❑ ご挨拶

 

 

 

はじめまして。チーポスです。

チーポスは、2018年7月11日に結成された、ヒカルと亀井奈緒によるシアターアーツチームです。

私たちは、桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻で二年間、同短期大学専攻科演劇専攻で二年間の計四年間、一緒に演劇を学びました。卒業後の2017年6月、渋谷・サラヴァ東京にてソングショーと芝居を織り交ぜた自作の作品を上演し、それがチーポスを結成するきっかけとなりました。

 

 演劇を行う団体は「劇団」や「演劇ユニット」と名乗ることが多いですが、チーポスはそれらの名前ではなく「シアターアーツチーム」を名乗っています。これは、演劇をベースに、音楽・写真・美術・映像など、様々なアートとのコラボを試みているためです。

 公演チラシの写真を例にとってみると、普通それらに求められることは、写真一枚でその劇団や作品の雰囲気を伝えることです。が、チーポスでは、演劇のための「情報」に留まらない、その写真自体がひとつのアート作品としての価値をもつことを目指しています。これがわたしたちの思う演劇とアートのコラボです。

 

いままで演劇を観るきっかけのなかった方、興味をもったことのなかった方、劇場という空間に縁のなかった方、好きなミュージシャンの音楽をイヤホンで聴く気持ちで、はたまた好きな画家の絵を眺める気持ちでまずは劇場にいらしてください。

よく演劇を観る方、ご自分が演劇に関わっている方、チーポスと一緒に演劇×アートの可能性を探求しませんか?

 

≪チーポスは、あなたに新たな演劇・アートの価値を提案します。≫

 

 

 ▪ ▪ ▪ member profile ▪ ▪ ▪

ヒカル(hikaru)

2017年私立桐朋学園芸術短期大学専攻科演劇専攻修了。在学中、スタニスラフスキー、キース・ジョンストン、ブレヒトなどの西洋演劇について学ぶ。当校修了後は桐朋短大同期である亀井奈緒と創作活動を続けながら、イギリスで最も歴史の深い演劇大学LAMDA(London Academy of Music & Drama Art)に単身留学する。チーポスでは俳優活動と共に劇作、演出を担当する。

 

亀井奈緒(nao kamei)

埼玉県所沢市出身。バリトン歌手の父とピアニストの母の影響で、幼少期から音楽や舞台に興味をもつ。小学4年生で『小劇場オペラ#14 Zaza』(恵川智美演出/新国立劇場)に出演。その後は私立拓殖大学第一高等学校の演劇部、桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻・同短期大学専攻科で演劇を学ぶ。桐朋短大在学中、『虎よ、虎よ―蝮と呼ばれた父と子の下剋上―』(福田善之作・演出/東京芸術劇場)に出演し、以降『「福田善之を読む」〜その7〜 颶風のあと』(福田善之作・演出/スタジオP)など、福田善之氏の作品に携わる。チーポスでは俳優活動と共に制作、音楽を担当する。

 

 

 

 

❑ チーポス#01『HaKUSHI』について
 

そう遠くない未来。

都市全域に避難勧告が発令された。

いつの間に用意されていたのか、

立派なシェルターが与えられ、

人々はそこで新たな生活を始める。

そして、もう一切シェルターの外に

出てはいけなくなった。

地下のシェルターへの

入居が決まった避難者は、

性別、職業、年齢も全て違う

赤の他人。

次々と明らかになる

シェルターの不備に追い詰められ、

徐々にそれぞれの人間性が

明らかになっていくが・・・。

 

 

 

 

チーポス #01

『HaKUSHI』

 

作・演出 ヒカル

音楽 亀井奈緒

 

▪ ScHEDULE ▪

 2018.10.25(Thu)~28(Sun)

 全5ステージ

 

▪ TiCKET ▪

 前売:2000円/当日:2500円

 全席自由席

 2018.9.1(Sun)チケット発売開始

 

@アトリエファンファーレ東新宿

東京都新宿区大久保1-3-15

アクロス東新宿B1F

 東京メトロ副都心線「東新宿」駅

エレベーター出口より30秒

 都営大江戸線「東新宿」駅より徒歩4分

 JR山手線「新大久保」より徒歩7分

 JR中央・総武線「大久保」駅より徒歩9分

 

▪ CaST ▪

 亀井奈緒(チーポス)

 小島奈緒実(アイズ)

 南嶋毅(俳優座研究生)

 ムコーダマコト

 ヒカル(チーポス)

 

▪ StAFF ▪

 作・演出:ヒカル

 音楽:亀井奈緒

 美術・宣伝美術:諌元大輔

 衣裳:増田恵理

 音響:稲葉美穂

 音響オペレーター:加川望

 宣伝写真:六本木信幸

 当日運営:六反田菜都実

 企画・制作:チーポス

 

 

 

❑ プロジェクトで実現したいこと

 

①チーポス#01『HaKUSHI』を成功させたい

なにかをしようとすると、必ず行き当たるのが「お金」の問題。これはどんな仕事も、演劇も同じだと思います。

例えば『桃太郎』で桃が川を流れてくるシーンを表現しようとする時、お金が全く無いとなると、桃はスーパーから貰ってきた段ボールで作ることになるかもしれません。しかしここに少しお金をかけられるとなると、桃は木造に?布製に?さらに予算が増えれば「桃は思い切ってプロジェクションマッピングでカッコよくやってみようか!!!」・・・と、これはあくまで「例」ですが(笑)

このようにお金があるか無いかで表現の幅がぐんと変わるのは事実なのです。皆さまのご支援で、『HaKUSHI』はより表現豊かな作品になります。表現豊かな作品は必ずや皆さまの心を刺激すると私たちは思っています。


②チーポスにより多くの人に関わって頂きたい

チーポスメンバーやチーポス#01『HaKUSHI』の出演者をいつも応援して下さっている方に加えて、キャンプファイヤーをきっかけに新たな出会いがあれば嬉しいです。

 

 

 

 

❑ 資金の使い道

 

①チーポス#01『HaKUSHI』の運営資金

劇場借用費・稽古場借用費・人件費・舞台装置や衣裳の材料費・チラシ作成費・・・

ひとつの公演を運営するには予想以上にたくさんの費用がかかります。よい作品をお客様にお届けするためには勿論妥協はしたくありません。ヒカルも亀井も持ち出しを覚悟で現在進行中ですが、上記でも述べましたように、よりよい作品にするためにはどうしても皆さまのご支援が必要です。

 

②俳優やスタッフへのギャランティー

俳優・スタッフは限られた回数の本番に向けて数か月間、何時間も稽古・準備を重ねます。どんなに稽古をしても、公演は終わってしまえばそれきり。決して経済的な職業とは言えません。しかし我々は限られた本番、お客様に作品をお届けすることに命を懸け、努力をします。そんな努力に見合った報酬を、チーポスに関わった俳優やスタッフへお渡ししたい、とチーポスは考えています。 


③今後の活動費用

チーポスは、チーポス#01『HaKUSHI』の先も長期的に活動を続けていきます。今回目標金額に設定した200,000円は、①②に費やしたいと考えている最低限の金額です。が、もしもたくさんの方にご支援を頂けた場合は、今後の活動費として貯金し、チーポス#02、03・・・と作品をお届けし続けていきたいと思います。

 

 

 

 

❑ リターンについて

1.3,000円

お礼状・パンフレットお名前記載・公演関連グッズA

2.5,000円

お礼状・パンフレットお名前記載・公演関連グッズA・座席優遇

3.10,000円

お礼状・パンフレットお名前記載・公演関連グッズB・座席優遇・アフターイベントご招待

4.30,000円

お礼状・パンフレットお名前記載・公演関連グッズB・アフターイベントご招待・公演ご招待(+座席優遇)

 

※パンフレットは公演当日、お客様全員にお配りします。

※ 公演関連グッズAはポストカードセット、BはチーポスオリジナルTシャツを予定しております。内容が変更になる場合がありますがご了承ください。(Tシャツの色はホワイト一色のご用意、サイズはXS~XLの中からお選び頂けます)

※ お礼状は、メール、または郵送をお選び頂けます。

※ アフターイベントは、チーポスメンバー・出演者との交流イベントです。終演後に劇場内で開催予定です。公演の感想を直接伺える機会・ご支援いただいたお礼を直接申し上げる機会になればと思います。

※ 「4.30,000円」をご支援頂いた方で、公演にいらっしゃることが出来ない場合は、公演とアフターイベントの様子をお手紙でご報告致します(メールまたは郵送)。

 

 

 

 

❑ 最後に(メンバーよりメッセージ)

 

ヒカルより

みなさま、初めまして。ヒカルと申します。こうして、まだ出会ったことのない皆様のお目に触れられること、大変うれしく思っています。

演劇を観ることは現代社会で生きる私たちの人生を豊かにすると、私は信じています。演劇は英語で訳すと、dramaになります。私たちの日常にも、演劇と同様にドラマは巻き起こっているわけですが、自分のこととなると冷静でいるのはどうも難しいものです。イギリスのかの有名な劇作家シェイクスピアは、彼の戯曲の中でキャラクターにこう喋らせています。『演劇の目的は自然に対して掲げられた鏡だ』と。自然、という言葉だと森林などの原始的な風景が浮かびますが、私はこの中での自然とは、その時代性を形作る私たち人間のことをざっくり指しているものだと思っています。鏡を作るのは私たち人間で、見るのもまた人間ですから。

お芝居のキャラクターに降りかかる災難は、自分に降りかかるものとは違い、時に冷静に、時に面白おかしく見られるものです。観客の皆様が私たちの掲げる鏡を通して、ご自分の人生を改めて面白く捉えられるように作品を作りたいと思っています。

 また、今回クラウドファウンディングを通して、チーポスを一緒に育てて下さる方々に対して感謝の気持ちでいっぱいです。皆様のチーポスに対しての、そしてまた私たちを取り巻く状況に対してのご理解に勇気をもらって、皆様のためのシアターアーツを作っていこうと思います。

 

亀井奈緒より

「応援しているよ。有名になってね」

「早くテレビに出てね」

演劇をやっていると言うと、よくこういう応援の言葉を頂きます。

テレビに出られる人はほんの一握り。技術・魅力・人間性・美貌・・・?

いろいろなものを兼ね備えている必要があります。

劇場に赴かないと観ることのできない演劇に比べて、テレビは電源を押せばどこにいても観ることができます。遠くに住んでいるおばあちゃんにも、忙しくて劇場に来られない友達にも、自分の活動を観てもらえるでしょう。そう思うとテレビに出られることは素敵なことだなあと思います。

しかし、これまでの24年間、テレビに映る俳優や全国放映の映画よりは決して有名ではないけれど、魅力的でカッコイイ俳優や演出家、作品に出会ってきました。

わたしが「魅力的だ」「こんな人になりたい」と思う条件って何だろう?と考えてみると、それはきっと、「おれは、わたしは、これがしたいのだ!」という確固とした意思がその人物や作品にあることなのかなと思うのです。決して知名度ではなく。

そして今のわたしが、「これがしたいのだ!」をやってみることができる場所は「チーポス」だと思うのです。守られていない、自由で未開の地。

劇場に足を運んでいただくことは、テレビドラマを見てもらうよりも偶然で難しい。けれど、是非、チーポスの作品を観に来ていただきたいです。

支援は簡単な事ではありません。しかし思い切ってこのプロジェクトを始めてみたいと思います。このクラウドファウンディングでこれまで応援して下さった方々に加えて、このプロジェクトで初めて出会う方々とも一緒に作品を創っていけたら、そしてチーポスの「意思」をたくさんの方にお届けできれば嬉しいです。

 

2018.7.27

チーポス ヒカル・亀井奈緒

 

  • 2018/08/25 21:52

    本プロジェクトも、残すところ一日となりました。 いつも応援してくださっているみなさま、本当にありがとうございます。 最後の最後までこのプロジェクトについてみなさまに少しでも知って頂けるよう、今日はチーポス#01『HaKUSHI』の出演者を紹介したいと思います。 どうぞご覧くださいませ! ...

  • 2018/08/19 22:16

    昨日は、宣伝写真の六本木信幸さんをお招きしてのビジュアル撮影でした。   今回は二度目の撮影でした。一度目は先月行ったのですが、なんと撮影にかかった時間は約半日…!! 今回はチームワークもよりアップし一度目よりはスムーズでしたが、やはり約9時間ほどかかりました。 妥協せずよいものを...

  • 2018/08/16 22:05

    本日は4回目の稽古でした。 亀井が明日から5日間、高校生との演劇合宿に参加するため、チーポスのお稽古は少し長いお休みに入ります。 さて、今日の稽古は… ヒカルが大学在学中から学んでいる「スタニスラフスキーシステム」と呼ばれる、ロシアで生まれ、イギリスの演劇教育の軸になっている演技システム...

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