Itobanashiは新しい服と人との関係を提供したいと願っています。資本主義社会の現代、多くの人に、服は消費するものとして捉えられています。それは安価な服を提供するファストファッションの流行に顕著に表れています。このような安価な服が出来上がる過程には、過剰な農薬を使用した原材料の大規模生産や、途上国の低価な労働力といった社会問題の原因がたくさんあります。こうした服が出来上がるまでの過程を消費者が実際に知ることができる機会もほとんどなく、また消費者側もそのような情報を積極的に求めているようではないようです。それよりもいかに安価で流行な服を買うことができるかに重きが置かれているように思われます。このような状況の中で、私たちは今一度「服と人の関係」を見直すことが必要であると考えます。服作りの過程に注目することで服を「想いをもって手に入れたい対象」として捉える。Itobanashiの服を通してあなたと服をそのような関係でつむぎませんか?
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