表されて、びっくりして、自分たちは絶対に金賞ないと思っていたら、突然、発表されて…。宮﨑さん 「ええ~!」というより、「うえ~!!!!」って感じで大声出して、目玉飛び出すみたいな…。峰さん こっちに活水の子たちがいて、みんな「キャ―ッ」みたいな、みんなで泣いてて、私たちは泣くタイミングを失っちゃって…、紀ちゃんは冷静だったんですけど(笑)。それで、表彰状をもらうじゃないですか、えっ、礼するっけって…?宮﨑さん いや、戻る?戻る?…あっ!礼するの忘れた!みたいな、楽しかったよね(笑)。峰さん うん。でも、あとからみんなで集まって写真を撮るときにジーンときて、みんなは笑顔なのに、私ひとり号泣みたいな。真ん中でひとり泣いてました。いろいろあったけど、みんなと一緒にここまでこられて、本当によかったなって。インタビュアー活水中学校・高等学校教諭 古田雄介 もっと見る
マーチングリーダーより
2024/11/27 13:56今回の大会では目標としていたゴールド金賞を受賞し、本番では今までで1番の演奏演技を披露することが出来ました!クラウドファンディングをして下さった皆様に良い報告をできた事を嬉しく思います!沢山の応援メッセージとご支援本当にありがとうございました! もっと見る
支援者様応援メッセージ Vol.6
2024/11/20 11:21活水ブラスとは長い付き合いになります。初めて聞かせていただいた時のサウンドの格好よさは今でも鮮明に覚えています。人数が少なくても変わることない、格好よい活水サウンドが大好きです!日本中でこの素敵なサウンドが鳴り響き続けることをお祈りしております!古本大志 様 もっと見る
コメント
もっと見る