
私たち「安全な生徒指導を考える会」は、不適切な生徒指導によって不登校や自殺に追い込まれる事件を少しでも減らしたいと願い、2021年9月に指導死遺族らで発足しました。(※指導死とは、教員による不適切指導を背景とした子どもの自殺のことをいいます) 発足以降、文部科学省やこども家庭庁などに要望書を手渡したり、シンポジウムを開催したりと精力的に活動してきました。 私たちの願いは、「指導しないこと」ではなく、「子どもが安心安全に成長していける適切な指導が行われること」です。
大人の社会ならパワハラとされるような行為が学校ではいまだに後を絶ちません。文部科学省は不適切指導が子どもの自殺や不登校のきっかけとなることを指摘しています。しか...