2018/11/29 00:20

こんにちは!発起人の鈴木です。


11月も下旬を迎え西条もだいぶ肌寒くなってきました。

冬は本当に寒い。仙台市の平均気温と同じだと聞いたこともあるほど、冬は冷え込みます。

この冬の寒さによって美味しいお酒が造られるのだと以前酒蔵の方から教えられた記憶があります。

「酒造り」

「作り」ではなく「造り」

この漢字には、神様に献上する、という意味があるそうです。

酒は人間の手だけでなく、自然環境や酵母、麹などたくさんの生き物や自然との共生により生まれるものであり、お酒が生まれる感謝を込めて「造る」という漢字を使うようです。

そう思うとこの冬の寒さも、美味しいお酒が頂けるという意味では、感謝すべきことなのかもしれません。20年以上住んだ今でもなかなか慣れませんが(笑)


さて、冒頭のいい感じの写真ですが、こちらは広島大学の学生さんに撮ってもらいました。

撮影場所の酒蔵通りは広島大学から少し離れた場所にあるため、なかなか大学生にとっては足が伸びない場所だったのですが、最近はカフェが出来たり、フォトスポットになったりと少しずつ大学生にとっても足を運ぶ場所になりつつあるのかな、と感じているところです。

その中でも異彩を放っている大学生たちがいます。

今回、協力してくれた広島大学日本酒サークルの学生達です。

彼らは私が経営するカフェで月に一度、日本酒会を開催しています。

「大学生にもっと美味しいお酒を知ってもらいたい」という今回のプロジェクトにピッタリな思いで会を運営しています。

日本で唯一国立のお酒の研究所である酒類総合研究所の研究室に所属する学生もメンバーに多くいるためか、彼らの勧めるお酒はどれも美味しく、私自身も毎回学びを得ています。

この日本酒会では西条のお酒をテーマに開催した事も何度かあります。

その時にも「せっかく酒どころにいるのに飲まないのはもったいない」や「せめてこのお酒だけは飲んでほしい」という声が彼らから上がっていました。 

彼らの思いや活動とも連携しながら、本プロジェクトを進めていきたいと思います。

ちなみに、次回の日本酒会は12月15日(土)18時から開催です。気になる方はぜひご連絡ください。

西条便りはこれからも続きますので次号をお楽しみに~!