イタリア大使も惚れた、高知県日高村の絶品シュガートマト。
今年は例年の4倍もの規格外トマトが出てしまいました。
規格外とは言えど、味はしっかり美味しい!
きちんと皆様の手元に届けられるように加工して楽しんで欲しい!
ということで、トマト味噌づくりに挑みます。
試食したメンバーを虜にした地元の母さんが作ったトマト味噌、ぜひお楽しみください。
これから、少し長くなりますがこのプロジェクトに対する想いをつづります。
どうぞお付き合いください。
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▼はじめにご挨拶
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NPO法人日高わのわ会は、捨ててしまう規格外のトマトを農家さんから
買取り毎年、無添加の美味しいとまとソースにしている団体です。
そのNPO法人日高わのわ会は、高知県高岡郡日高村という人口5000人の村で活動する団体。
日本一の透明度を誇る仁淀川が流れる自然豊かな村は、昨年日本一のトマトとして選ばれた特産物”シュガートマト”を作っておりトマトの村として地域おこしを実施し、年々知名度が上がってきています。
先日は、イタリア大使館に伺い大使に日高村のシュガートマトを召し上がっていただいたところ、大絶賛していただきました!
そんな折、今年はなんと去年の4倍以上の規格外のトマトが出てしまっているようです。 それを解決するためにとまとをたっぷり使用した新商品の”とまと味噌”を開発して、この去年の4倍以上のトマト量を活用できるように考えているようです。
今回、このクラウドファンディングの挑戦される NPO法人日高わのわ会の事務局長 安岡さんにお話を伺いました。 形だけが悪くて、捨てるのもったいないからはじまった活動も早15年。
※ 困った時には笑うしかない。笑い飛ばして生きてきました(笑)
「私たちは形が悪いだけで捨てられてしまう、規格外のシュガートマトを買い取り、無添加のトマトソースを地域活性化の一環として製造販売しています。
サイズが小さすぎたり、傷があったり、熟しすぎてしまったり、
そんな破棄していたトマトをお母ちゃんたちが丁寧に加工品にしています。
青色のトマトですら、通常のトマトより糖度が高く美味しから、
手で一つ一つ皮をはいで刻み、村のお母ちゃんが作る無添加の金色ジャムとして販売しています。
どのトマトも農家さんに大切に育てられた子供達。
一つ一つ愛情を込めてつくっています。
この活動がはじまったのは、もともとわのわ会の福祉事業所に通っている障害のある方達と一緒に、トマト農家へ手伝いに行った時、規格外のトマトを捨ててしまっているのを知り、“もったいない!”と思ったことがきっかけでした。
それを機に、大きさやかたちが違うだけで、味も品質も自慢のこの美味しいトマトをどうにか活用できないかと、みんなで模索しながら商品化しました。
少しでも、農家さんの足しになったらいい。
できる限り農家さんから買いたい。
ーでも、なぜ今年は、こんなに規格外のロスになるトマトが多いのでしょうか。
「正直、わかりませんね。 この活動は村全体のトマト農家さんと連携し15年ぐらいたちましたが、 新規就農者として、とまと農家を始めた方もいますのでその影響もあるかとは思います。」
—今年は台風は来たけど、それ以外の雨が少なかったり、 例年とちょっとだけ違った気候が影響しているのでしょうか。
「その可能性もあるかもしれませんね、今年は去年のなんと4倍以上の量でした。正直、どうするか最初は迷いましたが、この量を産業廃棄物として処理するとそこに費用負担が掛かってしまいますし、もったいない。
農家さんとの毎年の信頼関係もありますし、少しでも足しにしてもらいたいと思い、持ってきてもらったものは全部快く買い取らせて頂きました」と笑顔で語る安岡さん。
そのトマトから生まれた、村のお母ちゃん達が、手作りで作る無添加のとまとソースは、全国に愛されファンも多くいますが、トマトの量に対して、 生産が間に合いません…。
「このトマトでいつものようにトマトソースをつくるには、 一つ一つ湯むきをするため、製造量に限界がありました。 また、これを村の人たちはみんな生で食べていて、みなさんにもぜひ生で食していただきたかったのですが、届けるすべがありませんでした。
その為、トマトは冷凍保管することになりました。この大量のトマトを冷凍保管するためにいつものサイズではまかないきれず、企業から冷凍庫を間借りさせてもらっていますが、高額な保管料が必要となったんです…!」
—そこで、トマトをいっぱい使った新商品”とまと味噌”を開発し、 この課題を解決していこうと考えられたのですね!
みんなの思いが詰まった、この無添加のトマト味噌。
ばあちゃん手作りの大豆と米で作った日高村さんさん味噌と、じいちゃんが手塩にかけて育てたにんにくや野菜、息子がつくったとまと、それらを使って嫁が料理して、愛情たっぷりのトマト味噌に仕上げました。 水も入れず、シュガートマトだけをじっくり、グツグツ…3時間煮詰めてつくりました。
トマトの村ならではのこの贅沢感は、ぜひみなさんに味わってもらいたいです。
高知といえば、カツオ! カツオのイノシン酸とをトマトのグルタミン酸で旨味相乗効果は、 癖になるおいしさで、村長もそれを使ったトマトうどんは大好きです。 トマトとかつおの組み合わせに、えっ!と驚く方が多いかと思いますが、 相性抜群で、この微妙なバランスがとても難しかったです。
ご飯にのせて、野菜にディップして。 とまとの栄養素が気軽に摂取できて、体に優しい。 激辛バージョンは、お父さん向け。
子供から、お酒を飲むお父さんまで楽しめるように、 甘め、辛め、激辛、の3段階を、シェフにアドバイスをもらいながら、 村のお母ちゃんたちが開発しました。
なんとか市場に出せる状態まで整えましたが、栄養成分分析まで行えていません。美味しい笑顔と栄養成分がどんな効果があるのか成分分析をしっかり行い、皆さんの美味しい笑顔に関係することをお知らせできたらと思います。
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▼資金の使い道
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資金の使い道について ・成分分析の実施 目標金額 20万円
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▼リターンについて
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自慢のトマト商品のセットになります。
<とまと味噌>
これまでトマトソースを作ってきたノウハウを生かして、
トマトと味噌と合わせて新しい調味料を作りました。
トマトのグルタミン酸とかつお節のイノシン酸を合わせることで旨味の相乗効果があります。ご飯のお供にも、豆腐や野菜サラダのトッピングとして煮込み料理・焼き魚やうどん、パスターソースとしてご活用ください。
日高村産シュガートマトと日高村産「さんさんひだか味噌」を使用
高知県の竹内商店のかつお節使用 高知県産にんにく使用
化学調味料、保存料は一切使用しておりません。
3種類のトマト味噌
・トマト味噌(プレーン味)90g
・トマト味噌(甘辛)90g
・トマト味噌(激辛)90g
■原材料
【とまと味噌】トマト、さんさんひだか味噌、にんにく、オリーブオイル、砂糖、塩、かつお節
<トマトソースやトマトジャム、机の引き出しにカップスープ>
特産シュガートマトを使用した濃厚なトマトソース。
村のお母さんたちが丹精込めて手づくりしました。
みどりのトマトで作ったジャムも果肉ゴロゴロ無添加です
簡単野菜カップスープも忙しいOLの引き出しにあると便利です。
■原材料
【真っ赤に熟したトマトソース】トマト、玉葱、オリーブオイル、にんにく、砂糖、食塩、ホワイトペッパー、バジル、パセり、オレガノ、ローレル
【真っ赤なトマトのパスタソース】トマト、玉葱、オリーブオイル、白ワイン、にんにく、コンソメ、砂糖、食塩、ホワイトペッパー、ブラックペッパー、バジル、パセリ、オレガノ、ローレル、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、(原材料の一部に乳、小麦、大豆、鶏肉、牛肉を含む)
【真っ赤なトマトのピザソース】トマト、玉葱、オリーブオイル、にんにく、砂糖、食塩、ホワイトペッパー、バジル、パセリ、ローレル
【みどりのトマト金色ジャム】トマト、グラニュー糖、レモン果汁
【土佐野菜の手づくりトマトスープ】(トマトソース)トマト、玉ねぎ、オリーブオイル、にんにく、砂糖、食塩、ホワイトペッパー、ブラックベッパー、バジル、パセリ、ローレル (乾燥野菜)玉ねぎ、なす、ピーマン、ラディッシュ、ブロッコリー、生姜
※季節により野菜が異なります。
■賞味期限
・トマト味噌150日
・真っ赤に熟したトマトソース 150日
・真っ赤なトマトのパスタソース 150日
・真っ赤なトマトのピザソース 150日
・みどりのトマト金色ジャム 150日
・土佐野菜の手づくりトマトスープ 150日
・乾燥野菜150日
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▼最後に
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わのわ会は、日高村の困りごとを解決するコミュニティービジネスの開発と展開を進めてきました。今、トマト農家さんは、駆け出しの新規就農も増え毎日天候と水分調整に必死です。美味しいトマトを皆さんに届けたい!!
しかし、1年目からうまく作ることは難しく規格外が出てしまいます。そんな駆け出しのトマト農家さんを応援して、今年も農家さんの困りごと規格外の受け入れ先になっていきたいと思っています。
規格外のトマトを買うことで農家さんの困りごと解決、そのトマトを使ってとまと味噌を作ることで働く場の創出、おばあちゃんのお味噌やおじいちゃんのニンニク、高知の鰹節とトマトの美味しい旨みのハーモニーを皆さんにお届けし、美味しい笑顔の“わ”を広めていければ嬉しく思います。
その上、栄養成分分析で効果を報告できることが出来ればみんながハッピーになれると確信しいます。ご支援よろしくお願いします。
最新の活動報告
もっと見るやっと、念願の成分分析が完了致しました!
2019/04/25 12:00やっと、念願の成分分析が完了致しましたので、みなさまにおしらせ致します。販売する商材には、来年4月から成分表示が必ず必要になります。消費者視点で、よりこだわったものを選びやすくなりますね。今年のトマト栽培の新規就農者は1名いらっしゃいました。日高村特産の高糖度フルーツトマトをつくるのは難しく、たくさんのハネものトマトが、今年もでましたwハネといっても、普通のトマトの何倍も味が濃い、濃厚フルーツトマトです。そんなトマトをぐつぐつ煮込み、少しずつ、トマト味噌を手作り。トマト味噌がどんどん皆様のお手元に届くのはもちろんとても嬉しいですが、なにより、ハネれらたもったいない濃厚トマトを活用していること、新規就農さんのお手伝いができていることが、私たちのやりがいです。わたしたちNPO法人わのわ会は、地域では弱者や、ロスになってしまう"人"や"モノ"を活かしています。言い換えると、社会的には弱者と捉えらえる、マイナス(ー)とマイナス(ー)掛け合わせてプラス(×)にしていく活動です。その活動を通じて、その人らしく、そのモノらしく生きることを応援する。それがわのわ会です。どうぞ、日高村にお越しになる際は、ぜひご連絡をいだければと幸いです。わのわ会 安岡千春 もっと見る
こんにちは、わのわ事務局長の安岡です。日高村のトマトをつかったとまとみそプロジェクトは、初めての試みで至らないところもありましたが終了することができました事、感謝申し上げます。今回、目標金額には、とどきませんでしたが、たくさんの方から応援いただきありがとうございます。2月、3月、4月が、日高村トマトの一番美味しい季節になり最旬を迎えております。トマト農家が連なるエリア、通称トマト団地は毎日朝から晩まで忙しそうです。ご近所農家さんや駆け出し農家さんから、毎日運ばれてくる規格外トマトを手作業で仕分け、皮むき、種取りをして必死に加工品にしています。成分分析のご報告については、またこちらでご報告致します。引き続き、活動を見守っていただけますと幸いです。この度、ご支援をいただいた皆さまには、重ねて心からお礼を申しあげます。本当にありがとうございました。 わのわ会事務局長 安岡千春 もっと見る
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