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早稲田祭×演劇博物館×野外演劇!

二日間で10万人を超える来場者数を誇る早稲田祭。その早稲田祭で「早稲田演劇」を多くの人に広めるために、アジアで唯一の演劇博物館「早稲田大学坪内博士記念演劇博物館」と連携をして「野外演劇」を行います。早稲田大学の文化である「早稲田演劇」をより多くの人に興味を持ってもらうため公演を行います。

現在の支援総額

13,000

7%

目標金額は180,000円

支援者数

3

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/10/05に募集を開始し、 3人の支援により 13,000円の資金を集め、 2018/11/02に募集を終了しました

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現在の支援総額

13,000

7%達成

終了

目標金額180,000

支援者数3

このプロジェクトは、2018/10/05に募集を開始し、 3人の支援により 13,000円の資金を集め、 2018/11/02に募集を終了しました

二日間で10万人を超える来場者数を誇る早稲田祭。その早稲田祭で「早稲田演劇」を多くの人に広めるために、アジアで唯一の演劇博物館「早稲田大学坪内博士記念演劇博物館」と連携をして「野外演劇」を行います。早稲田大学の文化である「早稲田演劇」をより多くの人に興味を持ってもらうため公演を行います。

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最後の稽古!
2018/11/02 08:51
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おはようございます! 昨日、代々木公園にて最後の稽古を行いました。 最後の稽古稽古ということもあり、全員がいい作品を本番でお客様に見せようと、いつも以上に集中して行いました。 5月に企画をスタートし、この企画を実現させるために、役者集めや運営からの承認を得ることなど、たくさんの大きな壁がありました。 しかし、一つ一つ乗り越えていき ついに、明日本番を迎えることができました。 当日の公演時間は下記の通りとなっております。11/3(土)午前の部 10:20〜   午後の部 15:20〜11/4(日)午前の部 10:00〜   午後の部 13:30〜 絶対に観て後悔することがない作品を一丸となって作ってまいりました。 皆様のご来場をお待ちしております。


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こんにちは。 早稲田祭野外演劇企画enpou主催「並行 ロミオとジュリエット」にて役者を務めている金森悠介と申します。 今回は、enpou代表の竹内遼と総合制作の新宅司による特別対談の後編です! 「前編をまだ見ていないよ!」という方はぜひこちらからご覧ください。 ▶︎前編はこちら:https://camp-fire.jp/projects/100467/activities/65412 インタビュイー竹内遼(enpou代表/脚本演出、写真左)、新宅司(enpou 総合制作プロデューサー、写真右) インタビュアー金森悠介(「家のカギ」所属/enpou 出演役者) ---------- 思うようにうまくいかない、役者集めと企画進行。ーー脚本が固まってからは、どんなことが大変だったのかな?新宅『作品の内容は固まったけど、実際の役者集めとか大変だったよね。竹内自身が「信じる」って言う舞台をやっていたから、あんまりこっちにガッツリとは、のめり込むこともできなくて。僕もバンドをやっていたり、わりかしハードなカメラマンのアルバイトをやっていたり、内定者インターンに参加していたりと結構大変だった。夏休みの間は、二人ともすごいハードだったんだよね。』 ーーなるほどねぇ。実際さ、人集めって結構難しいじゃん。 新宅 『まぁ、竹内の人望のおかげだよね。』 竹内『えー(笑)』 新宅『人数がここまで増えたのは 、劇研(早稲田演劇研究会)がやっぱり大きくて。竹内も劇研を辞めた身とはいえ、1年生の間でも結構知られていたおかげで、こちら側から声をかけた時はスムーズだったよね。』   竹内『もちろんそれだけではなくて、僕たちはがっつり企画書を用意して、脚本も用意して。この企画に参加する気があるなら、 「脚本もお渡しします」という状態にした。そこでちゃんとしてる人なんだなぁと思ってもらえるようにしたんです。』 ーー僕も最初、竹内と新宅と打ち合わせした時、「この人たちしっかりしているなぁ」って印象持ったもん。新宅『実際、どうでした?』 ーー二人が良いコンビだなっていう印象を持った。竹内が熱血派で、新宅が理論派みたいな(笑)。 どんな企画をやるのかも正直分からないし、自分が今までに挑戦したことがないような分野の演劇ということで不安は多少はあった。でも、二人がしっかりしていたからこそ、「まあ、やるかぁ」というノリになれたね。 新宅『他の人にも、そこが受けたんだろうね。何だか、むずかゆい話だね(笑) 他の役者は「コリオレイナス」で共演した役者とか、その知り合いを呼んできてもらったり。 たとえば、すぎま(役者:杉本茉由)とか。』   ーー彼、良いよね。初めての役者だと思わない。良い味を出している。 竹内・新宅 『全然初めてだと思わないよね!』 竹内『すぎまは、良い役者だって二人で会議しているときに都度、言ってます(笑)』 新宅『夏休みの間、役者集めが進まないし、企画もなかなか進まなかった。ちょっとヤバイなあという焦燥感もあって。そんな状況の中、竹内の友達、通称「竹内軍団」が、竹内の友達であるというただそれだけの理由で、制作面ですごく協力してくれるようになって。俺からすると全く知らない2年生だから、感謝はしつつも不安はすごいあるみたいな…笑』   竹内(竹内、この間、一人大笑い。)   ・・・竹内軍団の話が8分程。止むを得ず『割愛!!!』   プロ意識の高い竹内と、それを裏で支える新宅の存在 ーー竹内軍団の話は一旦置いておいて(笑)。今の役者とかの印象を聞いても良いかな?竹内『印象かぁ。印象とはまた違う話にはなるんですが。演出家・脚本家として、自分たち二人が持つプロ意識と同じレベルまで、それぞれのバックグラウンドがある役者たちを、どれくらいあげられるかというところが勝負でして。 演出面においても、意図があることをしっかり伝えたり、役者からの質問などには真摯に向き合ったり、そういうことを強く意識していて。経験してない人に対してはもちろん、経験の多い方にも平等に、役者 対 演出家として、臆せずしっかり演出をつけるようにしていました。 そうすると、「あのレベルの人でも言われるんだから自分も頑張ろう!」とモチベーションも高くなっていているように感じた。』 新宅『演出をつける上で案外苦労したのは、 ちょっと経験のある人たち。初心者の方の方が喰らいついてくれる節があって。』 竹内『そうねえ。そもそも、役者個人のやるべきことって相当あると思っていて。僕なんかは、稽古前に2時間くらい喫茶店でどんな芝居をしようかと考えていて、稽古ではそれを見せるようにしている。でも、これはある意味プロ意識の問題なのかもなとも思っていて。僕の真意としては、そこまで必要なんだよと、そこまで求めてるんだよということを、今回の役者の方々に提示しなきゃいけないというのはありましたね。』 新宅『「enpou」はサークルでもないし、お金を払っている集団という訳でもないので、モチベーションの管理などが少し難しくて。竹内はもともとプロ意識が凄い高いけど、役者の中にはプロを目指しているわけではないという方も、勿論いて。 お金以外でどう、やる気を持ってもらうのかというのも一つの挑戦で。 Twitterでは、「Let Rise」(今回の舞台で出て来るサークル名)っていう一見ふざけたことをやっているけれど。それも一つの広報戦略で、かつみんなのモチベーションアップに繫れば良いと思っていることをみんなに感じてもらいたくて。』 竹内『新宅ら、制作陣営側にとても感謝していることがあって。それは、役に集中できる環境を整えてくれているところ。演出面だったり、小道具だったりと。今回すごく、役者にとってはやりやすい企画だなと。』   新宅『僕が制作面で整えることによって、みんなにはこれが面白い企画なんだなと思ってもらいたい。それが一番大事だなと思っている。ワークショップをやったり、「Let Rise」的なことをやったり。それをやることによって、みんなが面白いなと思ってくれたら、それがまた役者にとって一個のモチベーションになるわけじゃないですか。もう一個意識していることがあって。竹内レベルのプロ意識に持っていくために、竹内がしっかり強く演出をつけたら、 その後に僕が、強く演出をつけられた役者のメンタルなどをカバーするようにもしている。二人で実はバランスをとっていたりするんです。 』 ーー改めて、良いコンビだねえ。 新宅『本来、制作陣営の人が演出に口出しをするべきではないと思うんだけど、竹内がそれを許可してくれていて。僕も気づいたことは、自分が言うようにして。竹内と分担しながらやっていた。 』 ーー新宅にも演出を許可していたと言うことだけど、それは何か理由がある?竹内『ピクサーとかって複数人で脚本を書くらしいんですよ。ピクサーっていう最高のエンターテイメントを作っている人たちですら、複数人で脚本や演出に関わるのだから、僕一人がやるより、新宅にも演出に入ってもらうことは重要だなと思っていて。素人の人の意見も重要だと思っているし、経験している人たちの意見も重要だし。自分は才能がないと思っているから、いろんな人の意見を聞くことを意識している。』   舞台の推しポイント! ーー最後に、観にに来てくれるであろうお客様に向けて、推しのポイントをそれぞれ一言ずつお願いします! 竹内『疾走感。切れ味のある疾走感ですね。』 新宅『構造そのもの。二つの舞台って言う、視界の広がり方。視覚的な面白さがあるので、それを「体験」しに来て欲しいです!』 ーーお忙しい中、ありがとうございました!インタビューはこれにて終了です! ----------   イチ役者としても、主宰の二人がどんな思いでこの企画に臨んでいるのかと言うことを知れて、大変有意義な時間となりました。 さて、本番間近となりました。早稲田祭、今年もかなり盛り上がることでしょう。僕たちは、早稲田大学演劇博物館前という伝統ある場所にて野外演劇「並行 ロミオとジュリエット」を上演させていだだきます。 皆様のご来場を心よりお待ちしております!それでは、最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました!! ---------- ◉日程・11/3(土)   午前の部 10:20〜   午後の部 15:20〜 ・11/4(日)   午前の部 10:00〜   午後の部 13:30〜 ※公演時間は約30分強を予定しています。 ◉会場 早稲田大学演劇博物館正面舞台および前スペース ◉チケット料金 無料 ◉出演者 佐藤才哉 宮部大駿(早稲田大学演劇研究会所属)小崎実希子白詩佳金森悠介(「家のカギ」所属)西村創 中野寛太久保井美呼(S&D所属)山口海香(早稲田大学演劇研究会所属)絹川鈴(早稲田大学演劇研究会所属)杉本茉由北原葵(早稲田大学演劇研究会所属)石澤直(seiren musical project所属)佐野芹奈(早稲田大学演劇研究会所属)瀬川花乃子(劇団木霊所属)


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こんにちは。 早稲田祭野外演劇企画「enpou主催 並行ロミオとジュリエット」にて役者を務めている金森悠介と申します。 ------- 現役早大生の舞台役者である竹内遼と、企画サークル「リンクス」元代表の新宅司がタッグを組み、野外演劇に初挑戦。 舞台は早稲田大学構内にある格式高い建物「早稲田演劇博物館」、通称エンパクである。一見、異色に見える彼ら二人がなぜ、タッグを組むことになったのか、そしてなぜ「enpou」を立ち上げ「並行 ロミオとジュリエット」という演目を上演するに至ったのか。 イチ役者である私は、純粋な興味本位として彼らに突然、「インタビューをしても良いだろうか」と申し出た。 本記事では、前編・後編の2回にわたり、竹内、新宅の二人へのインタビュー内容をお届けする。畑違いの二人の出会い、企画を通すまでの泥臭さ、彼ら二人が考える課題感とは。 早稲田祭野外演劇企画「enpou」第一回公演「並行 ロミオとジュリエット」に少しでも興味のある方、全然興味ない方、はたまた、偶然エンパクの前を通り掛かるであろうお客さんにも読んでいただきたい。 インタビュイー竹内遼(enpou代表/脚本演出、写真左)、新宅司(enpou 総合制作プロデューサー、写真右) インタビュアー金森悠介(「家のカギ」所属/enpou 出演役者) ---------- シェイクスピア劇『コリオレイナス』で共演。性格の相反する二人が意気投合するまで ーーenpouの稽古をこれまでやってきて、どんな心境かな?竹内本番2週間くらい前になり、ようやく全容が見えてきましたね。新宅と2人で最初作っていた時のイメージ像が想像通りになってきたという感じ。 そして、「この舞台、すごいものを作ってるなぁ」という高揚感みたいなのが、稽古をしている中で出てきて。それはとても良い手応えだなと。 新宅最初は不安だった部分が大きかったよね。早稲田祭で、演劇をやる、しかも演劇博物館(以下、エンパク)を使うという。2人で1から企画を作るということも実は初めてだし。 ーー二人は、今回が初めましてなんだっけ? 新宅いや、竹内とは今年1月に行ったシェイクスピア劇『コリオレイナス』という舞台で一緒に役者をやっていて。俺は元々役者というよりかは、所属していたリンクスという企画サークルでプロデューサーというか、代表として企画や組織を作るという立場だった 。その経験を竹内が買ってくれて「早稲田祭でイベントをやりたいと思っているんだけど新宅やらないか?」と誘ってくれた。タッグを組んだのはこれが初めてだから、その不安は凄かったねぇ。 ーー初めて会った時、お互いの第一印象はどうだった?新宅誇張なしで、竹内はめちゃめちゃうるさかった(笑) オーディションの時もそうだったし稽古の時も。 竹内騒いでいたんじゃないですよ(笑) 芝居がうるさかったんです。 僕はプロとしてやっているから、西川さん(文学座で演出家を務める西川信廣さん)という人に目をつけて頂きたいなと。ということは、この舞台を良いものにしないといけない。経験者が少ない現場の中で、どうやったら周りのモチベーションを上げることができるか、それが役者としてどう出来るかを考えた結果、まずは仲良くなることだなと。みんなが初めの頃周りの様子を伺っている時に、俺は本音を話しまくって自己開示をしたんです。 そうしたら周りの役者も安心して、自分を出してくれるようになった。 ーー意図してうるさくしていたんだね。竹内から見て新宅の印象は? 竹内大人ぶっているという感じ。腹立つなぁと思っていた(笑) ーー信頼をするようになったきっかけは、何があったのかな? 竹内僕自身が役者としての悩みを持っていた時、稽古後に毎回飲み会に行っていたんです。それに新宅は毎回来てくれていて、知見のある新宅は親身に相談に乗ってくれた。 新宅参加率高いのが俺と竹内だったんだよね。飲み会もそうだし準備とか諸々。 一緒にいる時間が長く、お互いに『コリオレイナス』という舞台にものすごく力を入れていたから、信頼し合うことができたんだと思う。 竹内本番も含めて良い舞台だったと思っていて。カーテンコールがラスト2回あったんですよ。(カーテンコールが終わったら普通)1回ハケきるじゃないですか。そしたら、ハケた後も拍手が続いていて、やばい戻れ戻れみたいな。(笑) 全ステージ、満席ですごく反響がありました。 ーーなんで、そんなに良い舞台になったんだろうね。 新宅もちろん演出家の西川さんの力あってこそというのもあるんだけど、それだけでもないなと。例えば、竹内は技量も高く、みんなのこともどんどん引っ張っていて。それを見て、俺も役者としての経験は浅かったけど頑張ろうと本気になれたし、それだけじゃなくて(自分が得意とする)制作面でできることは色々やった。小屋入り中、集合より早くに来て楽屋を片付けたり、小道具準備したりね。そうしたことが、結果的に座組の一体感を産んだのかもしれない。 ーーなるほどねえ。今のenpouのメンバーで、『コリオレイナス』で一緒だった人とかいるの? 新宅瀬川(劇団木霊・瀬川花乃子)とか、久保井(S&D所属・久保井美呼)とか、中野寛太とか。制作でいうと、金井さん(プロデューサー補佐・金井ゆりか)と、山辺さん(アートワーク・山辺美帆)も。 ーー瀬川もなんだ。あの子、良いよね。声がめちゃくちゃ好き。 竹内瀬川良いっすよね。僕も彼女の声、めっちゃ好き。   早稲田祭野外演劇企画「enpou」の立ち上げ経緯 新宅まぁ、こんな感じのメンバーで『コリオレイナス』はやっていたんだよね。あれがお遊び程度で終わっていたら、こうはならなかったと思う。あの舞台がすごく良かったから、またやりたいよねという風になった。来年も、『コリオレイナス』の第三回公演の予定があるんだけど、その代表は俺がやる予定で。 それまでは暇だから、「何かないかなぁ」と思っていたら竹内から5月くらいに「早稲田祭で、演劇博物館(エンパク)の前で演劇がやりたい」とLINEで連絡が来た。 いやぁ、LINE 見た瞬間に、「これはできないだろ。面倒臭いことになる。」と思った。というのも、イベント事に関しては知識があるから、これはすごく面倒臭い作業があるだろうと見た瞬間にわかった。でも、ひとまずは竹内と話をすることにして。 それで、(enpouの参加者で、『コリオレイナス』にも参加していた)久保井の家で3人で話をすることに。「これをやれば、早稲田祭にてエンパクの前で演劇を上演することができるであろう」と思えるように、事前資料を3日で用意した。その上で「面倒臭いことになるだろうけど、やる?」と3人で話をした。結局やる方向で決まって、いろんな方法を活用してエンパク前のストリート部分を確保した。 ーー新宅の実行力、半端じゃないな...。 竹内その後は、エンパクの担当者の方に直接会いに行って交渉しに行こうと。「企画書とかありますか?」と聞かれたから、「あ!あります。明日の朝までに送ります!」と言ったんです。まだ何もなかったんだけど。 その日は徹夜して、僕は脚本を1から書いて、一方で新宅は企画書を1から書いた(笑)。 新宅役者20人の予定とか書いていたけど、その時はまだ誰も集まっていなかったんだよね。 本当にただ希望だけ並べて書いて出したんだけど、そのやる気に結構好印象をもらえて。その後もまぁ結構問題はあって(笑)。当然早稲田祭の運営とかとも色々と手続きは必要で、長い期間と労力をかけてなんとか正式な許可をとることができた。実のところそれも結構最近のことなんだよね。 ーーなるほどねぇ。作品内容はどうして、今の形になったのかな??竹内脚本は何回も書き直しました。 新宅最初は、衣装とかで面白くしようとしていて。白塗りとか、和メイクにして歌舞伎っぽくやろうとしていたんだよね。 竹内坪内逍遥が書いた『ロミオとジュリエット』の訳が、歌舞伎を感じたからね。視覚的に面白く表現する方が良いかなと当初は思っていたんだけど、自分としてもどこか納得のいかない部分もあって。 それで、早稲田祭で、エンパクを舞台にして『ロミオとジュリエット』をやる意味は何だろうと、もう一度考えてみることにしたんです。その中で気づいたのが、「早稲田祭の中で、演劇サークルの知名度は圧倒的に低い、特に広報面が弱い」ということ。 ここで少しでも演劇というものに興味を持ってもらえたら、 早稲田小劇場どらま館とかにも足を運んでもらえるんじゃないかと思ったんです。 ーー早稲田に「演劇」をもっと広めるために、その一歩として野外演劇をやりたいと思ったんだね。 竹内そうですね。(新宅に向かって)何で、今のサークルの話との二重構造ってことになったんだっけ? 新宅エンパクの舞台と、その前のストリートという二つの場所があることに対して、ちゃんと考えた。そこで、エンパクの舞台と、ストリートの前で別の話をやろうと。 竹内あ、思い出したわ。早稲田祭運営実行委員会(通称 運スタ)とかと 、演劇サークルって、分断がすごいなと感じていて。演劇サークル自体も閉鎖的だし。もっと自由なはずなのに、それっておかしくないかと。そういうことに僕らが不満を持っているから、舞台を二重構造にして、コミュニティ自体の分断を視覚的に表現しないかという経緯があったんです。 新宅それに加えて、一人二役という構造。これが、野外演劇でもお客さんに伝わるシンプルな面白さとして、担保できるんじゃないかと思った。それが決まってから、思い描いているものが全て表現できるとなり、企画がどんどん動き出して。竹内が思い描いているコミュニティからの脱却、コミュニティの崩壊とかのアイデアも全部うわっと出てきた。 竹内それが『ロミオとジュリエット』のモンタギュー家とキャピュレット家の対立というものに左右されてしまった「ロミオ」と「ジュリエット」という、「コミュニティ」に重きをおいた新しい解釈をできるのではと思った。愛とか死ぬではない、別の解釈を提示できたんじゃないかと思っている。 新宅あの時の興奮は凄まじいものだった。そこから脚本もどんどん走り出して。 まぁ、ここからがまた大変だったんだけどね(笑)   (【後編】に続く) ---------- ◉日程・11/3(土)   午前の部 10:20〜   午後の部 15:20〜 ・11/4(日)   午前の部 10:00〜   午後の部 13:30〜 ※公演時間は約30分強を予定しています。 ◉会場 早稲田大学演劇博物館正面舞台および前スペース ◉チケット料金 無料 ◉出演者 佐藤才哉 宮部大駿(早稲田大学演劇研究会所属)小崎実希子白詩佳金森悠介(「家のカギ」所属)西村創 中野寛太久保井美呼(S&D所属)山口海香(早稲田大学演劇研究会所属)絹川鈴(早稲田大学演劇研究会所属)杉本茉由北原葵(早稲田大学演劇研究会所属)石澤直(seiren musical project所属)佐野芹奈(早稲田大学演劇研究会所属)瀬川花乃子(劇団木霊所属)    


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久々に活動報告をさせていただきます。 なんと今日、ステージナタリー様に我々enpouの旗揚げ公演を取り上げていただきました! ステージナタリー様ありがとうございます! https://natalie.mu/stage/news/304562←こちらからご覧になれます。 私たちの演劇に対して少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。 そして、ついに本番まであと12日。 さらに、クラウドファンディングも残すこと12日となりました。 私たちは、早稲田祭で多くの人に演劇の楽しさ・面白さを知っていただきたい、興味を持っていただきたいと思っています。そのためにも、本番では最高の公演を打ちたいと思います。 ご支援よろしくお願いします。  


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みなさま、報告が遅くなってしまい申し訳ございません。 ついに、リターンにも記載させていただいたメンバーグッズのパーカーが届きましたので報告させていただきます。 前から 後ろから 着心地もよく、フルジップで脱いだり着たりと温度調整が可能なので、これからの時期にぴったりです!!! 5000円以上のコースのリターンにこちらのパーカーをご用意させていただいています。 みなさまご支援をよろしくお願いします。みなさま一緒にenpouパーカーを着ましょう!