2014/06/26 06:39
今回紹介するのは、表現方法が独特な堀口、宮川、町田の3名です。

堀口紗穂里

リトグラフ、手彩色、マスキングテープ
この作品に出てくる少女たちは、作者の描くマンガの登場人物です。
各々に物語を背負った彼女らを大きな画面で描きます。


宮川 千明

『 脱皮 』アルコール転写
紙を使って実際にシャツを縫い上げ、ぬけがらを表現しています。
版の表現と、縫製の立体物を組み合わせて制作しています。


町田 万奈

『 群れ 』エッチング
銅版を用いて制作しています。
縦糸と緯糸で布を織るように、まっすぐの線を集合させることで世界を表現します。


半分以上の作家を紹介しました。
幅広い「版」を感じていただけていますでしょうか?


東京造形大学 版表現三年