西日本豪雨の被災地では、地域の皆様、遠方から駆けつけてくれたボランティアの皆様が、連日35度を超える猛暑の中、過酷な環境で復興作業にあたっています。全国的に熱中症が増えている状況の中、被災復興現場での熱中症をできるだけ減らしたいと思って活動しています。

プロジェクト本文

▼はじめにご挨拶

熱対医団(復興作業熱中症対策医師看護師支援団)代表の片岡徹也と申します。

今回の西日本豪雨によって、倉敷市真備町などでは大洪水が発生し、町ごと浸水する被害が起きました。

岡山県内の最も被害の大きい地域では、屋根まで浸水した住居が多く、家も道路も下水が混じった泥水が覆われました。

写真1.当日、浸水した友人宅からの画像

現在、地域の方々、行政や民間団体のボランティアが清掃、復興作業を行っています。7月も下旬になり、気温が30℃を超す日が続いています。

写真2.清掃、復興作業中の様子

 

作業中は大量の汗をかき、水分、特に塩分を失いやすい状態になります。

2011年3月11日の東日本大震災の復興作業や避難中も、夏には熱中症で搬送される避難者や体調を崩される復興ボランティアの方が多数みられました。

復興作業を行う方の熱中症対策が必要不可欠だと考えて、友人の医師、看護師を中心に、熱対医団(復興作業熱中症対策医師看護師支援団)を結成(代表:片岡徹也、看護師・整体士、役員:前田裕輔・まえだ診療所医師、役員:三島光康、看護師・鍼灸師)。

塩分補給のために、熱中症の注意点や自家製生理食塩水の作り方の資料とともに、作業の休憩中に使いやすい小分け容器に入れた天然塩を無償提供しています。

▼なぜ天然塩の配布なのか?

熱中症の原因は水分と塩分の不足です。

体液は水分と塩分(ミネラル)から構成されています。

塩分が少ないときに、水分だけを摂取すると体液の塩分濃度が薄まり、熱中症の症状がより強くなる危険性もあります。

そのため、熱中症の予防には、水分補給と合わせて、塩分補給が必須です。

被災地の復興作業では、気温が高い中、重労働をするため、とても汗をかき、特に塩分を失いやすいです。

休憩の時に水分と一緒に天然塩を摂ることで、熱中症をより予防することができます。

小分け容器に入れて利用することで携帯性が上がり、ポケットに入れて作業をすることができます。

写真3.天然塩の小分け容器+熱中症注意点を含む利用方法資料付き

写真4.食事中にご飯に振りかけて効果的に塩分を補給できます。

また、天然塩は一般的に流通されている精製塩(食塩)とは違い、ミネラルバランスに優れ、筋肉疲労や夏バテも防いでくれます。

復興作業にあたられる方が天然塩を用いて、体調管理をされることで体力気力が増し、いち早い復興が可能になると考えています。

▼「敵に塩を送る」という諺の意味

日本には、“ 敵に塩を送る ” という諺があります。

これは、戦国時代、遠江の今川と相模の北条の両氏から武田信玄が、経済封鎖をされ塩不足で困窮していたとき、長年敵対関係にあった上杉謙信が武田信玄に塩を送って助けたという話に基づくそうです。

図1.岩国歴史美術館蔵「川中島合戦図屏風」より信玄・謙信の一騎討ち

これはつまり、敵国の兵力を弱めるために、相手国内の塩を減らし、兵士を減塩させ気力と体力を奪う兵法があったということです。

戦をするときには、兵士の力を発揮するためにも、塩がなければならなかったことが分かります。

現在、被災地で行われている復興作業は戦ではありませんが、異例の暑さとの戦いには違いありません。

 ▼このプロジェクトで実現したいこと

・被災地域で復興作業をされている方の熱中症をできる限り予防して、より早い復興を実現したい。

・今回の災害をきっかけに、熱中症に対する啓発が進み、全国で熱中症になる人の数を半分以下にしたい。

・医療や薬に頼るだけではなく、自然な食べ物で病気の予防、健康の維持増進ができることを広めたい。

・日本の伝統文化の素晴らしさが理解され、日本人としてより多くの人が誇りを持てるようにしたい。

・今回の被災で滞ってしまった岡山の経済活動を活性化したい。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

僕は元々、専門的な病院で小児科の看護師をしていました。そこでは、白血病やガンなど難病といわれる病気を対象に先進的な治療を行っていました。

そして、その後、青年海外協力隊として発展途上国での保健活動を行いました。

その現場では、子どもたちが風邪をこじらせて肺炎になり重症化したり、下痢が続いて脱水になったりして亡くなってたんです。

医療と同じくらい、きれいな水や栄養のある食べ物が大切だったんです。

写真5.協力隊で脱水を予防する啓発活動、子どもたちとの人形劇

 

写真6.グアテマラの保健施設で地域の人と交流促進活動

僕は頭をカナヅチで殴られたような衝撃を受けました。

今までは看護師として、病気を治すことを助ける、そのための看護をしていたのですが、人が健康に生きる上で根本的に大切なモノに気がついてなかったんです。

そのとき初めて、「病気を治す」ためではなく、「健康に生きる」ために必要なコトに目が向いたんです。

発展途上国での活動を終えて、日本に帰ったあと、日本の食の現状に興味が湧き、食品業界に精通されている安部司氏から学ぶ加工食品診断士講座を受けました。

その中で、添加物や化学調味料がすごい勢いで増えて、昔からある日本の食が失われていることを知りました。

写真7.加工食品診断士の講座の様子

お塩に関しても同様で、精製された塩と天然塩との違いも学びました。

今、一般的に流通されている精製された塩は純度の高い塩化ナトリウムであり、マグネシウムやカリウム、カルシウムなど、その他のミネラルは含まれていません。

写真8.食品の裏側 安部司著

安部司さんの著書でもある「食品の裏側」には、このような一説があります。

” ミネラルが十分に含まれている塩は、甘いし、おいしい。こういう塩は血圧も上げないし(むしろ下げます)、体にいいのです。

もっともミネラルを含んだ塩が自然海塩(天然塩)です。

~食品の裏側 P95より引用・抜粋~ ”

今回の活動をきっかけにして、日本本来の食が見直され、熱中症だけではなく病気の予防が効果的に行える。

そしてさらに、健康に人生を楽しむ人が増えることを願っています。

今回の活動は、加工食品診断士協会からもサポートをしていただいています。

▼これまでの活動

発災後、全国に天然塩の供給を依頼、40kgの塩を備蓄、小分けにし、復興作業中の友人に天然塩の配布活動を始める。

医師と看護師を中心に、復興作業熱中症対策医師看護師支援団を立ち上げる。

社会福祉協議会が開催している災害支援ネットワーク第二回会議に参加、被災者に天然塩を配布。

天然塩の小分けボトル107個総社ボランティアセンターに提供。

事務所を医療法人愛咲会(イサキカイ)、旧まえだ診療所に設置。

子育て中のお母さんが集まる団体で熱中症対策の講義、天然塩の配布。

KuraDRO(医療者災害復興組織)会議に参加。

倉敷ボランティアセンターの救護班看護師の方より、災害支援拠点での氷のニーズが強い旨を聞き、業者さんと協力して現地へ氷を100kg搬送する。

現在も、天然塩の小分け作業と復興作業にあたる希望者、希望団体へ無償配布中です。

今後、夏休みに入り復興作業にあたる学生ボランティアへの熱中症対策の講義や啓発ツールの開発なども検討しています。

どうぞよろしくお願いします。

▼資金の使い道

今回、2~3ヵ月の活動資金をクラウドファンディングで募りたいと考えています。

・事務所家賃(3万円×3)=9万円

・天然塩の購入(25kg相当)=10万円

・備品購入(ビブス、小分け容器等)=7万円

・天然塩・リターン発送費用 = 5万円

・スタッフ人件費(交通費・食事代・飲料代) = 15万円

・広告宣伝費・資料作成費用 = 10万円

・クラウドファンディング手数料= 6万5千円

合計 = 625,000円

天然塩の配布で換算すると、3,000円のご支援で復興作業をされる方、述べ30人分の天然塩の配布をすることができます。

※休日などは1か所のボランティアセンターで500名を超えるボランティアさんが参加されることもあります。

資金に余裕ができれば、作業中に体を冷却するための氷やアイスノン、クーラーボックスなどの物品を購入し、必要なところに届けたいと思っています。

発災から団体メンバーの持ち出しで必要物品を購入していたり、人づてに物資を集めて活動していますので、今回All-Inの募集方式でクラウドファンディングを募らせていただいています。

また、熱中症対策や医療的な後方支援ニーズが減ってきた場合、残った支援金は全額しかるべところに寄付させていただきます。

▼ストレッチゴール後の資金活用について

多くの方のご支援ご協力のおかげで、クラウドファンディング公開から3日で目標金額を達成することができました。

心から感謝申し上げます。

ただし、クラウドファンディングのリターンの仕入れ、発送費用などもいただいた支援金額から負担するため、目標金額を超えるご支援が必要になります。

また、他にも効果的な資金の使い道を検討しています。

避難所で生活されている被災者さんが喜ばれる活動に炊き出しがあります。

温かいご飯、栄養たっぷりの汁物やおかず。

体育館や教室で生活され、プライバシーの確保が難しくストレスが溜まる生活の中で美味しい食事をすることはホッとして、心からリラックスできる瞬間だと思います。

その炊き出しの費用も、食材の調達、現地までの運搬、調理の人手、食器など資材の確保など考えると、1食200円~300円になります。

例)200名の避難所に1度の炊き出しを行うと、200円×200食 = 40,000円の資金が必要になります。

炊き出しを行っている団体はたくさんありますが、資金的な面や時間の問題から継続して行うのは難しい状況です。

今回、プロジェクトサクセス後のストレッチゴールとして、100万円を目指し、資金調達が進めば、熱中症対策の啓発活動、天然塩の無償配布活動とともに、炊き出しへの支援をしていきたいと考えています。

今後とも、ご支援ご協力をお願いいたします。

▼リターンについて

●3,000円 感謝のメッセージ。心からお礼をお伝えします。

「リターンは何もいりません。ただただ支援したくて支援します」という方はこちらからご支援ください。キャンプファイヤーのメッセージであなたにお礼をお伝えします。

※送付するリターンに関しては、全て活動報告とサンクスレターを付けさせていただきます。

 ●3,000円 天然塩 ちきゅうの雫 細粒200g1個

現在、復興作業をされている方に配布している天然塩ちきゅうの雫(200g)をお送りします。

ちきゅうの雫は海洋汚染が全くないオーストラリアのシャークベイという海域の海水100%。それを天日で2年半以上干して結晶化させたお塩です。

ミネラルバランスに優れ、味も美味しいので、熱中症対策などの体調管理だけではなく、日常のお料理に使われても喜んでいただけます。

製造方法と栄養成分についてはこちらの画像をご参照ください。

 

●6,000円 天然塩 ちきゅうの雫 細粒200g1個+粗塩1kg1個セット

現在、復興作業をされている方に配布している天然塩ちきゅうの雫の細粒塩200gに加えて、粗塩バージョン1kgをお送りします。

お肉やお魚の旨味を引き立て、焼き物に最適。お漬物、お味噌やお醤油を仕込まれる方もぜひお試しください。

※粗塩の栄養成分は細粒塩と全く同じです。

●10,000円 天然塩 ちきゅうの雫 細粒200g5個+粗塩1kg1個セット

お塩を大量に使う飲食店様、もしくは「保存できるので合わせて買います」というお買い物上手のあなたに。

現在、復興作業をされている方に配布している天然塩ちきゅうの雫の細粒塩200gを5個。粗塩バージョン1kg1個をセットでお送りします。

●6,000円 熱対医団ロゴ入りTシャツ+天然塩 ちきゅうの雫 細粒200g1個

熱対医団(復興作業熱中症対策医師看護師支援団)ロゴ入りTシャツ+天然塩ちきゅうの雫200g1個のセットです。

熱対医団のロゴ入りTシャツと熱中症対策天然塩をお届けします。

大量に汗をかく暑い日には天然塩の小分けボトルを持ち歩き、水分と合わせた塩分補給をみんなに促す団員としてご活躍いただければ助かります。

●15,000円 企業・スポンサー向けリターン 3社限定

現在の熱対医団のクラウドファンディングのリターンとして、御社の商品を提供しませんか?

熱中症対策の天然塩ちきゅうの雫と一緒に、御社の商品を合わせて発送させていただきます。

(仕入れ価格、もしくは定価でこちらで、購入し天然塩と一緒にリターン購入者の方へ発送させていただきます)

3日で目標金額を達成して注目が集まっている中で、商品のPRをしていただくチャンスになります。

プロジェクト運営期間は8月30日までになりますので、早めにお申込みいただける方がPRできる期間は長くなります。

今回のプロジェクトの趣旨からして、一緒にリターンに設定する商品は自然派の食品・商品に限らせていただきます。

ご質問などございましたらメッセージなどでご相談ください。3社限定になります。

●50,000円 企業・団体向けリターン 3社限定

熱対医団Tシャツに協賛企業、協賛団体としてロゴを入れさせていただきます。3社限定になります。企業ロゴの配置に関しては写真をご参照ください。

 Tシャツのデザイン入稿のため8月10日(金)までにリターンをお申し込みください。その後、担当デザイナーとやり取りしていただき、Tシャツのデザインに入れさせていただきます。

▼岡山復興支援リターンについて

地元の新聞社のニュースでは、西日本豪雨での被災から2週間で、岡山県内の宿泊施設での予約キャンセルが10万件になり、宿泊料の減収額は10億円にも上ると推計されています。

それに伴い、倉敷美観地区を初めとする岡山全体の経済活動の停滞が懸念されています。

熱対医団としても、岡山・倉敷を盛り上げていくため、地元の企業や生産者、岡山産の食品を使った品物などと合わせたリターンも考えました。

※復興支援リターンは、当団体が定価で商品を購入し、1,000円~2,000円が活動費にあたるようリターンの価格設定を行っています。

●4,000円 岡山LOVE米粉クッキー3個+天然塩 ちきゅうの雫 細粒200g

茨城県で、さまざまな障がいをもった方々とゼロから創り上げたCOLORS HOME MADEの岡山産の米粉クッキー。

小麦粉、白砂糖、バターを使用せず、身体にやさしい材料で作られたものを、岡山応援のために特別に作っていただきました。天然塩ちきゅうの雫200gと合わせてお送りします。

●4,000円 倉敷美観地区コバコーヒードリップパック10袋+天然塩 ちきゅうの雫 細粒200g

岡山県倉敷市美観地区にある、こだわりの自家焙煎コーヒー専門店 kobacoffeeのドリップコーヒーです。

今回の水害を受けての、復興応援コーヒー。味わい(飲みやすくサッパリしたブレンド)の10個セットとなります。天然塩ちきゅうの雫200gと合わせてお送りします。

●6,000円 まるみ麹特製 奇跡の味噌、奇跡の甘酒セット+天然塩 ちきゅうの雫 細粒200g

 

今回の水害で被災された地域、岡山県総社市美袋にある無添加味噌を作られているまるみ麹さん。

西日本豪雨の影響で工場も一部浸水しましたが、社員、ボランティアの皆様の力で営業を再開されました。

今回はまるみ麹さんの商品の中でも特に人気のある奇跡の味噌、奇跡の甘酒(白米)セットを、天然塩ちきゅうの雫200gと合わせてリターンとさせていただきます。

▼最後に

過去最高気温を超える日が出て、熱中症で亡くなられる方も増えている中、熱中症対策が必要なのは被災地だけではありません。

日本に住む全員が意識して、この夏を乗り切り、自分と家族の身を守って行く必要があります。

天然塩は軽量で、塩の殺菌作用から保存性が高く、携帯するにも最適です。

夏の暑い日は天然塩を持ちあるく。

それを1つの文化、習慣にしていければ、汗を大量にかいたとき、いつでも塩分補給ができ、熱中症で倒れる人の数も劇的に減少すると考えています。

異常な暑さも続いています、できる限り用心して健康の維持増進を心がけていきましょう。

▼関連リンク

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復興作業にあたる方はこちらからお申し込み下さい。

(岡山県に限らず、広島県、愛媛県など発送できます)

熱対医団天然塩希望フォーム

⇒ https://ws.formzu.net/dist/S92692432/

使いやすく小分けにした天然塩をお送りします。

避難所や災害拠点など、炊き出しや調理で利用する場合は小袋のままお送りします。

※あなたのお知り合いに復興作業にあたられているご友人や団体の方がいらっしゃれば上記のリンクを送ってください。

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熱対医団ウェブサイト(作成中)

熱対医団facebookページ

熱対医団団体規約

熱対医団(復興作業熱中症対策医師看護師支援団)事務所住所

〒701-0205

岡山県岡山市南区妹尾840-11

医療法人まえだ診療所
災害支援事務局

地図 ⇒ https://goo.gl/maps/x7LGWhJj3ww

Email:info@nettai-idan.com

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    活動報告

    目標金額達成のお礼と新リターン追加

    2018/08/07 16:45

    達成の報告とお礼 この度のクラウドファンディングを主催している片岡徹也です。 多くの方のご支援ご協力のおかげで、クラウドファンディング公開から3日で目標金額を達成することができました。 どうもありがとうございます! 心から感謝申し上げます。 ただし、クラウドファンディングのリターンの...

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