2019/03/01 10:29


こんにちは。旦那(オーナー)の漆原です。

長いと思っていた51日間のクラウドファンディングですが、日々の工事に追われ、気がつくと残り11日となりました。いつの間にか、裏庭に梅の花が咲く季節になりました。

現在までに108名の方にご支援をいただいています。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。告知等にご協力いただいた皆様もありがとうございます。

クラウドファンディングの実施は今回で2回目になります。約3年半前に実施しました。
当時は、クラウドファンディングはまだ世の中に出たてという感じもありました。「クラウドファンディングは、ネット経由で、不特定多数からお金が集められる仕組みだ」みたいな紹介のされ方もしていました。
当時は、僕自身もクラウドファンディングが初めてで、まだ周囲にも主催した人も、協力した人も少ない時期でしたので、上記のような「甘い期待」をして行ったところがあります。
ところが、ところが。いざプロジェクト募集が始まると、友人知人ばかりではないですか。プロジェクトが終わってみると、人数にして6割、金額にして8割が直接の友人知人という状況でした。

当時、かなり反省しました。「あぁ、クラウドファンディングは、友人知人からのご祝儀集めなんだな。友人知人のみなさんに本当に申し訳ないお願いをしてしまったな」と。。クラウドファンディングはもうしないだろうと思いました。


そこから3年半。でも今回、あらためてクラウドファンディングを実施することに決めました。

そんな前回の反省がありながらも、今回はクラウドファンディングをやるべき、と思ったのです。ご支援いただくことは、金銭的にももちろんありがたいのですが、「私がこのまちの一歩に関与した」という当事者を1人でも多く増やすことが、今、このまち館山で官民連携で動き出した「たてやまリノベーションまちづくり」に重要であると考えたからです。

ご支援いただいたお金は絶対に無駄にしません。

まず、なるべく「ローカル・ファースト」発想で地域にお金をまわします。
大工さん、材木屋さん、塗装屋さん、設備屋さん、クロス屋さん、電気屋さん、家具屋さん、その多くを房総地域内で、個人に近い形で営業されている方に発注しています。

例えば家具は南町交差点、100年続く漆器と家具の店「キムラ家具」さんに。店頭在庫だけではなく、カタログから選べばあらゆる商品が手に入ります。

「僕の代で終わりですから」と明るくおっしゃる若旦那。いやいや、そうおっしゃらず。木村さんとお話をしながら品定めするのが楽しみなんです。

そして今後、このtu.ne.Hostelがうまく立ち上がり利益を上げることができたら、その利益は、まちを元気にする次なら事業に再投資することを約束します。なるべく雇用を増やしていく方向に活動をしていきます。

そんなわけで、今回のプロジェクトでご支援くださったお金は、遠慮せず、ありがたく受け取らせていただきます。
その方、ご本人にも心ばかりのリターンの品をご用意しましたが、「ペイ・フォワード(pay forword)」の考え方で、未来の誰かに恩送りしていきます。

引き続きよろしくお願い致します。


* * *


あ、新コース、新リターンのご紹介のはずが、イントロが重くなってしまいました。。

実は、昨夜新たなコースを設けました。

題して「ウルさん塾」です。


僕は今年で49歳になりますが、不動産に関わり始めたのが37歳の時でした。
母親が病気をしまして、その医療費・生活費をなんとかするために、埼玉にあった実家を売って、この館山にアパートと戸建を新築したのが始まりです。

 *これまでの経緯はよろしければ、こちらに詳しく出ています。
  https://cocolococo.jp/19490


当時は本当に何も知らなかった。

説明はちゃんと受けたはずですが、施工会社・銀行の言われるままに、「はい、証明書持ってきて。はい、ここに署名して。はいここに印鑑押して。」に従った、という感じで。

「金利が1%違うこと」「返済期間が5年違うこと」「頭金の有無が与える影響」「銀行がなぜ貸してくれるのか、貸してくれないのか」・・・

今思えば2007年、37歳の時は何も知らなかったです。


その後、リーマンショックを経て、2度目のサラリーマンになった際にストレスからパニック障害を起こして、もう一度、雇われない生き方を目指そうと考えました。

そこから不動産投資について猛勉強しました。
物件の取得、融資、客付、税金、修繕。

そして2011年、41歳でいわゆる「サラリーマン大家さん」となりました。


その後「お金のための不動産投資」「入居者と大家の顔が見えない関係」がなんだか気持ち悪くなり、そこで館山でミナトバラックスを始めるとともに、家族で移住した、というのが2年2ヶ月前です。


さて、1物件をリノベーションして「シェアする暮らし」を始めたことで、僕の関心はまち全体に広がりました。今は、「開かぬなら、開けてみせようシャッター街」ということで館山駅東口で、まずは元診療所を購入しゲストハウスを作ることでまちに賑わいを作ろうとしています。

ボランタリーな気持ちも多少はありますが、多少はなくてはできないことですが、僕はビジネスとして成立するものにしたいと考えています。
そして次の準備も既に始めています。


今の僕が、こういうチャレンジを短期間にできるのは、37歳から始めた不動産に関する知識と経験があるからに他ならないと思います。

そして、2年前から「大家の学校」に通ったことも大きかった。


「片手にロマン、片手にソロバン」なのです。


また、移住してきたことで、「遠隔でのネット検索では見えてこない情報」がこんなにもあるのかと驚きの毎日です。


その経験とノウハウを、本気の人に伝授したく、同士を増やしたく、この館山で、「不動産を絡めて何かチャレンジしたい」という方を全面支援するコースを作りました。

12万円と一見高額ですが、ひと月にすると1万円です。

中古不動産の売買では、仮に知っていると知らないでは数百万円の差が簡単に付きます。

本気でやる人だったら、すぐに元が取れます。


このコースのリターン品は、現物ではありません。

「魚」を差し上げるのではなく、「魚の釣り方」をお教えするコースです。


あんまり書くと胡散臭くなりますので、このあたりで(笑)

でも、真剣に若い同士を発掘したいんです。

ビビッと来た方だけ反応していただければ幸いです。


* * *

新コース:
【3名限定:ウルさん塾】マイクロデベロッパー/愛ある大家さん/事業家1年間支援コース
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不動産を取得または賃貸して、大家業・店舗開業・その他事業を本気で開業したい人だけを対象に、1年間に渡りバディとして全力で助言・サポートします。
現在の居住地は不問ですが、展開場所は館山市内であることを前提とします。
まずは漆原自身の経緯や経済的実情などをすべて公開した上で、あなた自身が行う事業の、企画/計画、物件の探し方/現地同行、資金調達、改装の企画/施工会社紹介、開業準備、プロモーションに至るまで、漆原秀の実経験をもとにサポートします。

①漆原秀によるコンサルティングサービス 12ヶ月
*面会・同行は館山市内に限ります。
*クラウドファンディング期間終了後、初回面談の上、両者のどちらかに違和感を感じた場合にはキャンセルとして、全額返金に応じさせていただきます。

https://camp-fire.jp/projects/view/118983