2018/12/24 11:26

▼公式サイトはこちら

https://oracleengine.tumblr.com/ 


Fumctoryです。

昨日更新できなかった分、今日は2回更新です。

まずは前回の補足、オラクルについての紹介です。


▼オラクル

PCであるドライバーのリソースとなる魔力、オラクル。

これの使い道は、一つ目が前回紹介した「あらゆるダイスロールのダイス数を増やす」です。

判定、ダメージロール、シフト決定のためのクラッチロール。ダイスを振るあらゆる状況で、オラクルを消費すればダイス数を増やすことができます。


もうひとつの使い道は、「ダメージを受け止める盾」としての役割です。

ドライバーがダメージを受けるとき、そのダメージは【HP】とオラクルの両方に、好きな配分で割り振ることができます。

例えば20点ダメージを受けるなら、【HP】とオラクルで半々に割り振ってもいいし、【HP】を守るためにオラクルを20点減らすこともできます。逆に、オラクルを温存するために【HP】を20点減らしても構いません。


ただし、堕落獣もドライバーと同様にオラクルを利用してきます。そして、堕落獣のオラクル量はドライバーを上回ります。

堕落獣にダメージを与えることは、オラクルという「盾」を叩き壊すことでもあり、同時にダイスを増加させるためのオラクルという「武器」を奪うことにもなります。そして堕落獣のオラクルが尽きれば、堕落獣本体の【HP】にダメージを与えられるようになります。

積極的に攻撃することが、堕落獣のリソースを奪うことに繋がります。そのため『オラクルエンジン』というゲームでは、ドライバー全員が一定水準の攻撃能力を持つことを推奨しています。


▼ラウンド終われば仕切り直し

オラクルは、ラウンド終了時に「自分のオラクルエンジンのシフト」と「配置しているパーツ」によって算出される値に応じて回復します。(回復量の計算そのものはキャラクター作成時に終わるので、戦闘中に計算する必要はありません)

そして次のラウンドが始まれば、またシフトを決定するためのクラッチロールを行うことになります。前ラウンドのシフトは、次のラウンドのシフトに直接影響しないので、高いシフトから急に低いシフトに落ち込んでしまうことも、その逆もあり得ます。


ラウンドが終わればドライバーも堕落獣もオラクルを回復するので、ドライバーは次のラウンドの攻め手を改めて構えることができ、堕落獣は身を守るオラクルの盾を構えなおすことになります。

ラウンド終了が「全員の行動が終わった」ではなく「戦闘の潮流が変わるかもしれないタイミング」になっているのが、本作の特徴のひとつと言えるでしょう。


本日2回目の更新では、『オラクルエンジン』というゲームの総評と共に、どんな人におすすめの作品かをまとめてお伝えします。