新婚旅行で7年以上世界を旅した夫婦が、ジョージア(グルジア)のトビリシに、『コーカサス初!日本人オーナーによる日本人宿』をオープンします!老若男女問わずさまざまな層の方が、安心・快適にリラックスして滞在できる空間を提供します。いつでも戻ってきたくなる、第2の我が家のような宿を作りたいと思っています。

プロジェクト本文

▼はじめにご挨拶

こんにちは!そして、はじめまして。
私たちはジョージア(グルジア)の首都トビリシで、ゲストハウス「nicotalishvili(ニコタリシュヴィリ)」を立ち上げ準備中の夫婦、妻 nico(ニコ)と夫 Tally(タリー)と申します。数ある中から私たちのプロジェクトに目を留めていただき、どうもありがとうございます。こちらで出会えたこと、とてもうれしく思います。

私たちは2010年の初夏に結婚し、ハネムーンで世界旅をスタートしました。7年半で一緒に旅した国は56カ国。気に入った場所に長期滞在し、現地に溶け込み「暮らすように旅する」スタイルを続け、今年で8年目を迎えました。二人でこのジョージアに来たのは2015年。元々この国が大好きだった夫の影響も受け、二人揃ってジョージアの魅力にぐいぐいと引き込まれてしまいました。それ以降、トビリシを基点に中央アジアやヨーロッパなど近隣諸国への旅を今年の春まで続けてきましたが、私たちの愛するジョージアの首都トビリシで、自分たちができる最善の行動を考えた結果、ゲストハウスをオープンすることにいたしました。

 

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①ジョージア(グルジア)とは

②プロジェクトをやろうと思った理由

③このプロジェクトで実現したいこと

④ゲストハウス「nicotalishvili」の特長

⑤資金の使い道

⑥ご支援いただいた方へのお礼のリターンについて

⑦ジョージア(グルジア)の魅力  

⑧最後にご挨拶

⑨私たちのプロフィール

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▼ジョージア(グルジア)とは

ジョージアは「コーカサス」と呼ばれる黒海とカスピ海に挟まれた地域にある国で、北は大コーカサス(カフカス)山脈を挟んでロシアと接し、東はアゼルバイジャン、南はアルメニアおよびトルコと国境を接し、西は黒海に面しています。自然豊かで山がちな土地であるものの、国土の大半は温暖な気候で四季の変化にも富んでいます。新鮮な素材を活かした食文化が豊かで、独自製法によるワインの生産も非常に盛んです。特にワインに関しては8,000年以上の歴史を誇ります。

主要民族であるカルトヴェリ人は、古く紀元前からこの土地で暮らし始めました。公用語はカルトヴェリ語族のジョージア(グルジア)語で、丸々とした形が特徴的な独自の文字をもちます。主な宗教はキリスト教(グルジア正教)であり、アルメニアに続いて世界で2番目にキリスト教を国教と定めました。

一方、その地政学的な重要性がゆえに、長い歴史の中で古代ギリシャ、ローマ帝国、ペルシャ、アラブ、モンゴル、オスマン・トルコ、ロシアなど、歴代の大国による侵略を繰り返し受けてきました。その結果、ジョージア人は自身の文化を守りながらも東西南北のさまざまな文化の影響を受け、非常に個性的でエキゾチックな文化に昇華させました。現代でもコーカサス随一の多民族国家として、アジアとヨーロッパの間で「文明の十字路」を体現したような、大きな魅力にあふれた国であります。

現在の首都トビリシが位置する東部のカルトゥリ地方は、政治・文化の中心として古代から栄えてきました。街全体が世界遺産に登録されている古都ムツヘタには、初期キリスト教ゆかりの建造物が数多く残されています。最東部のカヘティ地方はワインの産地として名高く、ナイーブアートで有名な画家ピロスマニもこの地方で誕生しました。西部山岳エリアのゼモ・スヴァネティ地方も世界遺産登録され、「復讐の塔」と呼ばれる塔が林立し、中世さながらの景観を見ることができます。また、イメレティ地方にある第二の都市クタイシ郊外には世界遺産のゲラティ修道院、そして幻想的で巨大な鍾乳洞もあります。その他にも美しい湖沼地帯が広がるサムツヘ・ジャヴァヘティ地方、リゾート地として古くから愛されている黒海沿岸のバトゥミなど、自然豊かで多様な観光資源に恵まれており、年間600万人以上が訪れる観光大国であります。


▼プロジェクトをやろうと思った理由

昨今パキスタンの治安情勢の懸念から、陸路移動でユーラシア横断を目指す長期旅行の主要ルートとして中央アジア・コーカサスが脚光を浴びています。この地を訪れた多くの人々がジョージアに魅了され、この国の魅力をさらに他の人々へと語り継ぎ、旅行者の間で非常に人気の高い国であります。日本では栃ノ心の大関昇進というニュースが話題になったり、さまざまなメディアで取り上げられることも増え、「注目したい国ナンバーワン!」と言っても過言ではないほど知名度が高まり、日本からの観光客も増えつつあります。

トビリシには供給過剰なほどホステルがありますが、実は安心して泊まれるオススメの安宿はそれほど多くはありません。その理由として、外国人へのビザが緩和され、観光目的以外でのさまざまな理由の訪問者の増加による、宿の雰囲気や治安の悪化が挙げられます。入国・滞在の条件が比較的緩いことに注目した人が押し寄せ、中心地にある低価格帯のホステルには旅行者以外の長期宿泊者が蔓延っています。彼らは深夜にかかわらずドミトリーやリビングで騒いだり、女性客にセクハラをしたり、一気に雰囲気や治安が悪化しています。宿内での盗難も多発しており、聞く限りでも2017年だけで4、5件の盗難事件が発生しています。今年に入ってからも被害者からの生の声を数件聞いたり、私たちが滞在していたホステルでも2件起こりました。客同士でリスペクトせずに我が物顔に振る舞うマナーの悪い人も多く、安心・快適から程遠いホステルが多いのがこの街の現状です。「前回泊まった時は良かったのに、今回は最悪だった」という言葉もよく耳にします。以前は旅行者ばかりで雰囲気が良かったのに、マナーの悪い観光目的以外の長期宿泊者たち(しかも芋づる式で増えていく)により、一気に澱んだ雰囲気になってしまうのです。立地・価格・設備は良いのに、宿泊客の善し悪しで左右されてしまう宿が多く、非常に残念でなりません。居心地の良い宿を探すために転々としている旅行者も少なくありません。私たちも同様で、トビリシに長期滞在している中でいくつものホステルに宿泊した経験がありますが、前述の理由で安定して居心地の良い宿にめぐり合うことが非常に困難でした。

一方トビリシに限らず、コーカサス諸国に「日本人経営者による日本人向けの宿」は、まだひとつもありません。「ジョージアに長く関わっている方が日本人向けの宿をオープンしてくれたら、旅行者はどんなに助かるだろう」と安心・快適な宿の必要性を切実に願い、長年住んでいらっしゃる方に相談させていただきました。先達は「旅行経験豊富な、あなたたちが始めたほうがいい」と私たちの背中を押してくださり、それがきっかけと原動力になり「『安心・快適な宿』を自分たちで作ろう!」と一念発起することにいたしました。私たち夫婦が長年旅で培った経験を活かし、この街を訪れた皆さまのお役に立てたらどんなに幸せなんだろう。常に宿泊者の立場で考え、居心地の良い理想に近い宿を作っていきたいと思いました。

その後、私たちは毎日試行錯誤を重ね、諦めかけたことも数え切れないほどありましたが、「ジョージアをこんなにも愛している自分たちがやらずに誰がやるんだ!」と熱い想いを胸に奮い立たせ、努力を続けてきました。そして条件を満たす物件が無事に決まり、やっとここまで辿り着くことができました。


▼このプロジェクトで実現したいこと

日本人による(経営)、日本人のための(客)、安心・快適に過ごせる宿

「このホステル過剰のトビリシで、日本人限定にしたら経営がなりたたない」と、何人もの方々から心配されアドバイスをいただきました。それでも私たちは【日本人限定】という部分にこだわりたいのです。他の国の方々も受け入れることにより、他のホステルと同じ状況に陥る可能性を懸念しているからです。私たちが宿をオープンしたいと思ったきっかけである、「日本人のために、安心・快適に過ごせる宿」を作りたいと思っています。

基本的なターゲットは自分たちのような倹約をしたい長期旅行者ですが、短期旅行者もビジネスマンも、初めての方もリピーターも、どんな属性の方でも安心・快適に宿泊できる場所を提供したいと考えています。情報収集する時間もなく初めて来た方にとって、観光や移動についてのアドバイスを日本語で受けられるのはとても安心だと思います。コーカサス諸国のいろいろな場所を自分たちの足で周り、体験して得た「生きた情報」や「お得な生活情報」などをアドバイスいたします。トビリシを訪れる人たちに、安心して泊まれる場所を提供し、ジョージアの魅力をお伝えしたいと思います。

ジョージアの首都トビリシは、アゼルバイジャンの首都バクー、アルメニアの首都イェレヴァンからもアクセスしやすく、コーカサス諸国の中でハブとなる非常に重要な都市です。乗り継ぎのために数泊しか滞在しない方も多いですが、魅力がぎゅっと凝縮されたこの街を、足早に駆け抜けてしまうのはあまりにももったいない。さまざまな文化がミックスされた異国情緒漂う街並みはとても味わい深く、また中心地から少し足を伸ばせば自然にも囲まれています。旅の荷物と一緒に肩の力を抜き、この街の雰囲気や自然での寛ぎなど五感で楽しみましょう。そして、大らかで明るい人々に触れてこそ、ジョージアの真の魅力が感じられるはずです。地元の人々や旅行者との交流、そんな出会いの拠点となる場所、ゲストハウス「nicotalishvili」を今冬オープン(予定)いたします!

当ゲストハウス「nicotalishvili」の屋号は、私たちのニックネームである「nico」と「Tally」、そしてジョージアのファミリーネームで最も多い「ーshvili」を組み合わせて考案しました。【nicoとTallyの家】というイメージです。ロゴマークの私たちの頭上に、ジョージアの国民食である「ハチャプリ」と「ヒンカリ」をかわいく載せてみました。日本とジョージアのフラッグカラーである赤と白を用い、両国間の国際交流もさらに深い繋がりを築けるようにとの願いを込めました。


▼ゲストハウス「nicotalishvili」の特長

当ゲストハウスは、トビリシ市内で最も便利なエリアにあります。国内・国際列車が発着する鉄道駅、市内観光に便利なメトロ駅、空港や各地に向かうバスターミナルから徒歩5分。中央バザールの真横に位置し、日本人旅行者に人気のジョージア料理居酒屋の「チュリ」も350m、徒歩5分以内です。何をするにも便利で、旅行者にも長期滞在者にも最高の立地となっております。

朝は隣りのバザールから活気あふれる朝市の賑わいが感じられ、午後は敷地内にあるサッカーコートから聞こえる少年たちの声に癒されます。夕方はベッドルームの窓から夕焼けに染まるマジックアワーを、リビングからはイルミネーションに彩られた電波塔やトビリシの夜景を楽しめます。ほぼ毎晩トビリシの街のどこかで上がる花火を、お茶やコーヒーを飲みながら楽しむこともできます。安宿に滞在しながらお洒落カフェにいるような雰囲気を味わえるのも、この宿の大きな魅力となっています。買い物や観光にお出かけするのもよし、宿内でのんびり過ごすのもよし、自分の好きな時間をお過ごしいただけます。

写真上:ゲストハウスの横にあるバザール
写真下:リビングから眺めるバザールと夜景


築100年近くのソ連時代のアパートを利用した、小さなゲストハウスです。モダンさを予期している方は少し驚かれると思いますが、おばあちゃんの家に泊まりに行く感覚でお楽しみください。「ゲストハウス」とは一般的に素泊まりの宿泊施設であり、『nicotalishvili』ではドミトリーと呼ばれる相部屋(男女共用計8人)とツイン個室の二部屋のベッドルームをご用意いたします。リビングルームやキッチン、トイレ、シャワールームなどは共用となり、その分ホテルに比べると安価で泊まることができ、お財布にも優しいです。収容人数を10人程度に抑えることにより、それぞれのお客さまに対して十分なケアを提供することができます。少人数制ならではのアットホームな雰囲気やお客さま同士の交流、情報交換のしやすさも、当ゲストハウスの大きな魅力のひとつとなっております。 

引越し直後の様子なので、大家さんの荷物の山に驚かないでくださいね。
ひたすら整理、掃除、修繕と手を加えています!

 
▼資金の使い道

私たちがゲストハウスに使用する物件は、大家さんの家族が何世帯にも渡り100年近く使い続けてきた、大変趣のある古い建物です。「ロジア」と呼ばれる風と眺めを楽しむ開放的な涼み廊下や、十分な採光の大きな窓、木製の大きな扉など、随所から長い歴史とジョージアならではの味わい深さを感じることができます。一方で建物の老朽化が進み、機能性や気密性、安全性、清潔さが不十分なのが現状です。しかし、それらをすべて両立させることにより、お客さまが不自由なく快適にお過ごしいただけると考えています。そのために、設備の修繕が大きな課題となっています。

たとえば機能性では、水道がバスルームにしかなく非常に不便なので、キッチンにもシンクを設置する必要があります。そして、窓枠やドアの隙間は特に致命的な問題です。このままでは、せっかくの暖房も役に立たず凍えてしまいます。本格的な冬を迎えるまでに気密性を確保することが必要不可欠です。また窓ガラスと窓枠は破損リスクが高く、安全性の観点からも補強が急務です。さらに清潔さについては、汚れが目立つ壁と天井の塗り替え、バスルームシンクの交換などが挙げられます。まずはオープン前にこれらの最優先課題解決に取り組み、風情や雰囲気など良い部分は活かしつつ、快適な生活環境を整えたいと考えております。そして営業開始後もお客さまのニーズに合わせ、より良いサービスを提供できるよう充実させていきたいと思っています。

また、契約物件には通常の住居として最低限必要な家具は備わっていますが、お客さまをお迎えするにあたり、ベッドや椅子などの家具および寝具や調理器具などの備品類が不足しています。これらをすべて購入することが必要不可欠であります。さらに、古い備品類を新品に交換することで、清潔感の向上も図りたいと考えています。

つきましては、これらの設備修繕と物品購入、および将来必要なその他の費用の一部に、皆さまからの資金を充てたいと考えております。初期費用の財源確保は私たちの自主努力によるところはもちろんですが、あわせてクラウドファンディングにてご理解をいただいた皆さまからの温かいご協力やご支援を賜りたく、この場を借りてお願いを申し上げます。ありがたいお気持ちを無駄にせずに、大切に使わせていただきたいと思っておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。

壁や天井のシミ、雨漏りや損傷がひどく、塗装や修繕が必要


左上:施設内に一箇所しかない水道 右上:シンクがなくて床が劣化したキッチン
下:隙間だらけのドアや窓枠 すべて改善や修繕が不可欠

 

[設備修繕]
◯リビングルーム:壁の塗装、窓ガラス交換、窓枠の補強・修繕および塗装
◯客室:床や壁・天井の塗装、雨漏りの修繕、窓ガラス交換、窓枠の補強・修繕および塗装、電気ケーブル交換、ドアノブやドア本体の修繕など
◯キッチン:シンク設置、床シート張替え、壁の塗装
◯バスルーム:シンクの新調、セカンドトイレ設置、バスタブと洗濯機の設置場所変更、古いパイプ類の交換、壁の修繕および塗装
◯その他:感電防止のための電源スイッチ交換など

[物品購入]
◯リビングルーム:家具(テーブル・椅子など)、布製品(カーテン・ソファーカバーなど)
◯客室:家具(ベッド・マットレス・テーブル・椅子など)、寝具一式(布団・カバー・シーツ・枕など)
◯キッチン:電化製品や調理器具などの備品類
◯その他:無線LANルーターなどのネットワーク機器

[その他]
◯冬季の暖房対策
◯想定外の設備修繕
◯リターン品準備金や発送手続き
◯CAMPFIREさんへの手数料(17%)


▼ご支援いただいた方へのお礼のリターンについて

皆さまに喜んでいただけるように、趣向を凝らしたさまざまなリターンを用意いたしました。私たちのゲストハウス「nicotalishvili」までいらっしゃることができる方へはご宿泊券、遠方でジョージアまで来ることが難しい方へは「nicotalishvili」オリジナルグッズやジョージアからのお土産、そしてジョージア産のオーガニックジュースやワインなど盛りだくさんの品揃えです。お気に入りのリターンで、私たちを応援してくださると幸いです。


【nicotalishviliオリジナルグッズの一例】
「nicotalishvili」応援団に!これであなたも「nicotalishviliファミリー」の一員です。ロゴマークを入れた、かわいいグッズを各種ご用意。キーホルダー、ポケットノート、ミニハンカチタオルの小物から、普段使いにも便利なトートバッグやTシャツなど。クラウドファンディング限定品ですので、是非この機会に入手し、ヒンカリTally&ハチャプリnicoで癒やされてください。

※上記の写真はイメージとなり、デザインなどの仕様は変更する場合もございますので、予めご了承ください。サイズやカラーなどの詳細や注意事項に関しましては、右側のリターンページでご確認ください。

 

【ジョージアからのお土産の一例】
ジョージアまでは行けないけれど、日本から応援したい方にオススメ!
お洒落なポストカードやジョージア料理に欠かせないスパイスやレシピ本、お土産に大人気のヒンカリ&ハチャプリ靴下など、日本では入手しにくい品物をご用意いたしました。品物と一緒に、日本から離れたジョージアの風も感じてもらえるとうれしいです。

※上記の写真はイメージとなり、デザインなどの仕様は変更する場合もございますので、予めご了承ください。到着までのお楽しみとなります。サイズやカラーなどの詳細や注意事項に関しましては、右側のリターンページでご確認ください。

 


《ご協力いただいている友人とアイテム紹介》
いつもお世話になっている友人から、素敵な品物でご協力いただいております。
H&Nワインジャパンの本間真理子さんから、ジョージアのオーガニックジュースとワインを。マツムラ ツヨシさんからは、私たちをイメージして描いてくださったイラストをTシャツに使わせていただいております。

H&Nワインジャパン


<Georgia's Natural ナチュラルオーガニックストレートジュース>

Georgia's Naturalは、JAS認証はじめ世界中の最高水準のビオ認証を取得しており、世界27カ国で大ブレイク中の大人気のジュースです。原料はジョージアのカヘティ地方の畑で自然栽培された新鮮な果物や野菜で、香料、保存料、着色料は無添加です。高品質で安心してお召し上がりいただけます。美容やダイエットはもちろん、食生活の乱れで栄養不足・偏りが気になるとき、胃腸を休めたいときなどにオススメです。


<ラグビーワールドカップ2019 日本開催記念 レロ (LELO)ジャパンシリーズ>
「スクラムこそラグビー」ボジュガロをまとった勇者たちに捧げるLELOワインが遂に日本上陸。LELOはジョージア語でタッチダウン。2019年のラグビーワールドカップを盛り上げるためにリリースされた、美味しくヘルシーなジョージアワイン。コーカサス山脈の豊かな自然が育んだブドウからすべて手作りで、丁寧に醸造するために酸化防止剤を微量しか必要としません。アスリートをはじめ、健康で人生を楽しみたいすべての方に贈る安心のナチュラルワインです。

ジョージアの辛口赤ワインを代表する「サペラビ」とセミスィートワインの代表「キンズマラウリ」の2種類です。贈り物に、日常に、ナチュラルな極上の味と薫りをお楽しみください。

◯レロ「サペラビ」 赤・辛口 ヴィンテージ2017
使用ブドウ:サペラビ(ジョージア在来種)100% Alc.13.5 容量:750ml
「不老不死の霊薬」として古来からグルジアの王族に愛されたサペラビワイン。柔らかなタンニンとコクがあり、ほのかなプラムのアロマと共に軽い甘みも感じられる代表的な赤ワインです。

◯レロ「キンズマラウリ」 赤・中甘口 ヴィンテージ2017 
使用ブドウ:サペラビ(ジョージア在来種)100% Alc.11 容量:750ml
醸造過程でタンクを冷却して醗酵を止める絶妙な手法で、自然な甘さを残す贅沢なセミスィートワイン。ナチュラルで大地の恵みと呼ぶに相応しい豊かな甘さと渋みと酸味が絶妙に調和するビロードのようなアロマが特徴です。


〈本間 真理子(ほんま まりこ)さんのプロフィール〉
H&Nワインジャパン㈱代表取締役
2016年からジョージアワインツーリズム協会日本特派員
2011年ワインの一大産地として有名カヘティのマイクロゾーン(原産地呼称指定地域)に30ヘクタールのブドウ畑を購入。ジョージア人実業家と共同オーナーとしてワイナリー建設の実現に向けて奔走するも、ジョージア政府の法改正により事業を断念。2018年、全面的な後方支援という新しい形態で、現地生産者たちと協働しながら8,000年のワインづくり継承とワイン文化の素晴らしさを伝えるために活動中。

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【マツムラ ツヨシ特製「nico&Tally」オリジナル がいこつTシャツ 】
世界を旅している時に出会ったマツムラ ツヨシさんが、私たちの旅のテーマである "にじいろ地球さんぽ" を元にイメージして描いてくださったイラストです。カラフルで楽しげなイラストは、見ているだけで元気が出てハッピーになれること間違いなし!旅心だけでなくお洒落心もくすぐられる、街歩きにも最適なTシャツです。
※サイズやカラーなどの詳細や注意事項に関しましては、右側のリターンページもあわせてご確認ください。

マツムラ ツヨシ (Tsuyoshi Matsumura) さんのプロフィール〉
医療職をやめ妻との世界一周バックパッカーをした後、再び会社員やビジネス起業などを経験していく中で、ある時に自分のアーティスティックな部分に目覚める。旅や日常から得たインスピレーションで、独特のタッチと雰囲気の絵を描く。旅、食、自然、コーヒー、ヨガ、宇宙、スターウォーズをこよなく愛する。




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長々とお読みいただき、どうもありがとうございます!
ここまでお付き合いいただいたのも何かのご縁ですので、
この機会にジョージアの魅力をもう少しご紹介したいと思います。
オススメしたい点は枚挙にいとまがないので、
私たちの個人的主観でお気に入りのいくつかをピックアップさせていただきます。

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▼ジョージア(グルジア)の魅力  

《ポイント1》四季の変化が楽しめる、バラエティ豊かな自然

ジョージアは豊かな自然に囲まれており、日本と同様に四季があります。6月から9月にかけてはハイキングやトレッキングのベストシーズンです。たくさんの国立公園やトレッキングコースがありますが、最も人気があるのはコーカサス山脈の高峰群に囲まれたゼモ・スヴァネティ地方のメスティア周辺と、ムティアネティ地方のカズベギ周辺です。見晴らしの良い場所に建つグルジア正教会や「復讐の塔」と呼ばれる塔に立ち寄り、咲き乱れる多種多様な花を愛でながらのトレッキングは格別です。またトレッキングだけでなく、夏は黒海の港町バトゥミのビーチで海水浴、秋はラチャのシャオリ湖で紅葉観賞を、冬はグダウリ、バクリアニ、メスティアなどでスキーを楽しむこともできます。リゾートにも力を入れており、温泉施設があり炭酸水を産する緑豊かなボルジョミやツハルトゥボ、サイルメなどが有名です。一年中さまざまなアクティビティを通して、自然を心ゆくまで楽しむことができます。


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《ポイント2》 民族の坩堝、新旧の調和と融合が美しい街トビリシ

古来より数多くの民族が行き交ってきたジョージアの首都トビリシは、コーカサスで最も民族的に多様な都市として知られています。たとえば宗教施設にしても教会だけでなく、ゾロアスター教、ユダヤ教、イスラム教などの寺院も見られます。ヨーロッパ、ロシア、オリエントが織りなし、いにしえの香り漂うエキゾチックな街並み。ソ連独立後に次々と生まれた斬新なデザインの建造物による新旧のコラボレーション。ヨーロピアンな重厚で洗練されたエリアやアジアの混沌とした熱気と喧騒に似た庶民的なエリア。それらが混然一体となって、情緒ある街を形成しています。常に新しい姿に変化を続けていますが、一方で古き良きものを大切に残す。それがトビリシの大きな魅力となっています。小高い場所から市街を見渡せば、貴重なものを後世に残すタイムカプセルを覗いているようです。


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《ポイント3》人々の暮らしと共に生き続ける、歴代の建造物群

ジョージアの建築といえば、教会や要塞、塔などが挙げられがちですが、ここではあえて違った切り口で紹介したいと思います。文化的生活の重要な中心地であったトビリシの街は、古いアパートや独特な建物であふれています。ロシア帝国時代やソ連時代の建築物が多く、著名な建築家が手がけたものや偉人が住んでいた建物など、長い時を耐え抜きたくさん残されています。ムーア、クラシック、ゴシック、イスラム、そして伝統的なジョージアの建築様式。それらが見事に調和された芸術に目を見張るばかりです。手のこんだ細工の手すりや木製のドア、古い大理石の階段、壁や天井の美しい絵画など、幾度もの修復を経て当時の姿のまま現存している建物も数多くあります。普段は気づかずに通り過ぎてしまう路地にも悠然と構え、何世代にも渡って暮らしてきた住人とともに歴史を刻んでいます。いつもと違った視点で歩くと、きっと新たな発見に出会えるでしょう。それは宝探しのようなときめき。歴代の息吹を感じながら歩く時空散歩、それがトビリシでの最上級の楽しみかもしれません。


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《ポイント4》世界に誇れる、比類なき至高の文化や芸術の数々

この国の魅力で特筆すべき点は、文化や芸術面の素晴らしさにあります。世界最古の演劇の歴史をもつコーカサスの中でも、1970年代後半からグルジアの芸術(演劇、舞踊、音楽、映画、美術など)がソ連の中で特に注目を浴びるようになり、作家や詩人、俳優、演出家、振付家、バレエダンサー、画家など、あらゆる分野で優れた芸術家が輩出されました。現在でもトビリシには劇場や博物館、美術館、ギャラリーなどがいたる所にあり、誰もが日常的に文化や芸術を身近に触れることができ、アートや音楽などのイベントも数多く開催されています。私たち夫婦がこの国に深く惚れ込み、住みはじめてしまった最大の理由2つをご紹介します。

◯State Ballet of Georgiaジョージア国立バレエ)

「クラシックバレエは敷居が高く、縁遠いもの」と思っていましたが、トビリシに来て以来すっかりバレエの魅力にとりつかれ、今ではほぼ全公演を観に行くほどの大ファンっぷり!120年以上の歴史をもつジョージア国立オペラ・バレエ劇場では、レベルの高いバレエを手頃な価格で観ることができます。ロシアのボリショイバレエ団で20年以上プリマ・バレリーナとして活躍した、伝説のニーナ・アナニアシュヴィリが芸術監督を務めています。個性あるバレエダンサーが多いのですが、その中でも現在在籍している3人の日本人ダンサーに大注目しています。高野さんはリーディング・ソリストとして数多くの主役を務め、世界レベルの秀抜なテクニックでバレエ団を率い盛り上げています。鷲尾さん、横山さんも主役や重要な役を任され、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます。今後のさらなるご活躍がとても楽しみです。このバレエ団の面白さは、クラシックだけでなくコンテンポラリーにも挑んでおり、バラエティ豊かな演目が観られることです。ジョージア出身で国民の誇りであり、20世紀のバレエ史に名を残す振付家ジョージ・バランシンによるネオクラシック、チェコ出身の振付家イリ・キリアン作品のコンテンポラリーも見逃せません。そして、同じくジョージア出身の偉大な振付家ヴァフタング・チャブキアニによるオリジナルバレエ『ゴルダ』は、ジョージアの歴史を背景にした物語なので、是非トビリシで観ることをオススメします。

公演中の写真撮影は基本的に禁止のため
State Ballet of GeorgiaのFacebookページより拝借いたしました

 

◯ジョージア(グルジア)民族舞踊

私たちが愛してやまないもの、それはなんと言ってもジョージアの民族舞踊です。いつでも観ることができるように、この国でスタンバイしているのですから。今まで世界中で多くの民族舞踊を観てきましたが、こんなにも衝撃を受け鳥肌が立つほど感動したものは他にはありません。民族舞踊といえば、みんなで手を繋ぎ軽快に踊るイメージのものが比較的多いですが、ジョージア民族舞踊の超越した神業の数々と芸術性の高さは、他に比肩するものがないほどの素晴らしさです。人並外れた身体能力の高さは観るものを驚嘆させ、次の瞬間に虜にする強い魔力をもっています。男性はブーツで爪先立ちをし、跳躍や膝で回転、剣舞にナイフ投げなどの超絶技巧を余すところなく発揮します。女性は滑っているような流れる静の動きもあれば、妖艶さや優雅さ、時には挑発するような戦士の眼差しだったりと、地方ごとにバラエティに富んだ踊りを見せてくれます。戦闘民族ならではの勇猛果敢で気高く力強い生命力は、ジョージア人を象徴しています。「Sukhishvili」「Erisioni」「Rustavi」3つの有名なグループがあり、その文化と芸術性は世界的に高く評価されています。「Erisioni」「Rustavi」に関しては、無形世界文化遺産の認定を受けたポリフォニー(多声音楽技法)とのアンサンブルになっています。「Rustavi」は10月から11月にかけて日本全国20都市全33公演を開催し、そのステージは多くの観客に感動を与えました。


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《ポイント5》長寿の秘訣!自然の恵みいっぱいの素材を活かした料理

コーカサス山脈の栄養豊富なミネラルウォーターと肥沃な大地から作り出される食材は、驚くほど新鮮で大変美味。ジョージア料理はオーガニックな野菜や肉にスパイスやハーブ、ヘーゼルナッツやクルミなどのナッツ類、多種多様なチーズ、ザクロなどを使ったものが多いです。そして、これらの食材をバランスよく摂取する食習慣と独特の調理法が長寿の秘訣と言われています。ジョージア各地方で古来の伝統料理が数多く存在する一方で、トルコ料理やイラン料理など近隣諸国の影響を受けた料理もあり、非常に豊かで多彩な食文化を作り出しています。国民食として人気がある、水餃子や小籠包を彷彿させる「ヒンカリ」や、溶けたチーズが中に入ったジョージア風ピザパン「ハチャプリ」など、日本人の口にもとても合い、食べた人の胃袋を鷲掴みにします。その中でも、特に人気の高い料理をいくつかご紹介します。

◯ヒンカリ(Khinkali):写真大左上

ジョージア人に「何の料理が好き?」と尋ねると、決まって「ヒンカリ」と返ってくるほど、彼らにとって欠かせない定番料理です。見た目は大きな小籠包で、ひき肉に玉ねぎ、スパイスなどの具材を小麦粉を練った生地で包んで茹でたものです。最も人気のある具は豚肉と牛肉のミックスですが、子羊肉やチーズ、マッシュルーム、ポテトなどのバリエーションもあります。一口噛むと肉汁がジュワ~っと出てくるので、まずはそれを吸ってから皮と一緒に中の具を食べます。肉汁をお皿にこぼさずに食べられるようになったら、ツウと言えるようになるでしょう。レストランや食堂、居酒屋に行き周りを見渡すと、どのテーブルにも山盛りのヒンカリとビールが並び、人気の高さがうかがえます。

◯ハチャプリ(Khachapuri):写真大右上

ヒンカリ同様、2大定番料理のもう一品。ジョージア(グルジア)語で「ハチョ」がカッテージチーズ、「プリ」がパンの意味で、地方によりさまざまな種類があります。日本人に有名なのは舟型(ゴンドラの形)をしたアチャラ地方の「アチャルリ(Adjaruli)ハチャプリ」で、トッピングの生卵とバターをチーズと混ぜて、周りのパンをちぎりながらつけて食べます。他にイメルリチーズを使った最も一般的な「イメルリ(Imeruli)ハチャプリ」、中にも上にもチーズを使った「メグルリ(Megruli)ハチャプリ」、クロワッサンのような生地にチーズが入った「ペノヴァニ (Penovani)」など、他にもたくさんの種類があるので、食べ比べてみるのもいいでしょう。

◯ムツヴァディ(Mtsvadi):写真大左下

ジョージア人が大好きなムツヴァディ。肉を串にさして、ぶどうの枝で火をおこし香りづけしたバーベキュー。トゥケマリ(プラムソース)をかけて食べるのが一般的です。肉のジューシーさと塩加減が絶妙で、「こんなに美味しいバーベキューは食べたことない」と目を閉じて唸ってしまうほど感動します。ジョージア人の最高のおもてなし料理のひとつで、パーティーや家に招かれた時に必ずと言っていいほど出てきます。料理は女性が作りますが、ムツヴァディを焼く時は男性陣ががぜん張り切ります。BBQ奉行ならぬムツヴァディ奉行=男性というのが日本と似ています。

◯シュクメルリ(Shkmeruli):写真大右下

「世界を旅した中で一番美味しい」と言わしめるほど、日本人旅行者の間で絶大な人気を誇る料理。かくいう私たちも熱狂的なシュクメルリ信者であります。新鮮な鶏肉を贅沢に丸ごと一羽使い、ふんだんな量のにんにく、塩、バター、牛乳と一緒に蒸し焼きにしたラチャ地方の伝統料理。作り手によっては牛乳を使わずに鶏の油だけで勝負したり、スパイスで味付けをしたり、トッピングでマヨネーズを加えた超濃厚なシュクメルリを出すお店もあります。一度食べたらその味を忘れることができずに、再びジョージアを訪れてしまうという中毒性をもちます。

他にもニグジアニ・バドリジャニ (Nigvziani Badrijani 揚げた茄子にくるみペーストを塗ったもの)やイスパナヒス・プハリ(Ispanakhis Pkhali ほうれん草とくるみのサラダ)、オーストリ(Ostri ジョージア風のビーフシチュー)、オジャフリ(Ojakhuri ジャガイモと豚肉の炒めもの)など、どれも美味でワインやビールがすすんでしまいます。料理もさることながら、自家製野菜やチーズ、ヨーグルト、蜂蜜などの美味しさも特筆すべきものです。田舎の小さな村に立ち寄ると家に招いていただくことが多いのですが、そこで用意される自家製食品の美味しさには感動します。「自然からの恩恵を受けながら暮らすことが、本来の人間らしい生活」だとあらためて気付かされ、真の豊かさを教えてくれます。


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《ポイント6》 8,000年以上の歴史を誇る、世界最古のワイン生産地

ワインの有名国と言えばフランスやイタリアなどが真っ先に思い浮かびますが、ジョージアのワイン醸造文化は8,000年以上の歴史があり、アルメニアとならび世界最古ともいわれるワイン生産地であります。古代からクレオパトラやチャーチルなど、歴史上の偉人たちにもこよなく愛されてきました。 世界に現存する3,000種類のブドウのうち、500種類以上の在来種が残っています。この品種数は世界のどこよりも多く、気候的、地形的にもブドウの発育とワインの生産に最も適した自然環境にあります。伝統的な製法にも特徴があり、クヴェヴリ(Kvevri)と呼ばれる特別な粘土で作った壺にブドウを入れ、地中に埋めることで一定の温度で発酵をおこないます。酸化防止剤などの添加物をほとんど必要とせず、ビタミンCやタンニン、ポリフェノール、アントシアニンが豊富に含まれたオーガニックで身体に優しいワインが出来上がります。この地のブドウの特性を最大限に引き出すことのできる、古来より受け継がれてきた伝統的な製法が、2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。世界中のワイン愛好家から注目を集めています。

ワインはジョージアの象徴であり、人々にとっても日常と強く結びついたものです。街を歩くとお土産屋やレストラン、バザール、酒屋と、お店に並んだたくさんの種類のワインが目に飛び込んできます。丸々したジョージア(グルジア)語でデザインされたラベルを眺めるだけでもワクワクします。素敵なボトルワインを買うのもいいですが、ペットボトル入りの量り売りワインや、立ち飲み屋で一杯試すのも乙なものです。昼間から「飲んでいきなよ」と声がかかることも日常茶飯事。そんな時は輪に加わり、コミュニケーションをとるのがジョージア流のワインの楽しみ方のひとつです。


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《ポイント7》 ジョージア人の魂の口上、義理と人情の伝統文化

ワインが出たら「スプラ」を忘れてはいけません。日本でいう宴会や飲み会のようなもので、祝い事や客人をもてなす時の伝統文化です。客人にはたくさんの料理とワインやチャチャ(蒸留酒)が振る舞われ、時には音楽や踊りで歓待されます。乾杯前の挨拶と会を取り仕切る、「タマダ」と呼ばれる重要な役割を担う人が選ばれます。人生経験豊富で皆に尊敬され酒に強く、詩心やユーモアセンスがあり演説が得意など、雰囲気作りが上手な人が良いタマダと言われます。タマダは乾杯をする前に口上を述べます。たとえば「神様に乾杯!」「両親に乾杯!」「ご先祖さまに乾杯!」「ジョージアと日本の友好に乾杯!」と。乾杯したら一気に飲み干し、またグラスにお酒が注がれます。タマダは参加者が楽しめるように話題を作り、時にはポエムを取り入れます。タマダの口上を聞くだけで、つい感動して目頭が熱くなってしまうことも度々。きっとタマダや会の参加者の一体感だったり、「おもてなし」の精神が伝わってくるからなのでしょう。彼らの気持ちをありがたく頂戴し「ガウマルジョス(Gaumarjos)」と乾杯しましょう!杯を交わすうちに、心の距離もどんどん近づいていくでしょう。


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《ポイント8》 客人は神様の贈り物、天使の中に息づく「おもてなしの精神」


旧市街の高台から「ジョージアの母」と呼ばれる、巨大なモニュメントが市街を見下ろしています。右手に剣を、左手にはワインの杯を持ち、長い年月の間街を見守り続けています。外敵を剣で迎え撃つ一方で、客人にはワインで歓迎する。この二面性こそ、ジョージア人の本質を象徴しています。幾多もの争いの舞台となり困難極める歴史をもちながらも、民族独自の言語と文字、宗教、文化を守り抜いた屈強さを誇る一方で、温暖な気候に恵まれているためか、大らかで陽気な人が多いです。その気質は、まるでラテン系かと思ってしまうほどです。

自然あふれる田舎や山岳エリアを歩いていると、その本質は顕著に現れます。挨拶を交わした途端、昔からの友人のように、あふれんばかりの笑顔で迎えてくれます。そしてパンやチーズ、トマト、コーヒー、チャチャなどで歓迎してくれるでしょう。別れ際には持ちきれないほどのフルーツやパン、時には白や黄色の野花を手渡してくれることもあります。

ジョージアには「客人は神様からの贈り物」という思想がありますが、ゲストに対する温かい「おもてなしの精神」が現在でもしっかりと根付いています。私たちは「むしろ彼らが神様からの使いなのではないか」と、たまに錯覚することがあります。神様からの使者なのか、はたまた天使なのか。ホスピタリティの高い人達との触れ合いは、記憶に深く刻まれることでしょう。

 

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ジョージアの魅力を語りだしたら際限がないので、続きを聞きたい方は私たちのゲストハウスまで是非遊びにいらしてください。都会や観光地だけでももちろん面白いですが、もっと時間をかけて足を伸ばすと、魅力的な場所がそこかしこに散りばめられていて、さらなる好奇心がくすぐられるでしょう。自然あふれる美しい風景を身体いっぱいに感じ、ハートフルな人たちとの触れ合いを思う存分お楽しみください。ジョージアを訪れる方に、この国の魅力を知っていただくお手伝いができれば光栄です。

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▼最後にご挨拶

私たちの計画は、最初から「ビジネス目的」や「利益」を意識したものではありません。ただ純粋に、自分たちのような旅行者のために「安心・快適な場所を用意したい」という一心で、今年の3月から物件探しを始め、準備してまいりました。想像以上に厳しい道程で、夫婦喧嘩をしたり、泣いたり、心折れそうな日々を繰り返し、その度にお互いの気持ちを奮い立たせ諦めずに続けてまいりました。当初のオープン目標はGW前の4月でしたが、どうしても条件が譲れないために物件契約直前で破棄することも数回。目標設定をやむなく夏に変更しましたが、怪我や病気、さまざまなトラブルを繰り返し、夏どころか秋も過ぎ去り厳しい冬を迎えようとしています。

果たしてちゃんとオープンできるのか、ホステル供給過剰なこのトビリシの街で、どのくらい続けていけるのかも正直不安がない訳ではありません。倹約したい長期旅行者にも泊まっていただける値段設定にする予定ですので「赤字」も念頭に置き覚悟して臨みます。しかし、安くする一方で継続することも重要ですので、絶妙なバランスを保った運営を目指していきたいと考えています。

ゲストハウス「nicotalishvili」にお越しくださるお客さまに、安心・快適にトビリシでの滞在をゆっくりと楽しんでいただくことを心がけ、自然の美しさはもちろんのこと、歴史や文化など幅広くジョージアをはじめコーカサスの魅力をお伝えします。そして観光情報だけでなく、外国人ならではの、在住者だからこそ巻き起こるリアルな出来事やそこから得られる知見なども、ご興味ある方がいらしたら番外編として紹介したいと思います。キラキラ輝いた上辺をサラッと見るだけではあまり意味がありません。表と裏、光と影の両面を見てこそ、この国の真の姿を知れることになるのですから。日本とはまったく違うこの国を、いろいろな角度から感じてお持ち帰りください。

遅ればせながら、やっとスタート地点に立てた気がします。しっかりと皆さまをお迎えする準備をして、多くの方々に愛される宿として長く続けていくことが今後の課題です。そして将来的には宿泊されるお客さまだけでなく、在留邦人の方々や日本に興味のあるジョージア人の方々も集える場所にし、両国の文化交流の場として盛り上げていきたいと夢は膨らんでおります。私たち夫婦のことを「友達」や「家族」のように、気軽に遊びに来てくれたらうれしいです。

最後までお読みいただき、本当にどうもありがとうございます!私たちの気持ちが伝わるだけでもうれしいです。「この場でご支援してくださる」「お友達やお知り合いに紹介してくださる」など、ご覧いただいた方それぞれの方法でご協力くださるとうれしいです。皆さまと一緒に作り上げる、ゲストハウス「nicotalishvili」への応援、よろしくお願いいたします。☺応援団も募集中です☺


ゲストハウス 「nicotalishvili」
nico & Tally


▼私たちのプロフィール

nico(ニコ)

神奈川県横須賀市出身 * 桑沢デザイン研究所ビジュアルデザイン専攻 卒業

いろいろな人種が集まる開放的な港町で生まれ育ち、自由奔放にのびのびと育てられたおかげで、人見知り皆無のウェルカム気質が出来上がる。小さな頃から絵を描くことが大好きで、幼稚園の先生にクーピーをプレゼントしてもらったことがうれしくて、姉と一緒に絵本作りをするのが楽しかった。高校の美術教師からの猛烈な推薦もあり、美術系への道を決意する。

卒業後、グラフィックデザイナーの仕事に就くが、終電や泊まり込み、土日・祝日休みなく奴隷のように働く毎日に忙殺される。好きで始めたデザインの仕事が、気づけば「自分の作りたいもの」から「クライアントの求めているものを作る」ために、無感情で機械的なこなし作業になっていることに気づく。好きでたまらなかった頃の情熱を取り戻すために、企業という枠からいったん離れフリーランス活動を開始する。自分らしく生活することにより、より良い作品が生み出されることを再確認する。

時間を見つけては、カメラをお供にいそいそと一人旅へ出かける。人と触れ合うことが大好きで、観光地を巡ること以上に現地の人との触れ合いを大切にする。出会った人々の笑顔が愛おしくて、気づけば景色よりも人物ばかりシャッターを切っていた。もっとたくさんの風景や人と出会いたくて、旅と写真の世界にどんどんのめり込んでいく。世界中で撮影した “素敵” や “ときめき” を独り占めするのはもったいない。たくさんの人と共有するために、各国で撮影した写真をイベントを通して紹介する。その頃から、性別や年齢などさまざまなバックボーンを排除して、想いや情報をみんなで交換し合える「気軽に集える場所を作りたい」という漠然とした夢をもつようになる。

その後、「イエメン会」という強者揃いの旅好き飲み会で出会ったTallyと結婚し、お互いの夢であった「世界旅」に出発。ジョージアを拠点にし始めて3年以上経過した今、夫に負けず劣らずこの国を愛してしまうほどに。人生における一貫した指針は「みんなを笑顔にしたい」ということ。デザインにしても写真にしても「見た人が笑顔になる」作品を作り続けたい。今回も同様で、みんなに笑顔になってもらうため、みんなの笑顔が見たいためにゲストハウスを立ち上げます。

 

Tally(タリー)

神奈川県横浜市出身 * 早稲田大学大学院理工学研究科数理科学専攻修士課程修了

専門は代数的整数論、修士論文のテーマは素因数分解アルゴリズムの実装評価。趣味は旅、コンピュータ関連技術の追求、トレッキング、最近は世界史とバレエ鑑賞も。好きな食べ物はインドカレー。

学生時代は数学に夢中だった一方で、旅の虜でもあった。大学院の卒業(修了)旅行で訪問したイスタンブールで、一緒に飲んだ絨毯屋の男性から「僕はアルメニア語も分かるから近い将来国境警備隊として東の方へ行くんだよ」って話(今から考えれば実に衝撃的な告白)を聞いたのが、コーカサスとの人生で最初の接点。

(株)東芝・研究開発センターにて、組込みソフトウェアの高信頼化に関する研究開発に従事。会社員生活を送りつつも密かにコーカサスに憧れ続けていたのだが、2008年4月にコーカサス(アゼルバイジャン・グルジア)へ念願の初訪問を果たす。たった数日間の滞在ではあったが、それでも東西の文化が入り混じりつつソ連の香りも仄かに香る雰囲気を味わって強烈に感激した。市場で手に入れた甘い赤ワインの味にも病みつきになった。その時の長期旅行者との出会いも加えて、結果的には長期旅とコーカサスへの憧れをますます膨らませるに至ってしまった。いつか中国から中央アジア・コーカサスを経てヨーロッパまで陸路を旅して、文化や人種のグラデーションを楽しみたいと思うのだった。

結婚を機に、2010年10月にずっと温めてきた世界旅の計画を実行に移す。北中米、ユーラシア大陸の国々を56ヶ国周遊。2015年5月に待望のジョージア(グルジア)再訪。「今度こそはコーカサスの行きたかった場所をいろいろと巡ろう」とトビリシを拠点にし始めて、気付いたら3年が経過していた。その日々で自分たちが安心快適に過ごせる宿を求めていたのだが、それが原動力になりこのゲストハウス計画を立案するに至った。

ジョージア各地をトレッキングしたときの写真

 



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    活動報告

    《 達成率 86%突破!》いたしました。

    2018/12/06 22:47

    11月30日に公開し、今日でちょうど1週間が経過いたしました。「私たちがやっても、誰も応援してくれないよ」「閑古鳥鳴いて、やっても恥をかくだけ」宿を立ち上げようと思ったときから〈クラウドファンディング〉を意識していましたが、「芸能人や大きなプロジェクト起案者がやるものでしょ」と、自分たちには無...

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