老舗の焼鳥屋さんへ行くと、「創業以来のタレ」なんて言葉をよく聞きますよね。
では創業100年を謳っているいる老舗の「創業以来のタレ」はなんで100年経っても腐らないかご存知ですか? 理由は大きく3つです。
①焼き台の横に置かれ、焼き立てで熱々の串をくぐらせているので、低温殺菌されているから。
②甘辛いタレは塩分や糖分がしっかり含まれており、細菌が繁殖しづらい環境にあるから。
③継ぎ足しを行うことでタレの中身が入れ替わっているから。(100年前のタレは残っていない)
もちろん【炭火焼もりのしいた】にも「創業以来のタレ」は存在します!!
オープンから約4年4ヵ月とまだまだ老舗なんて呼ばれるには程遠いお店ですが、それでもこの「創業以来のタレ」はこのお店の味を支える大事な存在です。
そんな「炭火焼もりのした創業以来のタレ」を大きなピンチを迎えました。今回の火災です。
瓦礫につぶされてしまってもアウト。放水により地面に落とされていてもアウト。坪の中に水や異物が入り込んでいてもアウト。
そんな数々のピンチを乗り越え迎えた、火災から3日後の12月1日。
ようやく店内に入れた森下オーナーが瓦礫の中から見つけ出したのがこの「炭火焼もりのした創業以来のタレ」です!
現在、この「炭火焼もりのした創業以来のタレ」は日々の低温殺菌がされていない状態ですが、森下オーナーの自宅で毎日丁寧に火を入れられながら、静かに復活のときを待っています!
さぁ【炭火焼もりのした】の焼き鳥が食べたくなってきたでしょう??