はい!5万坪の村づくり晴家村の村長晴家パラソルです。
6月1日、2日の土日は晴家村のkaeru工房で製材ワークショップ。
そしてその後3日.4日を使い製材という工程で、約130枚の板を製材しました。
今回は、Mossrock山ツリーハウスキャンプ場https://www.facebook.com/mossrock.yama/
から、講師として石毛了一さんをお迎えして基礎から実践までを学ぶ2日間でした。
因みに石毛さんの山では皮剥き間伐体験をしてツリーハウスに泊まる体験などが楽しめる体験型のキャンプ場です。
先ずはみなさんと軽い自己紹介をし合ってスタートしました。
先ずは基本的な製材機の構造や使い方、作業時の危険など。
そして、丸太のセットの仕方と丸太から板を何枚取れるかの割り出し方、基本的な考えなどを黒板を使って教えていただきました。
とにかく、わかりやすくて丁寧な講習です。
そして、いよいよエンジンの始動と製材を実際に行いながら習います。
参加の皆さんはこの丸太の伐採にも参加しているので、実際に森から丸太を切り出して製材するという、初めての体験に夢中です。
先ずは製材機での製材を順番にある程度慣れるまで体験してお昼休み。
古民家で休憩して午後からは加工編です。
工房の中に入り、手押しカンナ、自動カンナを使って、板を正確な寸法に揃えます。
先ずは手押しカンナ。
これが案外難しい
これは手で押しながら歯に当てて削るカンナ。これでで最初の一面を平らにします。
平らな面が出来たら片面の厚みを削りながら平らな面との直角を作ります。
手押しカンナはそこまで。
そして片側の直角が出た後は厚みを正確に削れるように平らになった面を下にして自動カンナ。
刃が上についていてダイヤルで合わせたメモリ通りに正確に削れます。
そして、ノギスで測って厚みと幅を正確に加工。
厚み3センチ、幅10センチのウッドデッキ材の完成です。
これには感動しました。
自分達で伐り出した丸太が立派な無垢板に生まれ変わりウッドデッキになるのです。
今回の参加者さんは、全員丸太の伐り出しから参加しているので、自分達の伐り出した丸太を製材、加工していく工程全てを体験して頂く事が出来ました。
かつて、使うために植えられたスギ、ヒノキは、今や日本中で放置林となり荒れ果て、土砂災害の原因になっています。
このような皮剥き間伐活動から自家製材という新たな林業の形によって、森は蘇り光が射します。
一日かけて、しっかりと材が完成するまで学んで作業終了です。
最後にみなさんと感想をシェアして無事に初日を終えました。
そして、翌日も3人のメンバーで学んだ事を実践しての作業。
途中、参加者さんが指先を切るハプニングもありましたが大事には至らず、改めて安全に対する意識を持つ事の大切さを学びました。
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■皮剥き間伐体験については、晴家村や今回の講師石毛さんのMossrock山ツリーハウスキャンプ場などで体験出来ます。
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さて、2日間の講習を受けた私と、参加者さんとして参加の村民軍曹さんが残り、火曜日まで更に2日間ビッシリ製材いたしました。
途中、丸太をユンホを使って搬出したり、製材機の刃を交換したりと、学びの深い4日間でした。
合計130枚程度のウッドデッキ材が製材まで出来ました。
この後、8日、9日、10日と3日間で加工まで仕上げて塗装の工程です。
村民シライシさんと軍曹さんとパラソルの3人チームで塗装
そして私パラソルは夜9時まで連日の塗装前の面取り作業も
デッキの上面の両端の面をカンナで削り取ります。
さて、週末の度にみんなで楽しく作業して
仕上げに軍曹さんの出番
ウッドデッキ建設予定地の整地
丁寧に機械に油を注して
すごい重機のテクニックです。
なんとか無事に整地も完了
そしていよいよ材料の搬入
基礎材から
沓石のブロックなども搬入しました。
あとはいよいよ25日から工事開始です。
そして週末はお久しぶりの晴家村オープンディ!
29日土曜日夜はバーベキューパーティーです。
みなさんと一緒にウッドデッキの完成を祝いたいと思います。
よろしくお願いします(^^)
晴家パラソル