こんにちは、NPOこどもDIY部 代表のさかたと申します。
私たちNPOこどもDIY部では、「おとな立入禁止のこどものまち」をつくっています。2018年4月2日間開催し、1日約300人の小中学生が参加。一時入場制限するほどの混雑ぶりでした。
このイベントでは、こどもたちは仕事を探して働いたり、起業してお金を稼ぐことをリアルに体験できます。
これまでにも会場内に荷物置き場がないことに目をつけた「荷物預かり屋」、まちの人が使わないのでお金が循環せず、支払えなくなった給料を融通する「両替屋」、残り布がゴミになるのがもったいないと目を付けた「リボン屋さん」、エンタメ要素がないまちに楽しいことを増やしたいと「宝くじ」「演劇や」「占い」、困りごとの最初の受け皿になる「なんでも相談窓口」といった起業家が現れています。
↑荷物あずかりや
↑てづくりリボン屋からワークショップ屋へ
↑起業家だけでなく、会社の中で個性を発揮する子もたくさんいます。
↑「こどものまち」の中で、小さな土地を買って起業するこどもたち。
自分のアイデアの結果として給料をもらったり、お金がもうかるととても嬉しいので、よりよくしたい!→よりよくするためのアイデアを考える→実践する、というループが生まれると、こどもたちは楽しくて仕方がなくなります。
このおもしろループをたくさんの子に体験してもらいたいと考えて運営しています。
次は、こどもに実際に、起業体験してもらいたい!
このプロジェクトをさらに発展させるために、プロがこどもに起業アドバイスできる「講座」と、こどもの考えた会社を実際に開設できる「ホームページ&名刺つくり」を始めたいと思います。
「こどもスタートアップ塾」とは?
名前からすると、ものすごいバリキャリな子どもを作ろうとしてる?と誤解されるかもしれませんが、そんなことはありません。
`内容がゆるふわワークショップじゃないので、辛いこともあるかもよ?’、‘おとなの世界に一歩ふみだすよ’という意味でスタートアップという言葉を選びました。
だから参加する子に特別な才能は求めません。
チームで役割分担したり、自分の担当部分はリーダシップを発揮し推進できるモチベーションがあれば大丈夫です。
好きなことを仕事にしてみたい子、それを応援してあげたい親御さん、でもそんなの仕事としてやっていけるの?という漠然とした不安のある親子に、リアルな起業体験を届けたいなと思います。
このプロジェクトの最終目標については、活動報告「こどもスタートアップ塾はゴールじゃない。ロジャーハートの参画のはしごをつかって解説します」で詳しく説明しましたが、「こどもが主体性をもてる社会の実現」です。
「こどもスタートアップ塾」の内容は以下です。
-1日目:こどもスタートアップ塾に参加。プロと一緒に相談しながら作る会社を考える
-2日目:会社のアイディアを元に、実際にホームページと名刺を作る
※選んだ講師によって講座の日程が違います。ご注意ください。
1:こどもスタートアップ塾に参加。プロと一緒に相談しながら作る会社を考える
各界のプロの方をお招きして、最大6人のこどもで会社をつくるワークを2時間×2回で行います。
1回目に会社概要や役割分担を決めながら、どんな会社にするかイメージを固めていきます。
ここでは、会社のコンセプト、事業内容、会社名などを決めます。
言葉で書くと簡単そうですが、まだ世の中にないサービスや商品を伝えるためには、
試作商品を作ったり、動画を作ったり、言葉を探してその価値を表現する必要があり、
時としてそれはちょっと難しい場合もあると思います。
そこをジェネレーター(火付け役講師)がこどもたちと一緒に考えてくれます。
2:考えた会社のアイデアから、実際にホームページと名刺を作る
2回目にはこどもたちが考えた、会社のWEBサイトと会社の名刺を作ります。
WEBサイトに掲載するための写真撮影や商品の製作などは「こどもスタートアップラボ」※を使って自由に制作します。
↑名刺のデザインも決めます。ロゴデータの制作や会社名・役職・メールアドレスなど決めることは盛りだくさん。
こどもがWEBサイトを作るのは難しいのでは?
「こどもがWEBサイトを作るのは難しいのでは?」と思われるでしょうが、そこは簡単に作れるような簡易作成画面を用意いたします。できる子には、WEBサイトを作るための画像作成や、管理画面をさわる作業など、すこし難しいことにもチャレンジしてもらいます。(きっと素敵な経験になります)
HPと名刺が完成したら会社の設立完了。これでぼくもスタートアップの仲間入りです。
画像はイメージです。by Blue Puddle
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みんなの会社を作るお手伝いをしてくれる講師のみなさん
こどもスタートアップ塾のオープニング講座をご紹介いたします。(メインのリターンとなります)
※各講座は2時間×2回セットですが、講座後もラボを使い自由に作業ができます。
尚、この講座の講師役のことを「ジェネレーター」と呼びます。
「ジェネレーター」とは一方的に教える人ではなく、こどもたちの心に火をつける役割をする大人のことを指します。
ぜひ、興味のあるジェネレーターを見つけてくださいね。
予定一覧
1/12、2/10 佐藤ねじ さん 職業:アートディレクター
1/13、2/24 魔法つかいKOJIさん 職業:魔法つかい
2/3、3/3 家子史穂さん 職業:動画ディレクター
2/9、3/2 市川力さん 職業:探研移動小学校主宰
以下講座の詳細です。
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♦1/12&2/10 自分ブランドをデザインしよう ~自分の好きと世のニーズをさぐれ
ジェネレーター 佐藤ねじさん 職業:アートディレクター
ゲームが好き、絵を描くのが好き、恐竜が好き、お笑いが好き、戦国時代が好き・・・果たして'好き!は仕事になるか?「空いている土俵」を探し、次々と斬新なWEBやアプリを生み出している佐藤ねじさんが、子ども達の‘好き‘と、‘世の中のニーズ‘をかけあわせた、自分ブランドを一緒に考えてくれるよ。
(1回目)1月12日(土)10:00~12:00
佐藤ねじさんのお仕事「アートディレクター」ってなんですか?
みんなの好きからどんな仕事が作れるかな?「自分ブランド」をつくろう。
(2回目)2月10日(日)10:00~12:00
会社のHPとみんなの名刺をつくろう
この講座は小学3~6年生が対象です。
プロフィール 佐藤ねじ 株式会社 Blue Puddle 代表
1982年生まれ。面白法人カヤックを経て、Blue Puddle inc.を設立。『変なWEBメディア』『5歳児が値段を決める美術館』『Kocri』『くらしのひらがな』『レシートレター』『しゃべる名刺』『貞子3D2』など、様々なデジタルコンテンツを量産中。2016年10月に著書「超ノート術」を出版。主な受賞歴に、文化庁メディア芸術祭・審査員推薦作品、Yahoo Creative Award グランプリ、グッドデザイン賞BEST100、TDC賞など。
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♦1/13&2/24 どこにもない仕事をつくる魔法 ~なぜマジシャンではなく、魔法つかいなのか
ジェネレーター 魔法つかいKOJIさん 職業:魔法つかい
なんとなんと ’魔法つかい’ がジェネレーターとして登場します。
一般的には「マジシャン」と呼ばれている職業ですが、なぜKOJIさんは魔法つかいなのでしょう?
魔法つかいKOJIさんの魔法ショーを見て、君は何を感じるだろう?
実際にどんな仕事をしているのか、自分たちならどんな仕事ができるか、アイデアをだしあってみよう。
こんな仕事をしたい子にオススメ:ひとを楽しませたい。テレビや人前にでたい。Youtuberになりたい。誰もやっていない仕事を自分で作りたい。
この講座の対象年齢は小学5年生~中学3年生です。
(1回目)1月13日(日)10:00~12:00
魔法のショー体験
体験を元に魔法をかける側になろう。みんなに喜んでもらうための動画を制作します
場合によっては午後に魔法の練習や動画制作をするかもしれません。12:00終了時点で決定しますが、15:00頃まで参加できる方だと楽しめると思います。
(2回目)2月24日(日)10:00~12:00
動画制作を振り返ってどんな会社を作りたいか考えよう。
会社のHPとみんなの名刺をつくろう
ひょっとしたら発表会があるかも!?
もっと詳しく知りたい人は、魔法つかいKOJIさんのコラムもチェックしてね。
プロフィール 魔法つかいKOJI
魔法つかい。上智大学卒業後、ITベンチャー企業を経てプロマジシャンとして独立。メディアやイベントで『魔法つかい』として活躍する傍ら、魔法を通して全国の人々の笑顔を切り取る旅『魔法紀行』、お金を介さない価値交換プロジェクト『魔法通貨』、コミュニケーションツール『魔法のモテジナ』、人の間を研究する『間法』など独自のコンテンツを数多く提案し、ワークショップ・講演・執筆などを行う。毎年4月1日エイプリルフールに単独公演【 (un)real 】を開催。サロン『E KU DA』主催。スーパーダディ協会理事。幻冬舎より『ひらがなカードマジック』好評発売中!
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♦2/3&3/3 やりたい仕事をしてみよう ~自分の思いを伝える方法
家子史穂さん 職業:動画ディレクター
中学生男子のなりたい職業TOP3は ITエンジニア・プログラマー、ものづくりエンジニア、ゲームクリエイター。
中学生女子のなりたい職業TOP3は 芸能人、絵を描く職業、医者。
どんな子でもでもなりたいと思った動機やきっかけがあります。
大事なのは職業そのものより「なぜその職業につきたいのか」「仕事を通じて社会にどんな影響を与えていきたいか」。それが世の中を動かす原動力になります。
さまざまな会社の動画ディレクションを手がける家子氏のアドバイスをもらいながら、自分の思いにフォーカスした伝え方を考えてみよう。
この講座は小学5年~中学3年生が対象です。
(1回目)2/3(日) 10:00~12:00
・みんなのやりたい仕事を教えてください。
・フィールドワーク:実際に仕事をしている人を探してインタビューしにまちへでかけます。
「どうしてその職業に就いたのか?」「その仕事は世の中にどんな幸せを届けているの?」を聞いてみよう。
・自分の会社ではどんな幸せを届けたいかを考え、その思いを世の中に伝えていくことをしていきます。
(2回目)3/3(日) 10:00~12:00
みんなで考えた会社のHPと名刺の製作を行います。
プロフィール 家子史穂 株式会社ハウスチャイルド代表
動画ディレクター。1981年生まれ。一橋大学社会学部卒。医療機器メーカーの商品企画、株式会社リクルートコミュニケーションズでの広告制作ディレクターを経て、2013年に独立。動画ディレクターとして、東洋経済オンラインなどニュースサイトの動画コンテンツ立ち上げに参画。企業とコラボレーションした動画プロジェクト多数。大学や企業での動画活用に関する講演も。著書に『仕事に使える動画術』(翔泳社)。自由大学『伝わる動画学』教授。
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●2/9&3/2開催 学校かもしれない ~学校を解体せよ
ジェネレーター 市川力さん 職業:探研移動小学校主宰
子どもたちにとって一番の「仕事」は「学ぶこと」と言われます。そして学ぶために「学校に行くこと」が必要だと思われています。でも「学ぶ」ってどんな「仕事」で、どうしたらその「仕事」はやりやすくなるのでしょう。そもそも「学ぶこと」と「学校に行くこと」って一緒なのでしょうか。そんなことを一回、ゼロから考え直してみたいと思っています。あり得る話かどうか、実現可能かどうかは度外視。思いきりファンタジーの羽を広げて子どもが「本音」で考える「学校」をつくってみます。
この講座の対象年齢は小学3年生~6年生です。
(1回目)2月9日(土) 10:00~12:00
まず、学ぶってどういうこと、学校ってどんなことするんだろう、ということをとにかく洗い出してみよう。そのうえで、それ必要?別のやり方ない?本当に必要なことって何?ということをゼロから考えてみよう。
(2回目)3月2日(土) 10:00~12:00
みんなで考えた学校のHPと名刺の製作を行います。
そしてなんと学校説明会もひらきます。(大人の方もご参加できます)
もっと詳しく知りたい方は市川さんのコラムもチェックしてね。
プロフィール 市川力(探研移動小学校主宰)
学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士前期課程修了。アメリカで日本人駐在員の子供が通う学習塾を運営。英語環境下での日本語習得の最前線で教育に携わる。2003年に帰国後、2004年〜2016年まで東京コミュニティスクール(東京都中野区)という小学生対象のオルタナティブスクールの初代校長を務め、認知科学の知見を活かした、探究する学びを開発・実践してきた。現在は、学校外で大人と子供がともに探究して学ぶ場づくりに取り組んでいる。NHK for School メタモル探偵団、NHK Eテレ高校講座「総合的な探究の時間」に出演及び監修。著書に『英語を子どもに教えるな』(2004年)『探究する力』(2009年)、翻訳書に『科学が教える、子育て成功への道』がある。
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2/17 & 3/10開催 常識を疑え!?「1点モノ」の仕事をつくろう
仲陽介さん 職業:NEET株式会社 代表取締役
小学生になると急に「ルール守らなきゃ」とか「~しなくちゃいけない」的な発言が増えて、子どもが子どもらしくなくなっていくなあ、なんかつまらないなあと思っている大人の方にぜひ注目していただきたい、渾身の低学年向け講座を投入です!
ジェネレーターを務めてくれるのは、常識を疑い続ける男・仲 陽介さん。ハンドルネームは「なかさま」。
なかさまは NEET株式会社(注)の代表取締役の一人で、「ニートにもできる仕事、ニートにこそできる仕事」として、自らを貸し出す「レンタルニート」や、いつ完成するのか分からないプラモデル組立て代行サービスなどをやっています。
「まともな会社にはできないサービスをつくる」をモットーに低クオリティサービスを作るなかさまが、子どもたちと作りたい会社は「実際今の世の中にない、1点モノの仕事」。常識を疑い続けるなかさまと、常識を知らない子ども達が考える「すぐにでもできるゆるいスタートアップ」、さあ一体何が起きるだろう?
(1回目)2/17(日)10:00~12:00
なかさまはどんな仕事をしているの?ニートってなんだろう?
みんなの好きなことや興味のあることをだしあってみよう。
(2回目)3/10(日)10:00~12:00
みんなの考えた会社のホームページや名刺をつくろう。
この講座は小学1年生〜3年生対象です。
低学年向け講座のためアルファベットを読むのもおぼつかないこども達のと一緒にWEBページを作ってくれる大人スタッフ権もリターンとして追加しました。スキルとしてはPCのキーボードを打つことができれば大丈夫。こどもの主体性を育て方に興味のある方にオススメです。普段は大人立入禁止のこどもスタートアップラボに入れるチャンスです。
※この講座は「ゆるさ」を大事にしているので、予定通り進まない可能性があります。ご注意ください。
(注)NEET株式会社とは・・・NEET=「Not in Education,Employment,or Training」の略で、15~34歳で会社員でもなく学生や訓練をしている人ではないという意味で、社会的少数派であり、決して「ひきこもり」ではありません。NEET株式会社は2013年に設立された、「全員がNEETで全員が取締役」のゆるくマニアックにプロジェクトベースの会社です。
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1/14 オープニングイベント「春風亭一之輔の落語入門ワークショップ」と「春風亭一之輔とちびっこ弟子の落語会」開催決定!
Photo by キッチンミノル
あの人気若手落語家・春風亭一之輔さんがこどもたちに小噺を教えてくれるワークショップと、それを披露する「春風亭一之輔とちびっこ弟子の落語会」。1日限りの特別イベントです。落語会にはお子様から落語ファンの大人まで、どなたでもご参加いただけます。
※このワークショップは1日のみです。他の講座と違って会社ホームページは作成いたしませんのでご注意ください。
会場:響ホール 豊島区南長崎5-8-12タローズビル3F(まいばすけっとの3F)西武池袋線「東長崎駅」南口より徒歩約5分
「こどもスタートアップラボ」とは?
こどもDIY部の拠点である新宿区西落合にある約60㎡の小さな工房です。ラボ内はスタッフ以外のおとなは立入禁止で、こどもたちの自由なチャレンジを邪魔しません。一般的な工作の素材の他、木工用に電動糸鋸を含むのこぎり、かなづち、インパクトドライバー、ボール盤の他、ノミ・カンナといった大工道具。革工作用にはポンチ、カシメ、ハトメ、菱目打ちなどの基本工具があります。小さな撮影ブースで商品写真や動画を制作できます。レーザーカッターやガーメントプリンター(布に印刷できるプリンター)も導入予定です。ipadやPCを使って、プログラミングゲームを作ることもできるし、アニメーションをつくることもできます。こどもスタートアップ塾に参加しない子でも、ラボでのお仕事体験ができます。土日の13:00~18:00に利用できます。
なぜ、このプロジェクトを実現したいか?
1:世の中にはいろんな仕事があって、いろんな生き方をしている大人がいることを知って欲しい。
例えば魚好きが高じて仕事にしちゃったさかなクンはすごいなあと思っていても、いざ我が子が「サムライが好きだから武士になりたい」なんて言ったら、「えっ?そんなの無理だよ、武士の修行より算数の勉強しなさい」って親なら言っちゃうかもしれない。
でもここに来れば「武士になれる方法あるんじゃない?」と一緒に考えてくれるクリエイターに出会えるかもしれない。その子の持っている価値や特技を引き出してくれる大人に出会えるチャンス、作りたいんです。
2:こどもがWEBを使う可能性を広げたい
こどもにとって「インターネット=こわいもの」という印象を持っている大人も多いが本当にそうでしょうか?
積極的に発信する側に立つことでわかる、インターネットとの付き合い方を身につけて、家、学校、習い事以外の広い世界とつながる楽しさを感じてほしいです。
3.アイデアを試すことは怖くないことを体感してほしい
日本の教育のアップデートがなかなかできない中、誰かの指示がないと動けない子が増えています。これはおとなの余計な先回りや、親の期待に応えられないことによる無力感が原因です。おとな立ち入り禁止とすることで、失敗を恐れない環境をつくり、アイデアを試し、その成果を自分に返す経験をすることで、チャレンジする喜びを覚えられます。この経験はこれからの社会を生き抜いていく本当に必要な力になります。
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クラウドファンディングでご支援いただいた資金の使い道
「こどもスタートアップ塾」立ち上げに必要な費用につきまして、どうしても自力で調達できない部分を皆様に応援いただけないでしょうか?
具体的には、こどもが自分でページをつくることができるシステム(WEB+説明プログラム)の開発費の一部、ラボの材料費、講師謝礼となっております。
(内訳)
システム開発費 1,000,000円
講師料・スタッフ謝金 120,000円
ラボ利用料・材料費 125,000円
キャンプファイヤー手数料(17%) 255,000円 合計 1,500,000円
システム開発は、Blue Puddleさんという会社に発注予定です。
こちらの会社では「5歳児が値段を決める美術館」や「こども株式市場キッズ」など、こどもの発想をデジタルの技術を使って面白く見せる取り組みを多数やられており、このプロジェクトの目指す世界観にぴったりなのです。
更にBluePddleさんからはWEB開発費の一部を応援いただいております。
資金がない中でも共感してくれる仲間に出会いカタチにできることを、自分の体験を通じてこどもたちに共有できることを心から嬉しく思っています。
「こどもスタートアップ塾」リターンの内容
こどもスタートアップ塾にご支援いただける方にリターンを用意いたしました。
大人は立入禁止の場所をつくるプロジェクトなので、どのようなリターンが望ましいのかかなり悩みました。
子育て中でなくても教育に関心があったり、子どもを取り巻く環境を変えたいな思っている方もいらっしゃると思うので、取組の過程をご覧いただけるリターンを用意してみました。
たくさんの方とこのプロジェクトを共有できたら嬉しいです。ご支援よろしくお願いいたします。
12/14 ⑰〜⑳のリターンを追加しました。
11/30 ⑭〜⑯のリターンを追加しました。
①お礼メールをお送りします。 1000円
②ラボの写真付きお礼メールをお送りします。 3000円
③お礼メール&ラボ1時間見学券 4000円
④お礼メール&起業したのこどもたちの名刺一式 5000円 20組
⑤こどもスタートアップ塾 動画視聴権 5000円 お好きな講座を1つご覧いただけます。
⑥お礼メール&こどまちラボ利用チケット 3回分 通常9000円のところ(利用期限 2019年5月末日まで) 7500円 無制限
⑦お礼メール&こどまちラボ利用チケット 5回分通常15000円のところ(利用期限 2019年5月末日まで) 12000円 無制限
⑧お礼メール&こどもスタートアップ塾&期間内ラボ利用フリーチケット
佐藤ねじさん「自分ブランドをデザインしよう ~自分の好きと世のニーズをさぐれ」通常18000円のところ16000円 6人
⑨お礼メール&こどもスタートアップ塾&期間内ラボ利用フリーチケット
魔法つかいKOJIさん「どこにもない仕事をつくる魔法 ~なぜマジシャンではなく、魔法つかいなのか」 通常18000円のところ16000円 6人
⑩お礼メール&こども起業家になろう&期間内ラボ利用フリーチケット
市川力さん「学校かもしれない ~学校を解体せよ」 通常18000円のところ16000円 6人
⑪お礼メール&こども起業家になろう&期間内ラボ利用フリーチケット
家子史穂さん「やりたい仕事をしてみよう ~自分の思いを伝える方法」 通常18000円のところ16000円 6人
⑫こどもスタートアップ塾 動画視聴権 18000円 全ての講座をご覧いただけます。
⑬企業協賛コース 100,000円 ✖︎5 こどもスタートアップラボのホームページに協賛企業のロゴを掲載します。
⑭お礼メール&こども起業家になろう&期間内ラボ利用フリーチケット
NEET株式会社 代表取締役 仲陽介さん「常識を疑え!?「1点モノ」の仕事をつくろう」通常18000円のところ16000円 6人
⑮おとな立入禁止のこどもスタートアップ塾に特別に入れます。「常識を疑え!?「1点モノ」の仕事をつくろう」スタッフ権 5000円×2人
⑯こどもの仕事をつくってくれませんか? お仕事のサイズによって4000円〜50000円までバリエーションがあります。
⑰こども落語ワークショップ 10:00~12:00「春風亭一之輔の落語入門」サイン本と落語会チケット1枚付き 13000円×8名
⑱春風亭一之輔とちびっこ弟子の落語会 11:30~12:00 3000円×90名
⑲アーティストキット&こどもスタートアップ美術館に作品掲載券 10000円×20名
⑳こどもスタートアップ塾出張講座 300000円×2名
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このプロジェクトは例えると、こども時代にちょっぴり背伸びしてワクワクした体験のタネを、WEBという畑に埋めておくようなもの。大人になって、こどもの頃に好きだった事やワクワクした事を思い出して、今はない新しい仕事を生み出す事ができるかもしれない。大人の人にもそんなアイデアを見て、こども時代を思い出すスイッチになるかも知れない。どうかこどものアイデアを形にして世に届けるプロジェクトにご支援をよろしくお願い致します。
最新の活動報告
もっと見る目標達成いたしました。たくさんのご支援ありがとうございました!
2019/01/01 09:34こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
魔法つかいKOJIさんに「魔法つかい」という職業へのこだわりの理由と、講座の詳細に迫ってみました。Q1 現在のお仕事やこれまでの活動の内容を教えてください。デビュー当時はイベントやパーティで魔法を披露するパフォーマーとしての仕事がメインでした。いわゆるマジシャン業です。その後徐々に『魔法』というコンセプトを中心に幅広く活動するようになっていきました。マジシャンというよりも「魔法つかいの男の子がパーティに参加していたら」という設定で、観客の中に溶け込んだ状態からその場でショーを見せるスタイルをつくりあげていきました。娘が生まれてからはショーの仕事並行として、『魔法つかい』が生み出すコミュニケーション術や、それを親子関係に応用する技術に関するワークショップや講演、企業セミナー、執筆などの仕事が増えてきました。また、仕事とは別に、お金を介さない価値交換プロジェクト『魔法通貨』や、魔法を通して日本中に友達のネットワークを広げる旅『魔法紀行』を続け、プライベートも仕事も魔法を中心に回っています。Q2 子ども時代はどんなことに熱中していましたか?5歳の時に「魔法つかいになりたい!」と思う原体験があったのですが、どうしたらなれるのかわかりませんでした。その後なんとなく「みんながビックリするくらいすごいことができればどんなジャンルでも魔法つかいって呼ばれるのではないか?」と思い、色々なことにチャレンジしました。親の勧めで始めたピアノや水泳はあまり気乗りしませんでしたが、自分の意志で始めた空手は途中ブランクもありましたが小4から大学生まで続けました。音楽も志ざしましたが、才能の無さを実感してあきらめました。バスケもハンドボールもいまいち上達せずにあきらめました。そしてついにマジックに出会い、「あ!これが一番魔法つかいに近い仕事だ!」と閃いたのは高校1年生の時。親からは常に「飽きっぽくてなんでも途中で辞めちゃうから、そんなんじゃ何も上手くいかないよ!」と言われてきたのですが、マジックだけは違いました。今思えば、いくら飽きっぽいと言われようとも色々なことにチャレンジしたからこそ出会えたのだなぁと思っています。五歳の頃(アメリカにて)Q3.どうして魔法つかいになったんですか? 4歳か5歳のころアメリカに住んでいた時のことです。夕方、屋外でディズニー映画の『ファンタジア』を見るイベントが催されていました。いろいろな人種、宗教、国籍の人が集まっていたせいか、人々がそれらのグループごとに固まっていくつもの壁ができていました。険悪な雰囲気ではないけれど、なんとなく他のグループと必要以上に近づかないように、子どもがあまり離れないように気を配っていました。大人になった今考えると当たり前のことなのですが、当時は子どもながらにその状況に違和感と不快感を感じていたのです。そして、他の子どもたちもように感じてると思いました。大人たちが創り出している見えない壁。そんな存在がとにかく嫌だった記憶があるのです。しかし、それが解消されるできごとが起こりました。映画の中でミッキーが魔法をつかうシーンが映し出されると、いたるところで子どもたちが「魔法つかいごっこ」を始めました。言葉はわかりませんでしたが、全身から溢れる子どもたち特有の言語で一目瞭然。「ぼくが魔法をかけたら君は勝手に踊りだしちゃうんだよ!」「ぼくが魔法をかけたら。。。」魔法に興奮した子どもたちの魔法ごっこに壁はありませんでした。次第に子どもたちの笑顔が広がっていきました。その様子を見ていた大人たちは、「どうやら今日は大丈夫そうね」と安心したのか、会場の中にあった無数の壁が溶けるように消えていったのです。「魔法を見ると、大人も子どももみんなひとつになっちゃうんだ、スゴい!」その時そう思ったのが今の自分のルーツです。それが人生で初めて「魔法」を体感した瞬間です。それをきっかけに「魔法つかいになりたい!」と思うようになりました。その想いは、マジックとは関係なく、「一瞬でみんなの心の壁を溶かしてしまう魔法」を使えるようになりたいという願望でした。ですから、最終的にマジックという芸能を選びましたが、目的はマジックを見せることではなく「みんなの心の壁を溶かして、偏見のないただの人にしてしまう魔法」こそが、ぼくの使いたい魔法です。そういう意味を込めて、「魔法つかい」にこだわっています。Q4 こどもや学校の先生向けに魔法を伝授する活動もされていますね。魔法にはどんな力があるのでしょうか?魔法の直前には、みんなの視線や注意が一点に集中します。そして魔法が起こるとみんなの頭の中が「!」と「?」に占拠されます。人種や宗教、肩書き、性別、年齢などのあらゆる壁が溶けてしまい、みんなが「ただの人」としてその空間を共有する瞬間です。その瞬間というのは、みんなの心が裸になるので相手の心に直接アクセスしやすい状態になります。ビックリさせておしまいではただのマジックですが、その瞬間を利用して相手と理想的なコミュニケーションをとることも可能なのです。まるで魔法のように。Q5 「こどもスタートアップ塾」で開催いただく講座「どこにもない仕事をつくる魔法 ~なぜマジシャンではなく、魔法つかいなのか」ではどんな内容になりますか?「楽しむ側から、世の中に魔法をかける側になる」ような内容を考えています。まず最初に15分ほど、僕の魔法のショーを体験していただきます。次にQ3で答えたように、なぜマジシャンではなく魔法つかいと名乗るかについて説明します。ここで「自分らしいってなに?」を考えるきっかけをつくります。ただ目立つだけではなく、どうすれば自分らしく目立つことができるのか?を考えて「自分らしさ」を見つけてほしいと思っています。そして最終的にこどもたちが魔法をかける側になり、みんなに喜んでもらうための動画を制作します。そこで考えたことを元に、たくさんの人に喜んでもらえるの会社を、子どもたちと一緒に作ってみたいと思います。 もっと見る
こどもスタートアップ塾ではどんなWEBサイトがつくれるんですか?
2018/12/06 12:59「こどもスタートアップ塾ではどんなWEBサイトがつくれるんですか?」という質問をいただきました。まだ作っていないものを説明するのがとても難しいのですが、Blue‐puddleさんの事例を見ていただくのが一番良いかと思います。ここにあるように、一般的な会社のホームページにある内容は作ります。それから事業の内容はイラストなり、動画なり、商品サンプルなり何かしらで表現することになります。きっとどの子も初体験!初めて聞く言葉もたくさん。そして知らなくてもアウトプットを求められます(笑)そしてもうひとつ大事にしたいのはこどものつくったものをデジタル技術で圧倒的に美しく見せること。すると今まで見えてなかった価値が見えてきませんか?これはWEBサイトがホンモノ感たっぷりにデザインされないと見えない価値であり、結果として大人とこどもの距離を縮めてくれると信じています。もっと詳しく見たいよ~という方はBlue‐puddleのHPからチェックしてみてね。 もっと見る
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