2018/03/21 10:39

独自の理論で業界から見放された(笑)iQを主に手がける私の会社(とは言っても私一人)は常に開発資金が少なくセカンドワークに従事しています。

週四日、午後の14時から翌日の2時半までセラピストとして・・・ 昨日、いつものように通勤前にドラッグストアに寄って夕食を買おうと走行中、かなりのご高齢のおじいさんが4車線道路を横断しようと飛び出してきました。

緩いカーブで、中央分離帯の植栽が重なり合うように見える中から、突然に背中の曲がったおじいさんの飛び出しです。ダーク系の服を着用し、小さい体、緩いカーブで植栽が重なり合うように見えるその影からの飛び出し、片側2車線道路で平均速度が高いというはねられる可能性が高いシチュエーション。

飛び出しの瞬間は早いのに、動く速度は悲しかな遅い・・・

この時は幸いにも、私一台の走行時だったので「危ない!」と私が思っただけで済み、何事も起きませんでした。もう少し交通量が多い瞬間だったならば・・・と考えたらゾッとします。

ご高齢の方の事故は、起こす側にも受ける側にも認識の甘さ(こんな単純な言葉では言い表せないですが)というものがあります。

私がiQで追求しているチューニングは万が一の時、運転者が回避しやすい特性を持たせる運動性能を与えるということ。

自動車文化を育むということは、年齢関係なく歩く人から運転者までの交通手段のリスクを伝えるということです。リスクを理解することができなければ、本当の楽しみ方というのは理解できませんから・・・

このプロジェクトは、プロダクトでiQ用LSDの市販化というのが表になっていますが、その本質は自動車文化の再構築です。そのなかで、高齢者社会に突入しか飼っている今の、高齢者に起因する事故の対策というものもあります。

残り19日・・・