昨年度ネパールキャンプに参加してよかったなぁと心より思ってます。
その理由は、楽しい、うれしいという肯定的な気持ちよりも、うまくいかずに考えさせられることの方が多かったからです。
ネパールキャンプに参加した当初、私の行動力の根源は、やってみなきゃわからないという安易な思考にあふれていました。ただ、ネパールキャンプはやってみたらわからないことだらけで、安易な気持ちだけじゃどうにもならないことばかりでした。もったこともない規模のお金、常につきまとう危険、計画通りに進まないスケジュール。何度も壮大な山を見て泣きました。
この経験から、行動の理由を自分の気持ち以外に押し付けてしまうなら、やらない。と決めています。そうする事が、その活動に関わって下さる方々に対する最低限の配慮だと思います。私は今回、ネパール人に会いたいから、彼らが好きだから、ネパキャンの後輩達と一緒にいたいから、ネパールに行きます。
学生ができることは微々たることですが、学生時代に学ぶことは、学生自身にとってとても大きいです。どうか未熟な私たちをご支援いただけます様、よろしくお願い致します。
岡田紗季(九州大学3年)