▼移住して炭焼き職人に
生まれも育ちも神奈川県。そんな私が3年前に長崎に移住をしてきて炭を焼き始めました。
都会の空気で身体を壊し田舎のきれいな空気で暮らしたいという私の思いと、伝統の炭作りの後継者がいない地域の背景がことのなり始めです。
なぜ炭作りの後継者がいないかというと、
「儲からないからです」
儲かる儲からないというと金儲けばかり考えている商人のようですが金の亡者ではないんです。裕福になりたいとは思いますけど。
本当に重労働なんです。炭を作るのって。
それに勘と技術も必要なんです。
現在私が炭焼きをしている地域では林業を主な収入として生活をされています。
炭は使い続けている必要な人がいるからと、半ばボランティアのように作っています。
大した収入にはなりません。
売れても売れても手元に残る額はたかがしれています。
ですから炭焼き職人のご子息も跡を継ごうとはしないのです。
▼炭焼き職人を志す人が増えて欲しい
地域に炭焼き職人が私だけになってしまったら、後継者不足問題をほんの少し先延ばしにしたに過ぎません。
家族を養っていくだけの収入があり、格好いい職業だと思って炭焼き職人になりたいと思う人が増えて欲しいです。
新たな炭焼き職人が育ってほしい。
しかし当面は自分のことで手一杯です。*写真は炭焼きの師匠です。
▼実店舗を持ちたいわけ
移住し実際に炭を作り、販売し、分かったこと。
絶対に炭だけの収入では暮らせていけない!!
いや、自給自足だったり本当~に、本当~にただ最低限生きていくだけの生活なら、、
いやいや、現実的ではない。
私(40歳)はまだ結婚も諦めていないし、将来的には子供に好きな事をやらせてあげたい!
その前に親孝行したい!!
そのくらいの収入は欲しいんです。人並みに。
諦めて神奈川に帰ろうかとも思いました。
しかし生産している炭はどこに出しても恥ずかしくない、日本一の品質だという自負があります。そんな仕事をできる機会なんて滅多にあるもんじゃあないです。
「自分はこんな仕事をしているんだ」
言える事は大事だと思います。
ですからどうにか炭に携わりながら生活できないかと考えたわけです。
お客様と話していると炭の本来の使い方を知っている人が少ない。
それでは炭の良さを分かっていただけない。
炭の楽しみ方、使い方をプロデュースしよう。
使うための道具が作れない。
では炭が上手く使えるアイテムをセレクトしてお客様に提案しよう。
炭を使うシーンを提案しよう。
そこで思いたったのがSUMIYAKICKASS(スミヤキッカス)の実店舗なのです。
あ、申し送れましたが私、SUMIYAKICKASS(スミヤキッカス)の屋号で木炭、オリジナルグッズを自身のHPで販売しております。
▼炭について
自慢のsumiyakickassの木炭は「におい、けむりが出ない、炎が立たない」BBQ・調理用の木炭です。
食材や衣服等に嫌な臭いも付きませんし、赤外線効果で調理できるので焦がし難く表面はカリッと、中は旨味を逃がさずにしっとりと焼き上げることが出来ます。
魚も焦がさずに美味しく中まで火を通すことができます。
原木や製造工程において人工的な物質を混ぜていないので安心安全にご使用でき、囲炉裏や火鉢にご使用して頂いている方も多くいます。 【室内でご使用の際は換気が必要です】
「におい、けむりが出ない、炎が立たない」秘密は木炭の製造過程にあります。
木炭は蒸し焼きにし、原木の熱分解により炭素以外の余分な成分(ガス)を全て取り除いて生産します。
炭素(元素記号でC)の塊である木炭を燃やす事は酸素(O2)と結びつく事になります。
C+O2=CO2
つまり木炭をいくら燃やしても二酸化炭素(CO2)しか放出されないのです。
余分なガスは含まれていないので「におい、けむりが出ない、炎が立たない」炭になります。
Sumiyakickassの木炭は原木に堅い樫(カシ)の木を使う事で、ギリギリまで熱分解を進めても形を崩さずに炭化させる事ができます。
堅い樫の木を原木に使う事と、炎が立たず、しっかりと熾き火(おきび)になる事によってエネルギーの消費を最低限に抑える事で火の持ちが格段に良い炭といえます。
▼これまでの活動
自分の炭窯を作り、SUMIYAKICKASSの屋号でHPをオープン
WEB SHOPで炭、オリジナルグッズを販売してきました。
炭のパッケージ、オリジナルグッズは2017年の長崎デザインアワードで銅賞を受賞しています。
アウトドアの各イベント、フェスにも出展をし、炭のPRをしてきました。
アウトドアショップ、キャンプ場にてお取り扱いしていただいてます。
▼資金の使い道
ショップの改装、ディスプレイ費
倉庫の確保
仕入れ
炭を楽しく使っていただくためのオリジナル商品の制作費(火鉢、BBQコンロ等)
▼リターンについて
きっと皆様は木炭が欲しくなっていることかと思います。
なんせ炭屋ですからね。
しかし、炭の生産量は手作りなので限りがありますし、炭をリターンにしてしまうとweb shop、店舗などの在庫確保が難しくなります。
ですので木炭を使用してみたいと思っていただける方は、web shop、店舗にてご購入いただけると幸いです。
ここではオリジナルグッズをリターンにさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
▼最後に
12月には実店舗をオープンさせたいと思い準備を進めています。
九州では取扱いの珍しいブランド揃いの予定です。クオリティが高く、私が自信を持ってオススメできる人気のアイテムばかり!!
ネットで見ていただけのあの商品も直に手に取って見てもらえますよ!!
品質のよい最高級の炭の文化を守るために経営していくショップになります。
皆様、是非ご協力ください。
よろしくお願いいたします。
詳しいショップの場所です↓↓した
最新の活動報告
もっと見る現在のショップ状況
2019/11/12 12:00こんにちは。約1年前ですがご支援ありがとうございました。現在は諸事情ありまして、最初の店舗から移転をしております。とは言っても同じ町内で地区的にはそんなに離れていません。初めの店舗とは違いますが、当時のスタートアップがあったからこその今です。まだまだ難しい状況ですが、地元で応援してくれる方も増えています。久しぶりの活動報告になって申し訳ありません。今後とも応援よろしくお願いいたします。 もっと見る
ご協力ありがとうございます
2018/12/20 23:03皆さまご協力ありがとうございます。残すところ1時間切りました。皆さまの応援を受けて活動を行なっていきます。今度ともよろしくお願いいたします。 もっと見る
12/8オープンしました
2018/12/09 11:1712/8にオープンできました。これからもっと内容を充実させていくため、運営のためご協力よろしくお願いいたします。 もっと見る
コメント
もっと見る