2017/06/27 17:13

こんにちは!プラットチームの工藤です。活動報告をご覧いただき、ありがとうございます。

先週からプラットチーム一人ひとりが、この活動に至った理由や思いをお届けしています。それぞれが真摯に自分の過去や経験に向き合いました。 

応援するかどうか迷われている方がいましたら、ぜひ読んでいただき、応援するかどうか決めてもらえると嬉しいです!

今日はわたし、工藤のストーリーです。

 

▼プロフィール

趣味は、演劇を観ることとゴスペルを歌うこと。

高校・大学時代の経験から、多様な価値観を受け止め合える場づくりを目指してダイバーシティ工房に参画。プラットではボランティア募集などを担当。

 

▼頼れる誰かや、何かに、1つでも出会えるだけで人は変わる

みなさんこんにちは。ダイバーシティ工房の工藤縁です。

2016年に新卒でダイバーシティ工房に入社しまして、不登校や低学力で悩んでいる子の学習支援に携わっています。

日々どんなことをしているかというと、いわゆる学習の指導はもちろん、家庭や学校生活の悩み事を聞いたり、時にはふざけあったりしながら、少し年上のお姉さんのような立場でお子さんたちと接しています。

私がこうした活動を始めたのは、高校時代の経験がきっかけになっています。

 

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もともとひとり親家庭で育ち、中学生までは人並みの学校生活を送っていたのですが、高校に入学してすぐ、勉強面や友人関係でのつまずきから不登校状態になってしまいました。 

当時は、自分でも自分のことがわからず、誰かに助けてほしいとは思いつつも、周囲の人から弱い人間だと思われることが嫌で嫌で、誰にも相談できずにいました。

  

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その後、学年が変わってからは毎日登校できるようになったのですが、「みんなと違ってできない」と自分へレッテルを貼ってしまうことのつらさや、普段関わる人の範囲が狭いことでの息苦しさを実感しました。

その時に自分の助けになったのは、「英語」でした。

幼少期、祖父母が営んでいたクリーニング店に、ある日近所にできた英語教室の人が挨拶に来ました。

父にその教室のパンフレットを見せられた私は、興味を持ち、その教室に通うようになりました。

その時から高校時代まで英語はどんな時でも勉強していて楽しいもので、学校に行けなかったときも、英語の勉強だけは頑張ろうと思えました。

学校で居場所がない時に支えになったもの、それは「英語を学ぶ自分」でした。今振り返ってみると、「幼少期の自分、英語を学ぶことを選んでくれてありがとう」と思います。

 

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孤独を感じる時、誰にも相談できない時、何が支えになるかはわかりません。

私にとってはたまたま「英語」でした。でもそれが、ある場所だったり、家族とは全く関係ない人だったり、食べ物だったり。

こうした経験から、学校でもない家でもない場所を通していろいろな人と関わることで、多様な価値観に触れられるような場所づくりをしたいと思い、現在の活動を行っています。

どんなものでも良いと思います。頼れる誰かや、何かに、1つでも出会えるだけで人は変わると思います。

ぜひその頼れる1人になってください!応援お願いします。

▼ご支援はこちらから
https://camp-fire.jp/projects/view/32467#return__section

 

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