リトアニアビール発祥の町ビルジャイのクラフトビールブルワリー「リンクシュケイ」。今回リターンに並んでいる6銘柄のうち5銘柄は人気シリーズ「マイクロヒストリービール」。各ボトルにはちょっとしたエピソードが添えられていて味やビジュアルだけでなく物語まで提供してくれる面白い発想。物語を読めばボトルデザインも少し納得できるかも?マイクロヒストリー、ぜひお楽しみください。◆Strange Connections (Alc 4.7%)スタイル:ヘレス/グルテンフリー「奇妙なつながり」アメリカのニューメキシコ州で原爆が初めて放たれたのは1945年。同じ年にリトアニアの町ビルジャイで樺の木の芽が出た。その木は現在高さ34.5m、直径39cmのリトアニアで一番高い樺の木へと成長している。The first atomic bomb blast occurs in New Mexico, U.S., 1945. The same year, a birch tree springs up in Biržai, Lithuania. Today, it’s the tallest birch tree in the country: 34.5 m in height, 39 cm in diameter.◆Schengen Beast (Alc 5.2%)スタイル:ペールラガー「シェンゲンの野獣」(*シェンゲンは渡航者が入国審査なしで往来できるヨーロッパ指定地域)2015年にビルジャイの町はラトビアから入った茶色い熊に侵略された。その野獣は穀物の上で宴を楽しんだがジャガイモには手を出さなかったと新聞で報じられた。”この熊が早く国を出て行くこと願う”とリトアニアの環境副大臣は声明を発表。このビールは熊を追い返さず国境のないヨーロッパを守った人々のためにある。In 2015, the town of Biržai was invaded by a Latvian brown bear. As reported in the papers, the beast feasted on the grain, but left the potatoes untouched. “We hope that this bear leaves our country soon,” declared Lithuania’s Vice Minister of Environment. This beer is for those who support a borderless Europe for the bears.◆Karavas Forever (Alc 5.4%)スタイル:アンバーラガー/アルト 「永遠のカラバス」女王を囲え。7つのダイヤモンドを守れ。クラブはスペードに勝ち、スペードはハートに勝つ。このビールはリトアニア北部の伝統的なカードゲーム"カラバス"をお祝いします。ポーカーはもうやり飽きた!カラバスの秘技をマスターせよ。Cherish the queens. Protect the seven of diamonds. And remember that clubs trump spades, and spades trump hearts. This beer celebrates “Karavas”, the traditional card game of northern Lithuania. So enough with poker already! Go master the secret art of Karavas.◆Pupsy The Great (Alc 4.2%)スタイル:スタウト「華麗なるパプシー」パプシーはどこにでもいる普通の馬でした。畑を耕し陽を浴びながら草をムシャムシャ楽しむのが日課。1999年のある朝、シンクホールが起こりパプシーを呑み込みました。なぜ人生はこんなに不公平なのか。このビールを飲んで早過ぎる一生を終えた一頭の素晴らしい馬を私たちは思い出すのです。Pupsy was a simple horse. He worked the land and enjoyed chewing hay in the sunshine. One morning in 1999, a sinkhole opened up and swallowed Pupsy. Why is life so unfair? By drinking this beer, we remember a fine animal whose life was cut short too soon.◆Sharp Concept (Alc 15.0%)スタイル:ボック/ドッペルボック「鋭い発想」大鎌。それは死神と農家に愛されてきた道具。でもビルジャイの町の人々ほど大鎌を愛する人はいないでしょう。1863年に村人が大鎌を鍛冶屋に持って行き真っ直ぐに打ち直しました。するとその大鎌を持って彼らは自由のために戦いました。歴史家は彼らを大鎌男と呼びました。物にはいつでも二つ目の使い方が存在することを心に留めておきましょう。Scythe. A tool beloved by death and farmers. But nobody loves the scythe more than the people of Biržai. In 1863, the townsfolk brought their scythes to a smith. With their scythes straightened, they marched to fight for their freedom. Historians call them the scythemen. So remember now that second function is always around.SventeのSNSアカウント是非フォローをお願いします! プロジェクト募集終了は10月25日(月)までhttps://camp-fire.jp/projects/view/119871
ビール の付いた活動報告
募集期間も残り2週間を切りました。現在目標まであと130万円ほど。苦戦しております。今回は目標金額200万円の資金使途について詳しく書きたいと思います。まず、このプロジェクトのメインはビール。ビールはパレット単位で取引をするのですが、予算と販売単価のバランスを考え1~2パレットでの輸入を想定。後述のビール仕入れに必要な費用から下記の単価が算出されました。◆1パレット輸入本数:54ケース(1296本)単価:520円◆2パレット輸入本数:108ケース(2592本)単価:420円この金額には人件費や倉庫管理費が含まれていません。実際の単価としてはもう少し高くなるはずですが、今回はクラウドファンディングという特別な形をとっているので採算は度外視。とはいえ、仕入れ単価は500円未満に抑えたいということで2パレット輸入を実現させたいと目標が決まりました。そして輸入実現に必要な資金を計算すると225万円という数字が出ました。※カッコ内は1パレット輸入時<ビール>仕入れ 18万(9万)定温コンテナ輸送費 37万(21万)酒税などの諸税 26万(13万)通関費 28万(24万)ビール費用合計 109万(67万)<雑貨>※100万円ごとに50件を想定。マスク3種 16万(10万)オーナメント 10万(5万)アロマソープ 6万(3万)雑貨費用合計 32万(18万)<クラウドファンディング>掲載手数料12% 24万(12万)決済手数料5% 10万(5万)広告 CAMPFIREメルマガ配信やトップページ掲載費 20万(20万)広告 Google検索掲載 2万(2万)広告 Facebook&Instagram掲載 2万(2万)クラウドファンディング費用合計 60万(41万)<リターン配送>※100万円ごとに100件を想定。送料は一律1000円、梱包資材は1件200円で計算。配送料 20万(10万)梱包資材(プチプチや段ボール) 4万(2万)リターン配送費用合計 24万(12万)<総合計>2パレット輸入:225万円1パレット輸入:138万円※上記は概算ですので目安となります。現地取材費用やイベント出店費用は計上しておりません。ビールの仕入れ本数は実際にクラウドファンディングのリターンに必要な数より多くなりますので、プロジェクト終了後の一般販売分として販売致します。その利益を充当しきれない資金に充てる想定です。賞味期限内に売り切る想定ですので少しリスクを伴いますがこちらも採算度外視。インポートビールの販売は10~20パレットを積める大きなコンテナで大量に仕入れて単価を抑え、少ない利幅でもたくさん売って利益を上げるという形が一般的かと思います。私たちにはその資金がありません。2パレット輸入する資金がありません。それでもこのビール、リトアニアの魅力は皆さんに知って頂きたい。そういう発想のもとクラウドファンディングでその魅力を届けたいと思っています。残り期間を考えると厳しい状況が続きますが、当初想定した通り最後の広告出稿として下記掲載予定です。10/15~10/21 CAMPFIREトップページ掲載(終了間近のプロジェクト)10/22~10/24 CAMPFIREトップページ掲載(最上部キービジュアル)10/25(月) 募集終了明日から東京都内イベント出店が続きますので最後まで宣伝を頑張りたいと思います。イベント出店スケジュールはこちらをクリックそれでは皆さん最後までご支援ご協力のほどよろしくお願い致します!!Svente橋本佳樹&サンドラSventeのSNSアカウント是非フォローをお願いします! 募集期間は10月25日(月)までhttps://camp-fire.jp/projects/view/119871
クラフトビールのリターンの中にグルテンフリービールが1銘柄あります。今回は「グルテンフリー」についてとグルテンフリービール「ストレンジ・コネクションズ」について記事にさせて頂きます。小麦や大麦に含まれるグルテンを抑えた製品はグルテンフリーと呼ばれています。フリー(free)は自由という意味ですが、~~の束縛がないとか、~~から解放されているというニュアンスもあるんです。分かりやすい例は「バリアフリー」。階段がないとか手すりがあるとか障がいのある人にとっての障壁(バリア)がない環境をバリアフリーと呼びますよね。海外生活を始めた頃にはお店や通りに「Smoke-free(スモークフリー)」という言葉をよく見かけました。これも”煙(喫煙)から解放されてる”という意味でタバコが吸えない場所という意味でした。喫煙し放題とも取れそうなワードで日本人海外生活あるあるだと思います。freeという言葉は「悩まされない状態」を意味している、という風に解釈すると良いかもしれません。「グルテンフリー」という表記は製品1kg中のグルテン含有量20mg未満の場合に認められます。これを20ppm未満という単位で表現するのですが日本だけでなくEU圏やアメリカも同様の基準を設けているようです。「ノングルテン」という表記もあって、グルテン含有量1ppm以下というさらに厳しい基準をクリアする必要があります。いずれもグルテンが含有されていないわけではないんです。「ノンシュガー」という表記を例にとって比較すると製品1kg中に糖類5g、つまり5000mgまで許容されていることになるので、似た表記でも基準が大きく異なることがわかります。アレルギー反応や体質に大きく関わる表記なのでグルテンの方は基準が厳しいことは納得です。今回のリターンでお届けするクラフトビール「ストレンジ・コネクションズ」はリトアニア初のグルテンフリービール!醸造工程は他の銘柄と同じで熟成時に特殊な酵素(Brewers Clarex)でグルテン20ppm未満を実現!2018年度の資料からの抜粋になりますがグルテン含有量の検査結果は5ppm以下でグルテンフリーの基準20ppmを大きく下回る結果が出ています。日本の厚生労働省で認可されているリトアニアの公的検査機関「National Food and Veterinary Risk Assessment Institute」から提供された検査結果ですので日本でも有効なデータ♪グルテン摂取に気を使ってるけどビールは飲みたい!ちょっと健康志向な銘柄に出逢いたいという方にピッタリです。多数あるリターンの中でグルテンフリービールに特化したリターンは以下の通り。◆B2 ビール4本 ¥4980◆S1 ビール4本+雑貨いろいろ ¥9500◆L1 ビール24本(1ケース) ¥16000その他の銘柄とセットになったリターンも多数ご用意しております。グルテンフリービールにだけ興味がある!という方もぜひご支援お待ちしております♪SventeのSNSアカウント是非フォローをお願いします! プロジェクト募集終了は10月25日(月)までhttps://camp-fire.jp/projects/view/119871