10年後も美味しいワインを飲もう!ぶどう農家を育て応援するファンクラブ第一期募集

キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

岩手を代表するワイン産地・花巻市大迫町。しかし、ぶどう農家の高齢化・過疎化が深刻で、10年後にはこの町の核であるぶどう栽培、ワイン醸造の文化が途絶えかねません。後継者を育てるチャンスは、今しかありません。 ワインを楽しみながら、町の未来を一緒に守るファンクラブの仲間になってください!

現在の支援総額
282,000円
支援者数
18人
募集終了まで残り
終了

現在9%/ 目標金額3,000,000円

9%

このプロジェクトは、ふるさと納税型クラウドファンディングのAll-In方式です。
目標金額に関わらず、期間内に集まった金額がファンディングされます。

このプロジェクトは、2018-09-03に募集を開始し、18人の支援により282,000円の資金を集め、2018-10-21に募集を終了しました

プロジェクト本文

”顔が見えるふるさと納税”を始めます。本プロジェクトへの支援=大迫ぶどうファンクラブへの参加。「モノ」と「お金」の交換ではなく、「ふるさとを応援する気持ち」が直接ふるさとで頑張る人の力になります。リターンとして届く「モノガタリ通信」とワインを味わいながら、大迫の現状を知っていただき、応援していただければ幸いです。納税いただいたお金は、花巻市大迫町でぶどう栽培の次世代を担う新規就農者・後継者を育てる行政予算になります。

 

▶︎知ってほしい!花巻市大迫町のこと

地形がボルドーに似ているからと、70年前に町を上げてぶどう栽培に取り組み始めました。県内初のワイナリーも設立し、土壌・気候にあったぶどう品種の栽培を追求。東北を代表するワイン産地に育ちました。

しかし、ぶどう農家の高齢化が深刻です。数年前に157軒あった農家は、現在117軒。しかもその約9割が60歳以上。後継者のいる農家は2割以下

 

それでも、自分たちが育ててきたぶどう栽培・ワイン作りの歴史を途絶えさせるまいと、ぶどう栽培初代の農家が、現役で奮闘しています。

 
▶3年前に移住してきた東京出身の若者が、新風を巻き起こす!

東京出身の鈴木寛太は、3年前に岩手県花巻市の地域おこし協力隊となり、大迫町に着任し、今年7月末で任期を終えました。そして、今年からぶどう農家になる決意をしました。

協力隊に着任した1年目で117軒全てのぶどう農家をまわり、地域の方と仲良くなると同時に、厳しい現実を肌で感じた寛太は、ヨソモノと大迫のぶどう農家との気軽な関係を作ってきました。

例えば、
・ぶどう農家労働力支援ボランティア組織「ぶどうつくり隊」の運営
・国立岩手大学の学生を中心とした「岩手大学ぶどう部」の設立
・空き家を改修したぶどうトライアルステイ「かんたはうす」の建築
・東京大学と協力し、東京大学体験活動プログラムの受け入れやインターン生の受け入れ など。

こうした活動が功を奏し、地域外の人と交流のなかった高齢のぶどう農家のみなさんも、若者やヨソモノが入ってくることに慣れてきました。ぶどうを絶やしたくない、でも息子に後を継いでくれとは言えない、という狭間で高齢化が進んだ大迫ぶどう栽培。今、必要なのは、新しくぶどう栽培に意欲を燃やす後継者候補の育成と、初代現役ぶどう農家からのバトンタッチです。

寛太があけた風穴を、閉じさせてはいけない。

(大迫のワインを飲んで、ワインが大好きになりました!)

(からだを張って地域を盛り上げる!大迫のみなさんとはじめた、宿場のチンドン屋”早池峰一座”。最初は恥ずかしかった化粧もすっかり上手になりました(笑))

 

▶︎住んでいなくても、ふるさととつながる仕組みをつくりたい

当然ながら、東京出身の一人の青年の肩に大迫の未来を背負わせることはできません。でも、一人ひとりの応援したい気持ちを集めて、活動を後押ししたり、同じような志の農家を育てることはできるはず。

本プロジェクトでは、大迫のぶどうの今を綴った「モノガタリ通信-花巻ぶどう編」をリターン品としてお届け。ふるさとの現状を、まずは知ってほしいと思います。実はポイントは、寄付者は誰でも「モノガタリ通信」の発行に関わることができる!んです。

ただ読むだけではなく、「関わる」ことができる。
あなたと大迫の関係を少しずつ、育てていけたら嬉しいです。

多様な関わり方の例━━━━━━━━━

・ ふるさと納税をする
・ モノガタリ通信を読んで、ワインを味わう。
・ 大迫のこと・ワインのことを、知り合いに話す
・ 大迫の現地ツアーに参加する
・ モノガタリ通信の記事を書き、発信する側になる


【現地取材ツアー(希望者のみ)】
   第1回 9月15 - 16日 (収穫体験、おおはさまワイン祭り) ※終了しました

   第2回 11月3 - 4日 ※10月21日(日)までに寄付いただいた方が対象
     (ぶどう棚のビニール撤去作業体験、ワイン工場見学、ぶどう品種講座)

(現地までの交通費および宿泊費は各自ご負担ください。JR花巻駅・新花巻駅集合です。)

 

▶ご寄付の使途

これは「ふるさと納税」であり、ご寄付いただいたお金は、市に納付され、ぶどう農家を始めとした農業振興のための予算となります。例えば、新規就農者向けの技術支援や、住むための住宅取得支援などです。もちろん税額控除も受けられます。

            

▶︎寛太からのメッセージ-東京出身の27歳がなぜ?-

東京出身の青年がふるさとでもない花巻市大迫町になぜ?そんなに熱く情熱を注げるのか、最近になってたくさんの方から疑問を投げかけられるときがあります。そんなときに、私はいつもこう答えています。

 「ふるさとがあるから、都会に出ていった若者は頑張れる。帰るべき場所で仲間と再会し、家族と再会することが出来るから、都会で頑張れる。そしてまた戻ってくる」

それが本当であれば、私は皆さんが育った大迫町を守っていくことが使命なんだと思うと話しています。

 若者は夢や希望を抱き、都会へ出ていく方が多くいます。それは自然なことだと思っていますし、都会と違い、地方の町はネガティブに変化していきます。懐かしい商店が潰れてしまったり、近所の家が空き家になったり、どんどん衰退していくのです。でも、私が東京へ帰った時にも似た思いを感じているのです。都会は地方と違い、ポジティブに変化していきます。しかし、その変化が私にとっては切なさを感じさせるのです。いつかの日に、祖母に手をひかれて散歩道を歩いた懐かしかった商店は無くなり、真新しいコンビニに生まれ変わり、小さかった最寄の駅は、駅ビルのような駅に様変わりしてしまいました。懐かしい風景が消えるのは、地方も都会も一緒なんだと感じました。だとしたら、ネガティブに変化する地方を守るためにはどうしたらいいか、たどり着いたのは、地域の特産物を使って地域を盛り上げることでした。大迫町に帰ってくる人がいる限り、ふるさとを守り続けるということ。それが「ぶどう」という果樹で出来るのであれば、私の生きる意味がここにある気がしています。

このプロジェクトに共感し、応援していただいた皆様と一緒にこの地域を盛り上げたいと考えています。僕一人ではその思いをなかなか形にするのが大変ですが、大迫町に来ていただき、この町のファンとなっていただき、一人ひとりが魅力を発信していければ、たくさんの方にその熱が届くと私は信じています。東京出身の27歳がなぜ?ここで生きているのか、皆様の目で確かめていただけたら幸いです。

 

 

 

▶-この仕組みの仕掛け人- 岩手県花巻市役所 定住推進課 高橋より

花巻市が、今もっとも力を入れている事業が、大迫のぶどう農家の新規就農支援や後継者育成です。ぶどう栽培技術習得のための相談窓口の設置や、醸造のハードルを下げる”クラフトワイン・シードル特区”など、制度面でぶどう農家やワイン造りをサポートしています。一方で、ソフト面で実際に人を呼びこみ、ファンを作るのは、現場で頑張っているカンタのような人間です。地域おこし協力隊として働いた3年間で、カンタは地域の人々から必要とされる人間になりました。行政として個人を支援することはできませんが、ふるさと納税という仕組みを通じて大迫のぶどう農家の人々と一緒にファン作りができるのではないかと考えました。

ご寄付いただいたお金は、モノガタリ通信の発行のためだけではなく、市に納付され、ぶどう農家をはじめとした農業振興に必要な行政予算となります。例えば、新規就農者向けの技術支援や、住むための住宅取得支援などです。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

▶リターン紹介

★1万円のご寄付で★
リターン品(全員)
 ・「モノガタリ通信-花巻ぶどう編-」(冊子)
 ・エーデルワイン(オリジナルラベル)赤・白 各1本((株)エーデルワインより発送)
 ・寄付金受領書

 ・現地ぶどう栽培体験・取材ご招待(体験提供:花巻市)

 

★★5万円のご寄付で★★
リターン品(全員)
 ・「モノガタリ通信-花巻ぶどう編-」(冊子)
 ・エーデルワイン(赤・白)各1本)((株)エーデルワインより発送)(※赤ワインは、今回の案内人である鈴木寛太も育てているロースラーという品種のワイン、白ワインは選りすぐりの1本をお届けします
 ・寄付金受領書

・現地ぶどう栽培体験・取材ご招待(体験提供:花巻市)


※ご寄付いただいたすべての方に「モノガタリ通信-花巻ぶどう編-」情報誌と、エーデルワイン(赤・白)、寄付金受領書をお届けします。2019年2月頃のお届けを予定しています。

※ワインは(株)エーデルワインより発送いたします。

 

 

▶ふるさと納税型プロジェクトについて
このプロジェクトへの寄附は、ふるさと納税制度(個人)による税額控除の対象となります。

2,000円以上の支援は、収入等によって決まる上限金額まで、税額から控除されます。
上限金額については、下記リンク先で目安金額が計算できます。

https://fbyg.jp/furusato-tax#simulation

正確な金額については、花巻市定住推進課(0198-24-2111(代表))までお問い合わせください。

税額控除を利用するには、ワンストップ特例の申請書の提出か、確定申告をすることが必要です。

寄附(ふるさと納税)を行うと、2週間程度で、寄附した自治体から寄附金受領書(確定申告用)、ワンストップ特例申請書が届きますので、大切に保管し、所定の手続きを実施してください。

なお、現在、花巻市にお住いの場合は、このプロジェクトでは、返礼品を得ることができませんので、ご注意ください。

このプロジェクトは、決済手段として下記がご利用いただけます。

クレジットカード(VISA/MASTER)

 

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

ふるさと納税を通じて地域に火を灯していきます

CAMPFIREは、「好きな地域を応援する」という
ふるさと納税の本質に立ち返ります。
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明確にして、地域の魅力や地場産業を掘り起こして健全なふるさと納税を再構築していきます。
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