「肩紐が細くて肩が痛くなる!」
「縫製が甘いのかすぐに切れてしまった!」
「肩紐だけだと背負いにくい!」
リサーチをしていますと、こういった肩紐に関するお悩みの声もかなり集まりました。
そこで、肩ひも部分も改良を施すことになりました。
広州ツアーの活動報告でも書いたのですが、偶然見つけたサンプルリュックの出来がとても素晴らしく、
このリュックの肩紐の幅が長くて背負いやすかったことから、改良口金リュックにも採用!!
ただ、これだけだと上げ下ろしには窮屈だったので、長さも思い切って10cmも長くしたんです。
(店長は胴長なので、普通のサイズだと窮屈に感じます)
その結果、幅広で長い肩紐だと背負いやすくなり、上げ下ろしも楽に出来るようになりました!
さらに、胸ベルトを追加できるようにしてみました。
胸ベルトって、両肩にだけ掛かる負担を胸でも受け止められるようにするグッズです。
これがあると、同じ重量のリュックを背負っても、体の疲れや痛みが全然変わってしまうんですね。
リュックの中に荷物を積める際に、重たいものを底に入れるよりも、上の方に入れた方が軽く感じます。
これと同じようなもので、リュックの重みを両肩+胸で受け止めてバランスを調整することで、
実際の重量よりも負担を少なくさせることが出来るようになります。
画像内の表記では胸ベルトは別売りとなっていますが、こちらは市販モールでのお話。
クラウドファンディング「CAMPFIRE」では、最初からセットになっているので、
別途お買い求めいただく必要がなく、大変便利です!!
胸ベルトだけ取り付けても、肩紐に引っかかる仕掛けがないと、ほぼ
必ずずり落ちてしまってそのたびに、付け直さなければいけなくなります。
それを回避させるために、肩紐裏面にパッチを付けてみました。
ズボンのベルト通しと同じようなものです。
なぜ、裏面なのかといいますと、表につけると見た目がゴツくなってしまうから。
アウトドア用リュックでは、肩紐の表面にナイロンベルトが縫製されてて、
そこに胸ベルトを取り付けられるようになっています。
改良口金リュックはカジュアル重視で設計しましたので、
見た目がゴツくなるものは極力排除していきました。
そのため、パッチは裏面に目立たないよう縫製されています。
重たい荷物を持ち運びする際は、体の疲れがホントに違ってきますので、
胸ベルトはぜひお使いいただけることを願っております。