こんにちは、10月31日はHappy Halloween!!ですね。
今回はハロウィーンということで、【第2話】ミクちゃんの物語:アプリが解決する現場の迷いとの二本立てです!!
さて、今回はアプリ開発7回目として、発達年齢に即した質問項目の提示についてです。
なぜ、子どもの発達年齢に合わせた質問の仕方が大事なのか
もしみなさんが、「最近いつカレー食べました?」と聞かれたらすぐ答えられるでしょうか?
「最近ランチで食べた!」とか、「昨晩カレーだった!」という方であれば、すぐに答えられるかもしれません。
一方で、最近カレーを食べてない方は、「あれ?いつだったかな」と思うかもしれません。
それに、カレーは一度作るとその後何度も食べるので、特定の日にちや時間帯を思い出すことはかなり難しいと思います。大人でも「いつ」という質問に正確に答えることはとても難しいのです。
では、子どもに「いつ叩かれたの?」聞くのはどうでしょうか?大人でさえ、正確に「いつ」という質問に答えるのはとても難しいので、子どもはさらに答えることは難しいのです。
それに、もし何回も叩かれていたら、特定の日にちや時間帯を思い出すのはさらに難しくなります。
発達心理学や認知心理学の研究結果では、「いつ」の質問にある程度答えられる年齢は、小学校に入って以降と言われています。
そのため、小学生未満の子ども達には、「いつ」の質問をしないという知識はとても大切なのです。
発達年齢にあった質問を選択する機能
このアプリでは実際の年齢を入力すると、各発達年齢にあった質問を自動的に選択してくれます。
例えば、5才の子どもであれば、
”誰が””何を”したのか?
”誰から””何を”されたのか?
という聞き方を提示します。
「いつ」という質問は年齢的にまだ答えられる可能性が低いので、「いつ」の情報は表示しません。
この機能があれば、何才の子どもであれば、何をどこまで答えられるかという心理学的な知見を共有することができます!
少しでも子どもに適切な質問をするために。
そして余計な負担を子どもに掛けないで済むように。
引き続き開発を進めていきます!
ご支援、宜しくお願い致します!!