この度は、【ぬくもりの森で開催するキンコン西野の個展に新作「えんとつ町のプペル」を追加したい】を支援していただき、ありがとうございます。このクラウドファンディング(以下、CF)にて支援していただいたリターンについては、”トークショー特別席券”や”ぬくもりの森限定グッズ”の配送、”えんとつ町のプペル合唱動画作成”のための情報配信を完了することができました(演奏歌唱動画編集はこれから)。
提示していたお届け予定日を超過してしまったリターンもあり、支援いただいた皆様には、ご迷惑とご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。また、万が一、リターンがまだ届いていないという方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお願いいたします。
開催情報
さて、「えんとつ町のプペル展inぬくもりの森」と「にしのあきひろトークショー」の開催まで、いよいよ残り約1か月となりました。ここから駆け足での準備となります。この場をお借りして、「えんとつ町のプペル展開催権利の購入」の決断に至ったエピソードと、クラウドファンディング期間中におきた環境の変化を紹介させていただきます。
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「えんとつ町のプペル展開催権利の購入」の決断に至ったエピソード
Epi. 0 西野亮廣×佐々木茂良
https://www.facebook.com/akihiro.nishino.16/posts/562770463857422
この投稿は、西野さんの佐々木さんに対する想いを知り、検索して過去に遡ってたどり着いた。ぬくもりの森を初めて訪れたのが2009年。それから、西野さんに惹かれるまでの間に、こんな素晴らしい出会いがあったなんて。
Epi. 1 小谷さんと出会い、西野さんに惹かれる
エンジニアの道から、音楽を軸としたイベント企画運営や動画編集などのクリエイティブな道へ転身して数年。一緒に仕事をさせていただいた芸人さんのトークショーを観覧した時のトークの相手が「ホームレス小谷」さん。この出会いによって、それまでの常識が180度ひっくり返された。
「面白い」を作り上げ、「信用」を積み重ねる小谷さんの後ろには西野さんの存在があったことを知り、西野さんの手掛けた絵本や小説などの作品の魅力を知るとともに、作り方や届け方、影響力に惹かれ、同じ目線でものづくりができるようになりたいと考え、西野さんが立ち上げるCFでは「独演会のリハーサルに参加できる権利」などの体験型のリターンを優先的に選択。そして、自主企画イベントで実践し試行錯誤を繰り返した。
Epi. 2 にしのあきひろ×ぬくもりの森
https://www.facebook.com/akihiro.nishino.16/posts/678888608912273
西野さんの発言を気にかけるようになってから数か月後、西野さんがぬくもりの森について投稿した。ぬくもりの森で西野さんの絵の個展をやりたいという話。にしのあきひろ×ぬくもりの森という最高のイベントが開催される可能性に心を躍らせつつも、この時はまだ「個展が開催される時に、浜松在中のイベンターとして手伝いができるようにこれからも頑張ろう。」と思った程度だった。(ここから過去に遡り、Epi. 0を知ることになる)
Epi. 3 訃報と魔法のコンパス
http://lineblog.me/nishino/archives/5387607.html
2016年夏、1年前に2日連続でチケット購入した西野亮廣独演会を楽しみにしながら、西野さんの投稿をいつものようにチェックしていると、ぬくもりの森の創業者である佐々木茂良さんの訃報が記されていた。ぬくもりの森での個展開催はどうなるのだろうかというやり場のない気持ちを抱えながら、数週間後、独演会に足を運ぶ。
観覧1日目のトークテーマは、「魔法のコンパス」について。西野さんのトークを聞きながら、感じたこと。帰り道で聞いたばかりの内容が書いてある本を読んで感じたこと。自分の心の声を聴いた。翌日の独演会終わりに西野さんのところへ行き、気持ちを伝えた。
「ぬくもりの森での個展、主催していいですか?」
Epi. 4 「ぬくもりの森」で「えんとつ町のプペル展」を開催する権利
https://camp-fire.jp/projects/view/10837
2016年秋、仕事が落ち着いて、心の準備ができたらぬくもりの森に連絡して、にしのあきひろの個展を主催したいと言いにいこう。そんなことを考えながら、いつものように西野さんの投稿をチェックすると、新たなCFが立ち上げられていた。「キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい!」だ。そのリターンの中に、【あなたの町で『えんとつ町のプペル展』を開催できる権利(西野のトークショー付き)】があった。
「ぬくもりの森で開催すること」が何よりも重要だったため、ぬくもりの森にすぐに連絡を入れ、数日後に佐々木由佳さん(茂良さんの奥様)と打合せさせてもらった。ありがたいことに、外部の人間が、ぬくもりの森の建物を借りて個展を開催することを快諾してくれた。打合せから戻り、仲間集めも資金調達も後回しで、まずは「えんとつ町のプペル展」を開催する権利を購入した。(西野さんのCFは余裕でサクセスどころか、支援した人数も金額も過去最高を記録)
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茂良さんは「えんとつ町のプペル」の絵本が完成するのを楽しみにしていたこと。作品の中にぬくもり工房の文字が入っていること。茂良さんなら必ず個展を開催していたはずだということ。茂良さんもきっと喜んでくれるはずだということ。たくさんの想いを背負って、このイベントが始まり、クラウドファンディングを立ち上げることになりました。
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クラウドファンディング期間中におきた環境の変化
https://camp-fire.jp/projects/view/13160
自腹で30万円を払い、えんとつ町のプペル展の開催権利を得た。開催には人手と、絵の配送費や設営費などの資金が必要だ。仲間集めと資金集めのために、CFを立ち上げる。自分で用意できるリターンには限界があったが、ぬくもりの森からのグッズ協力もあり、2か月間の募集でたくさんの人から支援をいただき、なんとかイベントの準備を進めていくのに必要なお金を集めることができた。(本当にありがとうございました!)
しかし、このCFを通じて支援を呼び掛けながら、少しずつ開催に向けた準備を進めていく中で、イベント開催に大きく影響する環境の変化がいくつも起きていました。
・全国各地にいる主催者の開催希望日程、ぬくもりの森、西野さんのスケジュールを調整した結果、個展は2017年6月中旬に開催。トークショーは6月23日(金)が決定した。
・ぬくもりの森に平日夜に多くの人が集まることは、立地も集客も条件が厳しいと判断し、ひとりでも多くの人に参加してもらいたいトークショーは浜松駅から徒歩圏内のクリエート浜松での開催とした。
・その後もいろいろな状況の変化があり、開催延期や中止という選択肢を常に頭に置いたままの準備が続いたが、「えんとつ町のプペル展inぬくもりの森」と「にしのあきひろトークショー」を2017年6月に開催する意志は変わらなかった。そして、2017年4月、「えんとつ町のプペル展inぬくもりの森」が予定通り開催できることが決定しました。
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先日、由佳さんから茂良さんの話をお聞きし、このイベントでも、その想いを背負っていく使命があると感じています。
たくさんの人から届けられる支援や応援の声のおかげで、ここまで目的を忘れることなく頑張ってくることができました。現在、企画会議スタッフと運営スタッフがひとつのスタッフとして統合し、みんなで力を合わせて、準備を進めています。
「えんとつ町のプペル展inぬくもりの森」という最高の場所で最高の作品が重なる空間と、「にしのあきひろトークショー」というあなたの人生を変えるかもしれない話が聞ける最高の機会を、たくさんの人に届けられるよう、最後まで全力で挑み続けます。
これからも応援よろしくお願いします。
2017.5.9
にしのあきひろ個展inぬくもりの森実行委員会 代表 熊井 惇