「自分が働いている施設の壁にプロジェクションマッピングで花火をする」なんて思いつきもしませんでした。
デイサービスにある大型テレビ(120?140?)に花火のDVDを流してご利用者様と一緒に見たのは7月でした。
認知症の症状が強く、落ち着かれないご利用者様が落ち着いてじっと花火を見つめていたり、花火を見て涙ぐむ方がいたりと私達も感動したのを覚えています。
もっともっと大きな画面で見てもらいたい。「そうだ!プロジェクションマッピングで花火をしよう」と提案した施設長には最初「いいですね」と言ったものの心の中では「無理でしょ~」と思ってしまったのも事実です。
しかしながら施設に携わる様々な方の協力や提案によりこのイベントが開催される事になりました。
沢山の利用者様や地域の方々に見てもらいたい。あの頃を思い出して欲しい。歳をとっても、認知症になっても可能性に満ちていることを伝えたい。そんな想いでいっぱいです。
また同時に介護職ってこんな事もできるんだと実感しています。
現在沢山の方々に支えられてここまできましたが、目標まではまだまだの状態です。
皆さまのご支援・ご協力をお待ちしています。宜しくお願い致します。
さわらびデイサービス 生活相談員 廣永 舞