2019/01/19 11:20
エジプトのピラッミとが栄えた時代に、レバノンの国を豊かにしたと言われたレバノン杉。
香りが良く脂分があり腐りにくい等、古代の人に好まれたレバノン杉。松科、ヒマラヤ杉属この木を日本で見つけてキリスト教会の講壇に制作の依頼を戴きました。
杢目に変化が無い大木、板目と柾目に挽いて頂き、キリストに関係の深い7の数字に合わせて寄木を組み合せ、外側に、12のマスを作り、
朱の漆、黒の漆、等塗り重ねた漆を研ぎ出して7箇所に象嵌、レバノン杉の講壇が出来上がりました。仕上げにはエゴマオイルを丹念に摺り込み、漆の仕上と同じ砥の粉で磨き仕上げ、
今では教会の方達が皆さんでオイルを塗り手入れをしております、感謝感謝。