こんにちは、プラットを運営するダイバーシティ工房の不破です。あと1ヶ月と少しで2017年も終わりですね。 組織の中では代表として、家の中では母として過ごす時間が長く、そう言えば1人で自分自身を見つめたり誰かの話をじっくり聴いたりする時間って、もう何年も作れていないなぁ、と思っていました。 時々都内で見かける「行きたいなぁ」と思うイベントも、なんだかんだで保育園のお迎えや子どもの寝かしつけの調整を誰かにお願いするのが大変で、気付けば自分のための時間って、あまり無かったような気がします。 そんな行きたいなぁと思っていた時間の1つに、友人が主催していた「円坐」がありました。 友人の中尾聡志君をお招きしての、真冬の古民家での円坐、ぜひ一緒にいかがでしょうか。 ※円坐とはそこに集った方たちと円になって坐り、言葉になることがあれば言葉にし、したくなければしない。あらかじめ決まった内容や話すテーマなどがない非構成の場です。 ■開催日12月14日(木)19時30分〜22時 ■定員10名ほど ■参加費2,500円 ■場所地域の学び舎「プラット」千葉県市川市平田2−8−1京成線菅野駅より徒歩3分JR本八幡駅より徒歩15分 https://www.plat-diversitykobo.com/ ■お申込みFacebookをしている方は下記イベントページの「参加ボタン」を押してください。 https://www.facebook.com/events/1945997772316351/ Facebookをしていない方はこちらからお申込みできます。https://goo.gl/qWxhiu ■その他プラットは飲食可ですのでご自由にお持ちください。おにぎりとお茶をご用意してお待ちしています。果物やおつまみなどの差し入れも大歓迎です。 ■守人、中尾 聡志さんからのメッセージ こんにちは。中尾といいます。 不破さん(まっきー)に声をかけてもらって、円坐をプラットの和室でひらかせてもらうことになりました。よろしくお願いします。 「ぷらっと」って名前いいですね。気軽に寄れる場所があるっていいなと思います。 逆に言うと、世の中に気軽に寄れる場所が少ないってこと。まずはお金が必要なところがほとんどだし、許可とか会員、何か所属してる人だけのところも多い。あとは、雰囲気の影響が大きいでしょうか。敷居が高いとか、自分なんかが行ってもいいんだろうかとか。 そういう意味では「気軽に寄れる場所」をつくるって意外と難しい。プラットも、どういう場所が全然知らない人には、「何だろうここ?」とか思われて、気軽に寄れないかもしれない。 でも名前が「プラット」ですからね。名前がプラットで説明読んだら「ぷらっと気軽に寄れる場所」って言われたら、へぇーそういう場所なんだなって思ってもらえる。あとはどんな人がいるかが伝われば、少しずつ気軽な場所になっていく。 でもそういうところにふと駆け込んでくる方の中には、何か深刻な悩みを持ってる人もいるかもしれない。 となると、スタッフさんは気軽に気楽に待ってると言っても、時には真剣に向かい合わなきゃいけなかったり、それなりの覚悟が要りますね。 「誰でもいつでも気軽に来てください」という場は結構僕はすごいことをしてると思います。 「円坐」もちょっと似てるところがあるなと思いました。集まった人と丸くなって坐って一緒に時間を過ごします。どなたでも来てください、どんなことでもお話ください。と言ってます。 どんな人が来るか分からなくて、どんなことが話されるか分からないって、これはなかなか大変なことを始めてしまったなと思いました。 でもそういうところだからこそ話せる話があるし、出会える出会いがあるし、重ねられる関係があるなとも思います。 気付けば長居付き合いになってきた不破さん(まっきー)が作った場所と、僕が場づくりを続けながら辿りついた場がなんだか似ているというのも、なんだか嬉しく思ってます。 誰でも来れて何でも話せる場。プラットの円坐、どうぞ「気軽」にご参加ください。 円坐守人 中尾聡志
こんにちは、NPO法人ダイバーシティ工房代表の不破です。 最後の活動報告である「2児の母であり、NPO代表である私にとっても家出先が必要な理由」の後編です。 (前編はこちら) 4年前の、2013年の8月に初めての子どもが産まれました。 待望の子どもでしたが、当時はNPOで事業を初めてまだ1年半。 産休に入る直前まで有給の職員は私と数ヶ月前に入社したばかりの現場の責任者のみ。 頼りになるインターン生達もまだ大学生。事業規模は1000万ほどだったけど、全部任せるのはさすがに心配で、出産前夜まで働き、産後はちょうど1ヶ月で仕事を再開しました。 仕事と子育ての両立は想像以上に大変でした。 保育園に子どもを預けるまでの7ヶ月、子どもの泣き声を聞くと頭痛がして、とにかく家に2人きりでいるのが辛い時間でした。 最初は自分が辛いと思っている事も実感せずに、ただただ外に行く気力もなく、家に人を呼ぶ気力も起きず、産後うつの様な状態でした。 そんな生活から3年、2016年の9月に2人目の子どもが産まれました。 夫は育休を取り、そしてこの春には転職し、家事や育児をする時間は増えました。 そんな今でも時々息苦しさを感じます。 仕事では組織の代表という役割、家庭では主に母親、下の階に住む両親からは娘として見られる。嫌なわけではないけれど、時々逃げ出したくなる時があります。 大学を辞めて、海外をバックパック1つで放浪していた10年前。 自分の事を誰も知らない場所で、誰かのために存在する自分ではなく、自分が見たいものをみて、会いたい人に会い、行きたい場所に行く。 母親でもなく、組織の代表でもない、誰かのための役割から開放された自分の時間が欲しい、そう感じるときがあります。 プラットは、そんな私の日常の中での安心安全な逃げ場所であり、母親や代表といった役割から開放される場所に、今、気がつけばなっています。 何らかの事情があって家に帰れない子、家以外でご飯を食べたい人、子どもと少しだけ離れたい人、そして誰かと繋がりたい人、何か楽しい事をしたい人、行政や地域の福祉関係者、立ち上げまでの数ヶ月で、DIYや部屋のリフォームをするうちに少しずつ仲間が集まってきています。 そんな人たちといっしょにこのプラットという場所を育てていきたいと思っています。 ぜひ、これを読んでいるあなたにもその1人になってほしいです。 千葉県市川市のこの場所で、お会いできるのを楽しみにしています。
こんにちは、NPO法人ダイバーシティ工房代表の不破です。 今回のプロジェクト、最後の活動報告は「2児の母であり、NPO代表である私にとっても家出先が必要な理由」です。 最初に少しだけ、私がNPOを立ち上げるまでのお話をしたいと思います。 私は大学1年生だった19歳の夏、大学をやめました。入りたいサークルも部活もなく、打ち込める勉強もない。親から大金を払って、往復3時間かけてまで行く価値がある場所だとは思えなかったから。 それから半年、生まれ育った市川市で深夜まで営業している居酒屋でアルバイトをし、そこで出会った人と付き合いながら、友達と朝まで飲んだり、カラオケに行ったりと、楽しくも、何だか物足りなさを感じる生活を送っていました。 アルバイトをしていたその居酒屋は、オーナーが亡くなったばっかりで実質店の管理をする人が居ないため、スタッフが店のお金を盗んだり、店のお酒や食材を家に持ち帰ったりする人という事が起き始めました。 当時付き合っていた人も平気で同じことをしていたし、それに対して私自身も特に何も思わない様な日々を送っていました。 それから1年、気づいた時には大学時代の友人達とも高校時代の友人達ともあまり話が合わず、疎遠になっていました。 このままじゃいけない、ここに居たら自分は駄目になる。 「自分で今の生活を変えないと、誰も変えてくれないんだ。」 そう思った私は、小学校の頃からずっと行きたかったオーストラリアへ、日本語教師に資格を取って働きに行こう!と思い、日本語教師の資格を取る学校を探し、英語の学校に通い、アルバイトを変え、付き合っていた彼氏とも別れ、生活を変えました。 こうして文字にしてみると、簡単に生活を変えられようですがその背景には、後押しをしてくれた人が何人も居ました。 英語の学校は昼間の時間だったので、主婦の人や企業の役員、個人事業主など大学時代には出会わなかった人達と出会い、授業の後にはいつもみんなでご飯を食べに行きました。 そこで私が大学をやめた理由を話すとある会社の役員の人が「自分で考えて判断して、行動した。おかしいと違和感を持ったことに対して行動したのは私から見たらとても誇らしい事だよ」と言われた事は今もよく覚えています。 日本語教師の学校で出会ったクラスメイト達はバックパッカーとして世界を放浪していたり、外国人の彼氏がいたり、今の漠然とした仕事から、海外で働けるようになりたい、と言っていたり。その時に私には「この人達は誰の評価も気にせず、みんな自由に生きていて、何て素敵なんだろう」と思いました。 こんな経験を重ねてきた今改めて思うのは、どんな人にも学校や家庭といった狭い範囲の価値観ではなく、自分の違和感や直感を信じ、それを後押ししてもらえる環境に出会える場所が必要だ、と言う事です。 私自身は学校や海外に行ける環境があり、家にいたくなかったら泊めてもらえる家もありました。そして、ダイバーシティ工房を始めて、自分がそんな場所をつくる側になりました。 でも4年前、子どもを出産してから、そんな生活も変わりました。 後編に続く(7/21更新予定)
プラットメンバーの不破です。 クラウドファンディング「帰る場所は家だけじゃない、安心して家出できる場所を作る!」プロジェクト、終了まであと3日!となりました。現在、131万6千円のご支援を頂いています。 この3日間であと68万4千円必要ですが、なんとかかんとか、最後まで諦めずに頑張りますので、最後まで応援、ご支援どうぞ宜しくお願いします。 クラウドファンディングを始めたことで、千葉県・東京都の支援者から10代女性を宿泊させたいという問合せが3件もありました。 医療や教育の専門家たち、そして、専門家ではない地域の人たち方たちが関わり、いっしょに育てていく場になりつつあります。 「多くの方にこのプロジェクトを知ってもらいたい!」そう強く感じました。そこで、本日20日20時~23時にFacebookでプロジェクトページをシェアするシェア祭りを開催します! 本日木曜日中に150万円の大台に乗りたい!そして、土曜日は寄付があつまりにくいため、7/21金曜日中にあと200万を皆さんと一緒に集めたいと思っています! シェア祭りは、ネットがあればどこからでも参加できます。ぜひ参加してこのプロジェクトを一緒に盛り上げてください!! ------------ ★7/20(木)20:00~23:00 シェア祭り!地域に開かれた「安心して家出できる場所」づくりのために一斉にシェアしよう! 【開催日】7/20(木)20:00~23:00 インターネットにつながる場所であれば、どこからでも、スマホで、パソコンで、どなたでも気軽に参加できます! 【参加方法】① いますぐ、イベントの「参加予定」をクリックしてください!https://www.facebook.com/events/130535720879167 ② 7/20(木)20:00~23:00になったら、下記のリンク先アドレスとハッシュタグを、ご自身のタイムラインへ貼り付け投稿してください。その際に、一言応援コメントを添えていただけるとありがたいです。 https://camp-fire.jp/projects/view/32467#anshiniede 応援コメントに迷う方は、以下の文章を使ってください! <例1(そのままコピペして使えます)> 【応援しています!いいね&シェア歓迎!】学校や家庭で生きづらさを抱える子どもたちを支援するNPO法人ダイバーシティ工房が7月22日までのクラウドファンディングに挑戦しています。未成年の子どもたちが虐待や貧困などを理由に家を出たいと思ったとしても、安心して行ける安全な場所がなく、家族や地域から孤立してしまうそうです。7月22日までに200万円の支援を集め、千葉県市川市の古民家を活用し、一時的に宿泊ができ、行政や医療機関などの支援者と連携し、自立支援を行うことを目指しています。よろしければぜひ応援してあげてください!▼帰る場所は家だけじゃない。安心して家出できる場所をつくりたいhttps://camp-fire.jp/projects/view/32467#anshiniede <例2 (●●にプロジェクトに関わるお知り合いの名前を入れて使ってください。タグ付けも歓迎です!)> 【応援しています!いいね&シェア歓迎!】お友達の●●さんが7月22日までのクラウドファンディングに挑戦しています。●●さんは、学校や家庭で生きづらさを抱える子どもたちを支援に取り組んでいます。未成年の子どもたちが虐待や貧困などを理由に家を出たいと思ったとしても、安心して行ける安全な場所がなく、家族や地域から孤立してしまうそうです。7月22日までに200万円の支援を集め、千葉県市川市の古民家を活用し、一時的に宿泊ができ、行政や医療機関などの支援者と連携し、自立支援を行うことを目指しています。よろしければぜひ応援してあげてください!▼帰る場所は家だけじゃない。安心して家出できる場所をつくりたいhttps://camp-fire.jp/projects/view/32467#anshiniede <例3 (●●にプロジェクトに関わるお知り合いの名前を入れて使ってください。タグ付けも歓迎です!)> 【応援しています!いいね&シェア歓迎!】お友達のが●●さんが7月22日までのクラウドファンディングに挑戦しています。●●さんは、千葉県市川市で地域に開かれた居場所づくりに取り組んでいます。7月22日までに200万円の支援を集め、千葉県市川市の古民家を活用し、誰もが目的もなくプラッと立ち寄れる、そして必要であれば泊まることができる場所を目指しています。誰でも立ち寄れるように、カフェやレンタルスペースや映画上映会などのイベント、駄菓子屋やこども食堂をやり、地域に開かれ、地域の人も運営に参加できる場所にしていくそうです。よろしければぜひ応援してあげてください!▼帰る場所は家だけじゃない。安心して家出できる場所をつくりたいhttps://camp-fire.jp/projects/view/32467#anshiniede ④ 投稿完了!よければ、このイベントに「シェアしました!」の一言をコメントお願いします!わたしたちの、そしてシェア祭りに参加する皆さんの励みになります!! ⑤ 可能であれば、ご自身が所属しているグループLINE、Twitterなどでも投稿をお願いします。 ⑥ 投稿終了後は、#anshiniede を検索してシェアまつりがどこまで広がっているか確認してみてください! ---私たちがこのプロジェクトに挑戦する理由--- プロジェクトメンバーは、NPO法人ダイバーシティ工房に所属しています。 NPO法人ダイバーシティ工房は、貧困やひとり親家庭、発達障害など学校生活や家庭で生きづらさを抱える子どもたちを対象に、約40年間学習支援教室を運営してきました。 その中で学習支援だけではサポートしきれない子どもたち、さらに、18歳を過ぎ子どもでも大人でもない微妙な年齢で、家族が居たり、障害がなく、なかなか福祉の制度が使えずに困っている女の子に多く出会ってきました。 ときには、家には帰りたくない、という生徒をスタッフの自宅に泊めることもありました。 今回は、千葉県市川市の一軒家を活用して、目的もなくいつでも立ち寄れて、必要であれば泊まることができる地域の居場所づくりプロジェクトを立ち上げました。 このプロジェクトには、医療や教育の専門家も既に関わっており、専門家ではない地域の人たちも共に作っていく地域のコミュニティとして育てていきます。 そうすることで、地域から孤立している家庭や子どもたちと出会い、必要な支援につなくことができるのです。 今回のクラウドファンディングの記事を見て、既に3人家に帰れず、「この場所に一時期的に泊まりたい」という10代の女の子達の支援者から問い合わせがありました。 まずは日常的な生活が送れるように、全部屋のエアコンと情報収集のためのPC購入、そしてこの場所を継続するための仕組みつくりのための人件費を調達したいです。 環境が整えば1日5.6名の子どもたちが宿泊できます。年間で2000人以上が泊まれます。でもまだまだお金が足りません。 このクラウドファンディングは、7月22日(土)23時59分までに200万円以上集めることを目指しています。 まだまだ、このプロジェクトのことをご存知ない方も多いため、一人でも多くの方に知っていただけるよう、7月20日 20:00-23:00に、クラウドファンディングのページをFacebookで一斉にシェアしていただく「シェアまつり」を開催します。みんなで一斉にシェアして、このプロジェクトを盛り上げてください! ご協力、どうぞよろしくお願いいたします!