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続いて3番目のサンプルキャラクターは、これまでと大きく変わって搦め手タイプです。
▼鮮血薔薇の棘
このサンプルキャラクターのオラクルウェポンは、刺突で攻撃する「スラスト」と、6色の属性の魔力を利用する「カラード」を組み合わせたものです。
行動値39はサンプルキャラクター中2位の素早さ。先手を取ることが重要なオラクルウェポンの性能を、十分に引き出してくれます。
オラクルウェポンの特徴としては、「出血」というバッドステータスがあります。出血を受けているキャラクターは、判定を行うたびに出血の値と同じだけHPを失ってしまいます。攻撃のために命中判定をしても、攻撃に対処しようと防御判定をしても、体を動かせばそれだけでHPを失ってしまうのです。
先手を取って堕落獣に出血を与え、後続の味方が追撃をかけるだけで、ものすごい勢いでHPが減っていきます。シフトが高ければ高いほど、出血で失わせるHPの量は多くなるので、できるだけ高いシフトで先手を取りたいところです。
また、シフト2以上なら、近くの味方のクラッチロールを支援し、ダイスを2個増やすこともできます。元々1D6のクラッチロールが3D6になることは、高いシフトを目指すほどに頼もしさを感じるでしょう。もちろん、相手がオラクルを使えば、もっと多くのダイスでクラッチロールができます。
ダメージロールのダイス量はシフトに関わらず1D6ですが、ダメージロールだけでない戦い方ができる、独特なオラクルウェポンです。
種族は一般的な人型種族である「ブライツ」、スタイルは孤立した状態でも戦い抜く生き様を表す「ロウナー」となっています。