(2017年3月21日追記)無事、100万円を集めてサクセスしました!皆様本当にありがとうございます!!
更に、このまま一気に”あの村”を法人登記してしまいたいと考えており、100万円を超えた分は登記費用とさせて頂きます。
登記には30万円ほどのお金がかかりますので、改めて目標額を【130万円】と致します。どうか引き続きご支援をお願い致します。
▼はじめに
あの村プロジェクトのクラウドファンディングページをご覧くださいまして、ありがとうございます。
私たちは村作りプロジェクトを始めるにあたって、村の名前を「あの村」に決めました。
皆さんに、「今度の週末、あの村行こう」と、気楽に呼んでもらえるように命名しました。
皆さんも是非、最後まで気楽に読んで頂けますと幸いです。
あの村プロジェクト公式サイト:https://anomura.jp
▼あの村プロジェクトとは?
誰もが、DASH村のような体験を楽しめるプロジェクトです。
舞台は、千葉県鴨川市1400坪の土地。
東京からアクアラインを通って2時間ほどなので、都内近郊にお住まいの方も気楽にお越し頂けます。
この広大な土地で、仲間たちと力を合わせて自分たちだけの村を作っていくのは、最高に楽しいエンターテイメントです。
「休みの日にはあの村に行って、村作りを進めよう!」
そんな新しい趣味の形を、提案していきます。
村作りは最高に面白いので、毎日が楽しくなること間違いなしです。
▼このプロジェクトで実現したいこと
あなたは【DASH村みたいな経験がしたい】と思ったことがありませんか?
・何もない山奥を開拓して、家を建ててみたい
・ゼロから畑作りに挑戦してみたい
・自然の中に秘密基地を作ってワクワクする暮らしがしたい。
モノが溢れている現代、多くの人がこんな欲求を抱えています。
しかし、「仕事は辞めたくない…」「場所を確保するのが面倒…」等の理由で諦めている人がほとんどだと思います。
──そんなのおかしいでしょ?
私達は、「休日に気楽にできる村作り体験」を提供します。
村作りという最高のエンターテイメントを、あらゆる人に届けること。
それが、あの村プロジェクトで実現したいことです。
▼村作りってそんなに面白いの?
あの村には、圧倒的な自然があります。この神秘的な竹林をはじめ、
見晴らしのいい平野も、
野生溢れる川もあります。
この1400坪の土地を使って、あなたの夢を何でも叶えられます。
・理想のツリーハウスを建てることもできます。
・畑を作ることも、温泉を掘ることもできます。
・カフェやゲストハウスを経営して、お金を稼ぐこともできます。
・発電機を作ることも、上下水道を整備することもできます。
・平日は都内、週末はあの村で、二拠点生活をすることもできます。
あなたのやりたいことを自由に発案して、実現できます。
だから、あの村は”世界で最も創造的な遊び場”です。
ただの農業体験やワークショップとは一味違う、自分で考えて自分でチャレンジする喜びがあります。
▼あの村プロジェクトの特徴
①一回きりではなく、「村民」として関わって下さい
ありきたりな農業体験やDIY体験のような、一度きりのワークショップをやって終わりではありません。
あの村では月額6200円の村民税を払うことで、村民になることができます。
村民の皆様は、
・月に一度の無料イベント(豚の丸焼きパーティや、ピザ窯パーティ)への参加
・いつでも村に遊びに来て、のんびりしたり村作りを進めたりできる。寝泊まりできる。(しかも、村作りの材料費は「あの村」の予算から出ます!)
・村民限定SNSで、いつでも村の様子をチェックしたり、議論したりできる
・カフェをやってみたりゲストハウスをやってみたり、小さな起業が体験できる
といったことが可能になります。
もちろん、村民になれば上記のサービスは全て無料!
宿泊も無料なので、極端な話、住むことさえもできてしまいます!
※その他、詳しいサービス内容についてはあの村プロジェクト公式サイトをご覧ください。
②24時間365日、スタッフが常駐
運営スタッフが365日常駐しています。だから、365日いつでも遊びに行くことが可能です。
休みが不定期な方も、長期滞在が難しい方も、いつでもスタッフのサポートを受けながら村作りに参加可能!
どんな人でも、安全・安心の村づくりが可能です。
③最高の仲間と、最高の体験を
継続的に一緒に村を作る仲間ともなれば、村民同士の結びつきは非常に強くなります。
時には長く一緒に寝泊まりして、時にはSNSで議論しながら、どんどん仲良くなっていきます。
そしてそんな最高の仲間と一緒に、何かをやり遂げた時、最高の喜びが待っています。
それこそが、村作りの最大の楽しみです。
▼あの村プロジェクトはここが違う!
「何かよく分からないけど、村作りみたいなことやってる人他にもいるよね?」
と、いう声をよく頂きます。
あの村プロジェクトと、その他の村作りとは、全く違うものです。
普通、村作りプロジェクトは、誰かが村を作って「あなたはそこに遊びに行くだけ・少し手伝うだけ」です。
本当の意味で、村を「作る」ところには立ち会えないのです。
一方、あの村プロジェクトは「お客様自身が、作る」のです。
皆で一緒に、必要なものや、その作り方を考えながら村を作っていく。
与えられたものではなく、創り出す喜びを感じられる。
それが、あの村プロジェクトの楽しさです。
だから、あの村こそが、世界で最も創造的な遊び場なのです。
▼これまでの活動
あの村では、過去に三度のワークショップを行いました。
村の土地をひたすら開拓したり…
家を作ったり…
焼き芋を焼いたりしました。
また現在、当座の住居として「スタードーム」を建築中です。
(画像出典:能登島公民館)
スタードームとは、竹を割って作るドーム型のテントです。
こちらのスタードームは3月に完成予定で、15畳ほどの滞在空間が完成します。
男性用・女性用で2つが完成する予定です。
このドームに布を被せてテントにして、寝泊まりが可能な状態にします。
スタードームは竹のしなやかさを感じ、自然と一体になっている感覚を強く感じる素晴らしい空間です。完成後は是非ご宿泊にお越し下さい。
▼資金の使い道
当座7月から年間会員を募るために必要な最低限の初期費用として使わせて頂きます。
土地の使用料(初期費用15万円)
水質調査(16万円)
車購入(30万円)
農具や工具等の設備投資(40万円)
【サクセス後追記】法人登記諸費用(30万円)
▼リターンについて
☆スタードーム一泊権(夕食、送迎付き)
完成したスタードームに宿泊できます。
(画像出典:http://www.stardome.jp)
あの村の夜は、満点の星空やたっぷりの虫の声が最高に気持ちいいです。
また、初夏〜夏にかけては、たくさんのホタルが飛んでいるのを見ることができます。
宿泊者には、夕食も提供致します。
あの村や周辺地域で取れた新鮮な食材を、是非味わって下さい。
※2名様での宿泊の場合、お申込み後の「支援金額」で、2倍の金額をご入力下さい。3名様の場合は3倍になります。
※未就学児は無料とさせて頂きます。
☆あなたのお名前をつけた木を植樹できます
あなたのネームプレートを付けて、「あの村」に木を植えることができます。
また、毎年あなたの誕生日には、この木がどんな姿に成長したかのメッセージをお届けします。
一生続く、最高の記念になること間違いなしです。
木の種類は、モモやリンゴなど、実がなる木を想定しています。季節を選んであの村に遊びに来れば、あなたの名前の木から実を収穫して、食べることもできちゃいますよ。
☆村民権一年分
村民権一年分を提供します。丸一年の間、あの村の村民になれます。
月に一度の無料イベントに来ることも、休日にあの村でくつろぐことも、村作りをガンガン進めることも何でもできちゃいます!
定価ですと月額6200円×12=74400円相当になります。
それを今回は【早割】で5万円で提供致します。かなりお得になっておりますので、この機会に是非ご利用下さい。
村民に与えられるサービスの詳細については、あの村プロジェクト公式サイトをご覧ください。
☆村民権半年分
上記と同じく、半年分の村民権です。
定価ですと、月額6200円×6=37200円相当になります。
それを今回は【早割】で3万円で提供致します。
☆地名決定権
あの村のおよその地図は、以下のようになります。
現在の活動拠点はもっぱら「平野B」で、ここにテントを張ったり小さな家を作ったりしました。
この土地の、平野(×2)、竹林、沼地、川(×2)の名前を付ける権利です。
あなたのお好きな名前で、あの村の地図にも載りますし、村民は皆その場所をその名前で呼びます。
合計6箇所の名前を付ける権利を差し上げますので、6名様までとさせて頂きます。
また、公序良俗に反する名前や極端に呼びにくい名前等はお断りさせて頂く場合がございますのでご了承下さい。
☆村民限定SNS閲覧権
「あの村」村民限定SNSでは、村の様子や進展についてのレポートが毎日アップされ、村民による議論も行われます。
このSNSを見れば村が成長していく様子や内部が丸わかりになります。
「遠方だから村に行きにくいけど、村ができていく様子を楽しみたい」という方にはオススメのリターンです。
☆お好きな一泊二日ワークショップに1回無料参加可能
あの村では定期的に一泊二日のワークショップを行っています。
内容は様々ですが、今後は
・ピザ窯を作る
・ツリーハウスを作る
・狩猟の基本を学ぶ
等が予定されています。お好きなワークショップへ1回無料で参加頂けます。
一泊二日のワークショップの料金は7000円〜10000円程度(食費・交通費込)となっております。
※2名様での宿泊の場合、お申込み後の「支援金額」で、2倍の金額をご入力下さい。3名様の場合は3倍になります。
※未就学児は無料とさせて頂きます。
☆あなたのだけのためのスモールハウスを建設
「共用の家じゃなくて、私物をガッツリ置きまくれる個人的な別荘を手に入れたい!」
そんなあなたのための高額リターンがこちら。
通常ではあり得ない低額(70万円)で、あなたのための家をご用意します。
この低額の秘密は、人件費を度外視していることです。
私たち常駐スタッフがコツコツ作り進めますから、ほぼ材料費のみしか頂きません。
家は上の画像のような、6〜8畳程度の木造スモールハウスになります。
1名様限定の超限定リターンとなります!
※あの村は皆で皆の村を作るプロジェクトなので、原則独占所有できる建物などを建てることはありません。今回はクラウドファンディングで特別にご用意しました。
☆あの村特製!竹の晩酌セットをお送りします
あの村特産の竹を加工して作った「とっくり・おちょこ・皿・箸・箸置き」の晩酌セットをお届けします。
竹の香りが移ったお酒を飲むのはものすごく贅沢な感じがします。
ましてや、食器も全て竹だったら、最高に豊かな気持ちになれること間違い無し!
☆あの村オリジナル竹ピアスをお届けします!
竹を編んで作ったあの村オリジナルピアスをお届けします。
あの村に多く生息するホタルをイメージした、自然の落ち着きを感じられるデザインのオリジナルピアスです。
※キーホルダー、ネックレスへ変更することも可能です。ご要望をお伝え下さいませ。
☆副村長であり怪談師のナナシロが、あなたのために怪談を語ります!
あの村副村長のナナシロは、怪談師としての顔も持っています。
怪談ツイキャスをやる怪談師としては日本で一番有名な彼が、あなたのためだけにホラーを語ります。
「あの村で怪談を聞きたい!」という要望はもちろん、それ以外のご指定の場所にも伺います。
(※交通費別途。関東近郊のみ。その他地域の方はご相談下さい)
周りに民家が一軒もなく明かりもないあの村で聞く怪談を、楽しみませんか?
▼運営者紹介
堀元 見
村長。1992年生まれ。沖縄生まれ北海道育ち。
慶應義塾大学理工学部卒。2016年に大学卒業後、就職せずにフリーランスになり、遊び作りをして生計を立てることを決意。
昨年一年を通して大小30以上の遊び企画を実施する中で、創造性を発揮できる「生産する娯楽」こそが最高の娯楽だと確信。
その後、生産の宝庫である村作りを娯楽として行う試みを開始。あの村プロジェクト立ち上げに至る。
夢は「娯楽界に革命を起こすこと」。
twitter:@kenhori2
Facebook:堀元 見
眞保 淳一(ナナシロ)
副村長。1988年生まれ。東京生まれ東京育ち。青山学院大学卒。
フロントエンドエンジニアとして働くかたわら、怪談師として怪談を語ったり、アーティストとして展示を行うなど、マルチに活動を広げている。活動する時の名義は「ナナシロ」。
大人になるまで満足に田んぼを見たことがなかったという超都会派な逸話を持つ。
都会育ちである故に、何もないところでサバイバルして「生きる」感覚を見つめたい欲求があり、あの村に参加。
twitter:@nanashiro1988
Facebook:眞保 淳一(ナナシロ)
大泉かお
1998年生まれ。東京生まれ東京育ち。早稲田大学在学中。
幼少期から乗馬を通して動物と触れ合い、自然の良さを実感。アウトドア系のイベントによく参加する。
大学では環境社会学を学んでおり、自然状態から村ができるまでの過程が興味の対象。
現役女子大生でありながら「顔が写ってるマトモな写真が一枚もない」と衝撃の発言を残したツワモノでもある。
Facebook:Kao Oizumi
▼最後に
村作りは、皆が創造性を発揮できる最高の遊びです。
このページを読んで少しでも面白そうだと思ったあなた、是非あの村へお越し下さい。
絶対に後悔させません。最高に楽しかったと言わせてみせます。
村作りという、最高のエンターテイメントをあなたにお届けします。
最高のエンターテイメントを世界に届けるため、どうかご支援・ページのシェアをよろしくお願いいたします。
また、何か不明点等がございましたらお気軽にinfo@anomura.jpまでご連絡下さい。
最後まで読んでくださってありがとうございました!!
あの村プロジェクト公式サイト:https://anomura.jp
※当プロジェクトは日本テレビ等に関係はありません。
最新の活動報告
もっと見る【あの村活動報告(40)】地球一面白い遊びは「生産すること」
2017/04/07 19:12こんにちは。村長の堀元です。 これが「あの村プロジェクト」のクラウドファンディングの最後の活動報告となります。 最後は、僕があの村プロジェクトを始めた理由について書かせて頂きます。 皆さんは、面白い遊びが好きですか? 僕は大好きです。「これ面白い!」と思える遊びに出会うためにはどこにでも行きますし、何でも挑戦します。 しかし残念ながら、皆が日常的にやっている遊びは僕にとってはあんまり面白くないんですよね…。 典型的なのは、河原でやるバーベキューとか、飲み会の後のダーツ。 いや、その場が盛り上がって楽しいのは分かるんですが、僕はあんまり好きじゃありません。 なぜなら、何も生まれないからです。 ルールややり方が決まっていて、大体いつも同じ展開になるからです。 僕は大学生の頃、ふと思いました。「あれ、これそんなに面白くない…?」と。 それから、僕は「面白い遊びとは何か?」について考え続けてきました。自分でも遊びを作ってみたりしました。 例えば、「大晦日に巨大なかまくらを作ってその中で年越しをする」というイベントをやりました。大人10人がかりで8時間かけてかまくらを作りました。 この時の発見は、「かまくらの中は暖かいし、めちゃくちゃ落ち着く」ということと、「とはいえ、調子に乗って冷えた缶ビールを飲むと凍死しそうになる」ということです。 この発見をした時は、めちゃくちゃ盛り上がりました。 ”うおお!!すっげえ暖かい!!これもう家だよ!!” ”よっしゃ!ビール飲んじゃおうか!キンキンに冷えたやつ!” ”…と思ったけど、ビール飲んだら寒い!!家じゃなかった!!” そんな会話をしながら、一生分くらい笑った気がします。 ずっと、面白い遊びとは何かを考え、遊びを作り続けた後、結論が出ました。 最高に面白い遊びは、「生産すること」です。 自分でアイデアを出して試行錯誤して、何かを生み出すのが面白い遊びです。 「あれやってみたらどうだろう?」「これやってみたらどうだろう?」 その結果、「あ!こうなるのか!」という発見や「できた!」という達成感が生まれます。 展開が分かりきった遊びをするよりも、ずっと楽しいと思いませんか? あの村は、そんな「生産」の宝庫です。 あの村では、皆の「あれやってみたい!」を原動力にして村作りを進めていきます。皆で作業しながら、発見も達成感も分け合います。 あなたはあの村でどんなアイデアを出し、どんな発見をするのでしょうか? その答えを確かめに、是非あの村にお越し下さいませ。 クラウドファンディングはついに明日で終了となります。 皆様のご支援をお待ちしております。 もっと見る
【あの村活動報告(39)】跳び箱のテストが教えてくれたこと。
2017/04/06 21:21こんにちは!あの村スタッフのゴリです! 長いようで短かった、クラウドファンディングも間もなく終わってしまいます。。 連日SNS上にてお騒がせしておりました。今一度感謝を申し上げます。本当にありがとうございました! 土壇場での支援も、もちろんお待ちいたしております!最後までよろしくお願いいたします! 僕があの村に関わろうと思ったのは「なんかツリーハウス作りたいなぁ」という、とても私的な理由からでした。 そんな僕に、村長は「いいね!やろう!」と即答してくれました。 村長から、あの村の理念、目標、将来、課題、妄想などなどをたくさん聞かされて、元々アウトドアやDIYが好きだった僕は、一気に楽しい雰囲気にのめり込み、晴れてスタッフになりました。 ・・・本当のところ、ちょっと参画を簡単に決めすぎたのではないかと思っていました。 しかし!色々と考えるうちに「そうではない」という結論に至りました。 その道程を今日は書いてみたいと思います。 僕の名字は「赤木(アカギ)」と言います。 そのため、出席番号はほとんど1番でした。青木くんにだけは勝てませんでしたが。 そうすると、入学式後の自己紹介も、跳び箱のテストも、卒業証書授与も、僕が最初になることが多くなりました。 何をするにも一番最初。恥ずかしがり屋だった僕は初めは嫌でしたが、次第に嫌ではなくなっていきました。 僕が自己紹介をすると、次の人も、その次の人も、僕の自己紹介を真似する。 跳び箱で失敗すれば、次の人の参考データになり、うまく跳ぶことができる。 卒業証書を元気よく大声で受け取れば、次の人も元気よく大声で受け取る。 皆が、僕の行動を参考にし始めたのです。 人を導き、手本を示し、不安を取り去る。 「先駆者になる」という快感を、このときに学んでいたのです。 先月、あの村の話を一般の人に説明しているときに「スタッフって何をしてるんですか?」と聞かれました。 それまでよく考えたこともない質問でした。村作りが好きなだけなら、村民でもいいじゃないか、と。「すごい情熱的な村民」と「あの村スタッフ」の違いってなんだろうと、その時初めて考えました。 でも僕は、初めて答えるはずなのに、スラスラとこんなことを言いました。 「あの村ってまだ本当になんにもなくて、これからみんなでいろんな建物とか施設を作っていくんですけど、いきなり未経験者に家とかを建てさせる訳にはいかないじゃないですか。だからスタッフが準備をしておく。知識を蓄えて、資材を用意して、危険を把握しておく。そうやって村民の人たちに『選択肢を与える』。それがスタッフの仕事です。」 あの村は、一言で表すなら「開拓」。 まさに、僕が喜びとしてきたものだったのだと気付かされました。 無意識的に、そういった「開拓をしやすい環境を開拓する」ことを求めていたと、気付いたのです。 「DASH村って面白いよね!あんなことしてみたいな〜!こんなことしてみたいな〜! ・でも、アウトドアって大変そうだし、苦手そうだな・・ ・でも、トンカチなんて持ったこと無いし、作り方もわからない・・ ・でも、結局山に入るんでしょ?危なそうだ、危険そうだ・・ ・でも、大きな小屋とかの作り方なんてわからない・・ ・でも、不器用だから絶対失敗しちゃう・・ そんな人達のために、スタッフがいます。 特に僕は、そのためにここにいます。 たくさんの文献を読み、あらゆる素材の特性を知り尽くし、可能な限り実験を繰り返し、どんなモノを作りたいと言われても、よし任せろと胸を張って言えるスタッフになります。 失敗は僕が先にできるだけ済ませておきます。転んだときに危ない石は全部拾っておきます。人目につく範囲の毒草も撤去します。お子様も安心して連れてきてください。 もちろん一人では無理でしょう。他のスタッフや、すでに詳しい村民を頼ることもあると思います。それでも足りなければ、外部から知識人を呼ぶ手配を整えます。村を発展させるに当たり、必要となるものは全てスタッフが手配します。 それでも不安がある、という方は、ぜひあの村に持ってきてください。僕がおいしいピザに変えてあげます。 一緒に開拓者、始めませんか? あの村で、待っています。 もっと見る
【あの村活動報告(38)】僕は大学を卒業するまで田んぼを見たことがありませんでした。
2017/04/05 19:14こんにちは。副村長のナナシロです。 クラウドファンディングもついにラストスパートに入りましたね。ありがたいことに、僕らのプロジェクトはご支援いただいた皆さまのお陰で、既にサクセスしております。 とはいえ、最後まで、できるだけ多くの人に僕らのサービスが認知されるように頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ----- さて、今回の活動報告ではちょっと僕の個人的なお話をしようと思います。 僕は、生まれも育ちも東京で、小学生の頃から新宿で遊んでいたような典型的な都会っ子です。 核家族で親戚もあまり多くないため、小さい頃に田舎へ遊びに行くなんてこともほとんどありませんでした。 (よりによって、少ない親戚が、名古屋近くと大阪に住んでいたため、どこへ行ってもそんなに田舎ではありませんでした。) 性格もあまりアウトドアではなく、中学高校時代は部活に、大学時代はアルバイトに明け暮れていたため、国内旅行すらもほとんど行ったことがありませんでした。 その結果、、、 大学卒業するまで田んぼを目の前で見たことがありませんでした。 いや、これ嘘ではないですよ、本当に見たことないんです。 僕が住んでいる町は畑すら一つもない(庭がある家が珍しい)ので、田んぼなんてテレビの中の世界でした。 -- そんな生粋の都会育ちの僕が、シティーボーイらしい娯楽を楽しめたかというと、、、まったく楽しめませんでした。 前にあの村スタッフのカンザキも書いていましたが、僕もとにかくサービスとして用意された遊びをすることが好きではありませんでした。 家族全員がクリエイティブ系のクリエイティブ一家に育ったこともあってか、自分で何かを生みだすということ強いこだわりがあったため、どんなサービスを体験しても「僕が作った方が面白い」と感じてしまうのです。 遊園地へ行っても、漫画を読んでも、映画を観ても、ミュージシャンのライブへ行っても、常に「僕がやった方が絶対いい!」という謎の自尊心がありました。 その上、非常にひねくれ者だったため、常に他の人とは逆のことを考えたり実行したりしていました。 クラスに一人はいる、妙に斜に構えていて面倒くさいタイプの人の出来上がりです。 -- そういう難のある性格だったため、大人になって社会へ出たときも、あらゆるものに理不尽さや疑問を感じ、仕事にも生活にもあらゆる物事に何一つ身を入れて臨めませんでした。 仕事を辞めたり、YouTuberになったり、芸術家になったり、全財産お酒に使ってしまったり、様々な経験をしました。 あれだけ「誰かに用意されたモノなんてつまんねぇ」と息まいていた僕でしたが、蓋を開けてみれば、会社という用意された場所で働き、既存のサービスで動画配信をおこない、大枚をはたいて作品を作り、ギャラリーを借りて展示をし、飲み屋で女の子に絡んでいました。 結局、僕は何も作り上げていませんでした。 -- その事実に愕然した僕は、生まれて初めての一人旅に出ました。 2015年3月のことです。 一人旅、と大げさに言いましたが、二泊三日で和歌山の熊野へ行っただけです。 ですが、当時の僕からすると大きなトライでした。 なんの前触れもなく、「神様に会いたい」というおおいにクレイジーな理由で赴いた熊野でしたが、僕はそこでこれまでの人生でも最高と言えるほど楽しかった体験をしました。 なんてことはないです。 ただ、土を踏みしめ、空を見上げ、鳥の声を聴き、空気を吸っただけです。 それだけのことでしたが、僕は楽しくて仕方ありませんでした。 オフシーズンだったため、周りに人は誰もおらず、うっすら雪が積もっていました。 山の上だったためスマホの電波も消え、けもの道を迷いながら進み、僕は白い息を吐きながら笑っていました。 -- 都会で育った僕は、勝手に「人がいないところには何もない」と思っていました。 人が作ったものにはケチをつけるのに、たくさんの人がいることが前提で世の中を考えていたのです。(今考えると幼稚だなぁって思います。) でも、実際そんなことはありませんでした。 木が生えている、風が吹いている、水が湧き出ている、その中に自分がいる。 それだけで、「生きているのめっちゃ楽しい」となりました。 そして、人が作ったモノと闘ってばかりいたこれまでの僕にはなかった、”純粋なクリエイティビティ”が湧き上がってきたのです。 ----- 僕は、そんなワクワクする気持ちをみなさんにおすそ分けしたく、あの村で副村長をやることにしました。 僕のようなひねくれ者はそうそういないかと思いますが(笑)、都会で無理して楽しいを探している方がいらっしゃったら、是非村へ遊びに来てほしいです。 改めてですが、『あの村プロジェクト』のクラウドファンディングはラストスパートに入りました。 4/8(土)までです。 もし僕の話を読んで感じ入ることがあった方は、是非クラウドファンディングにご支援いただき、一度村へお越しください。 あの村でお会いしましょう。 もっと見る
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