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Fumctoryです。
Twitterやマシュマロで、『オラクルエンジン』への質問がいくつかあったので、ピックアップして回答していきます。
Q:なんで悪名高いORACLE社を連想させる『オラクルエンジン』というタイトルにしたの?
A:そんなこと言われましても。
開発最初期において、このゲームは「神啓機関TRPG」という仮タイトルがついていました。堕落獣という脅威に対し、神が天啓を与えたかのように世界各地で同時に発明された対抗手段「神啓機関」。これを駆使して堕落獣と戦う……というストーリーラインになっていました。
このストーリーラインはゲームシステムの大枠が完成するまでの間にボツになりました(古代文明の遺産とか出したいやん? という理由で「レガシー」を作るべく、今の設定になりました)が、「堕落獣」はそのまま残り、「神から授かったもの」はオラクルという名の生体魔力、オラクルエンジンという名の機械、という形に分離されました。
ネーミングとしては、「技術のジャンプアップって言ったら「オラクル(アポロ神殿)」でしょ?」というのが由来です。
どうしてもオラクルと呼びたくない場合、ゲームのことは『OCE』、オラクルのことは「生体魔力」、オラクルエンジンのことは「生体魔力増幅型発動機」と呼んでください。
Q:イラストないの?
A:発注はしました。今はないです。
元々『オラクルエンジン』は、ゲーム・フィールド大賞への応募だけ考えて、同人誌リリースの予定はない作品でした。これはデザイナーの守山義和の意向によるものです。
ゲーム・フィールド大賞への応募においては、イラストは必要ないとされているので、イラストレーターへのコネもなければ支払える報酬もなし、ということでイラスト一切なしに『オラクルエンジン』が作られました。
蓋を開ければ準入選という評価をいただけたので、『オラクルエンジン』制作に協力したFumbleguyが守山を説得し、Fumctoryを設立、『オラクルエンジン』同人誌版リリースに向けて活動開始。そして今に至る、という流れです。
そういう経緯があるので、『オラクルエンジン』は現状イラストがありません。タイトルロゴも、まだ仮のものをクラウドファンディングのために使わせてもらっている状態です。(タイトルロゴデザインを担当していただいているレク様、ありがとうございます)
すでにイラストレーターにイラストの発注はしているので、その内公開できると思います。
Q:『アサルトエンジン』とは関係あるの?
A:偶然名前が似ただけです。
開発中に『アサルトエンジン』の事は全く触れられませんでした。上記の通り、開発初期はタイトルからして違ったし、オラクルエンジンという単語は後から出てきた上に、「オラクルを払ってダイスを増やす」ルールができたのも後の方だからです。
ただ結果から見れば、タイトルは似ているし、クラッチロールという「リソースを賭けてからダイスを振る」要素も似ていることになりました。不思議なこともあるものです。
Q:何部印刷してどれくらい売上出すとか、金銭勘定大丈夫なの?
A:100部も売れる訳ねーだろ、程度に考えてます。
クラウドファンディングの目標金額は40万円としていますが、これが全部印刷費に化けるわけではありません。半分以上がイラストレーターやロゴデザイナーへの報酬、広告宣伝費などに消えていきます。
印刷費としては、初期ロットを100部(印刷費17万円くらい)出して、だいたい30部売れたら黒字ライン。ただしこれは印刷費だけしか考えていない場合の黒字なので、実際には開発費用の回収まで含めると60部売れる必要があります。
無名の新人サークルがいきなり新作出してそこまで売れる訳ねーだろ、はいはい赤字在庫赤字在庫、くらいの流れだろうなーという予測です。
万が一完売するようなら、価格改定も視野に入れつつ黒字分はサプリメント開発のための予算とします。(イラストを増やす予定なので、開発費はルールブック本体よりももっと上がります)