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「ON」の時間を彩るネクタイ&ソックス|“普通”じゃない、を可能性に。

知的障害、その一括りの言葉の中にも、無数の個性がある。豊かな感性、繊細な手先、大胆な発想、研ぎ澄まされた集中力。普通じゃないということ、それは同時に、可能性だと思う。福祉を起点に新たなライフスタイルを提案する「MUKU」が、ビジネスの時間を彩るネクタイ&ソックスをはじまりの美術館と共に届けます。

現在の支援総額

1,094,500

72%

目標金額は1,500,000円

支援者数

98

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/01/25に募集を開始し、 98人の支援により 1,094,500円の資金を集め、 2019/04/02に募集を終了しました

「ON」の時間を彩るネクタイ&ソックス|“普通”じゃない、を可能性に。

現在の支援総額

1,094,500

72%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数98

このプロジェクトは、2019/01/25に募集を開始し、 98人の支援により 1,094,500円の資金を集め、 2019/04/02に募集を終了しました

知的障害、その一括りの言葉の中にも、無数の個性がある。豊かな感性、繊細な手先、大胆な発想、研ぎ澄まされた集中力。普通じゃないということ、それは同時に、可能性だと思う。福祉を起点に新たなライフスタイルを提案する「MUKU」が、ビジネスの時間を彩るネクタイ&ソックスをはじまりの美術館と共に届けます。

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知的障害のあるアーティストのアート作品をプロダクトに落とし込むブランド「MUKU」は、障害のある方の表現を軸に様々な企画展を開催する「はじまりの美術館(福島県・猪苗代町)」とコラボレーションし、平日のビジネスマンのONの時間を彩る新商品、【ネクタイ&ソックス】を製作しました。

老舗のネクタイブランド「銀座田屋」・老舗の靴下ブランド「北松メリヤス」と提携することにより、高品質にこだわり抜いたネクタイ・ソックスが完成しました。福祉・チャリティーという視点ではなく、プロダクトというフィルターを通して知的障害のあるアーティストの作品を表現し、クオリティの高いアート作品をハイクオリティなブランドと共に正当な金額で販売します。本プロジェクト、そしてMUKUの活動を通して、知的障害と言われる人たちが表現する、私たちが普段気づかない視点や発想を、広く共有します。

今回は、平日のビジネスシーンに活躍する「ONモードのネクタイ×ソックス」と、休日のプライベートの時間を彩る「OFFモードのTシャツ×トートバッグ」を、同時に公開します。

▼「OFFモード」のページはこちら▼


1.ネクタイ|葉っぱ

2.ネクタイ|unico犬(フェルメールブルー)

3.ネクタイ|unico犬(ワインレッド)

4.ネクタイ|りんご


創業明治38年、紳士洋品の老舗「銀座田屋」。
MADE IN JAPANならではの仕上がりの繊細さや丁寧さを持つネクタイブランドとの提携が実現したことにより、最高品質のネクタイを提供することが可能となりました。「銀座田屋」は細い絹糸を使用する為、高密度・多色の織りで、細緻な紋様を表現します。これにより、アーティストのこだわりを、プリントではなく織りで実現することが可能となりました。一般の高級ネクタイでは、1寸(約3.03cm)あたり約200本の糸を打ち込むことが可能です。田屋では糸に改良を加え、その密度を500~600本にし、緻密さをグレードアップ。プリントを圧倒する表現力を実現しました。それだけに必要な時間と糸の量は、一般のネクタイの倍を要します。

ネクタイ着用イメージ







1.ソックス|りんご

2.ソックス|フェルメールブルー

3.ソックス|ワインレッド

日本製で質の高い製品をつくりつづける老舗「北松メリヤス」は、靴下の一大産地である奈良県にある歴史のある靴下専門工場です。本靴下も、快適で上質な履き心地にこだわって生み出され、歴史と技術で履き心地の良さとデザインにこだわっています。

ソックス着用イメージ



本プロジェクトで目指すこと

1.知的障害のある方のアート作品を正当な金額で取り扱ってもらえるよう、都内でビジネスを進める企業やビジネスマンに向けてプレゼンテーションすることで福祉と他分野とのお金の流れをつくり、福祉分野を経済的に活性化させること

2.はじまりの美術館と提携して行うことで、福島県の取り組みを東京で広報し、はじまりの美術館の母体である安積愛育園に所属するアーティストにお金がまわってくる仕組みづくりの一助になること

現在グループホームで過ごしている渡邉。作品の多くは障がい者支援施設・あさかあすなろ荘に入所していたときに描かれたものである。代表作のひとつは、四つ足の生き物らしきものたちである。安積愛育園の創作プロジェクト「unico(ウーニコ)」のロゴマークにもなっており、本人曰くこれは「ねこ」とのこと。時に一筆書きで、一気に伸びやかに描かれる足と尻尾。そして何匹もが並んでこちらを向いているさまは、不思議なリズムと可笑しさで、私たちの目を惹きつける。


渡邉行夫『無題』通称:unico犬
厚紙、水性ペン / 298×210mm




渡邉行夫『無題』通称:りんご

画用紙、水性ペン、色鉛筆 / 250×350mm / 2009.6.26



土屋の代表的な作品は、「はっぱ」と題される串に団子が刺さったような形状の作品群と、「はな」と題される画面全体を複数色で塗り分ける作品群に大別される。その他にも「おすし」などの具体物や人物、バス運行に関する記録メモをとることもある。「はっぱ」「はな」双方とも鮮やかな色彩が共通しており、植物の優しいイメージと相まって、愛好者も多い。近年では新築家屋のふすまや、美容室や児童施設の壁面も作画し、好評を得ている。
土屋康一『無題』(通称:葉っぱ)
板、アクリル絵の具、クレヨン/650×910×10mm


今回MUKUは、福島県猪苗代町にある「はじまりの美術館」とコラボレーションします。はじまりの美術館の運営母体である社会福祉法人安積愛育園の創作活動支援プロジェクト「unico(ウーニコ)」に所属する知的障害のあるアーティストのアート作品を、企画・編集して新しい価値をもったものとして、日本のビジネスの中心都市「東京」に伝える橋渡しをします。


約50年間の歴史をもつ福島県の社会福祉法人安積愛育園が運営しているはじまりの美術館は、猪苗代町の築約140年の十八間蔵を改装してつくられました。はじまりの美術館は日本財団からの支援をはじめ、震災を経験した様々な人の想いを受けて生まれ、障害のある方の表現を軸に様々な企画展を開催しています。震災後の日本だからこそ、アートを通して人間や地域社会のつながりをつくり、そこから新しい価値を生み出すことが求められている中で、はじまりの美術館は障害のある方の表現活動をバックアップし、アートを通して新しい価値や視点を提案し続けています。

はじまりの美術館企画展『アラワシの詩』展示一部

福祉施設で働く知的障害のある方の作品は、低価格で取引されることが少なくありません。MUKUが、知的障害のある方によるアート作品をただプロダクトに落とし込むだけではなく、その質の高さにもこだわる理由。

それは、「障害だと呼ばれているその”普通じゃないもの”は、プレゼントである」と、あらゆる分野を超えて提案したいからです。とりわけ、「何かができること」に価値が置かれることが多いビジネスの世界においては、彼らの持つ特性は、価値のあるものとして見られることはないのかもしれません。しかし、私たちはこう考えます。

はみだした部分を持ち、違う世界を見ている彼らだからこそ、アートを通じて、斬新さや新鮮さが詰まった世界を描き出している、と。そしてその視点は、一人一人の世界に新しい視点をもたらすものである、と。障害だと呼ばれている彼らの”特性”には、”無意識に出来上がったボーダーを溶かす力”があります。経済的な価値を生むものだけに価値があるのでも、”何かができること”だけに価値があるのでも、ない。フクシが、あなたの「ON」の時間を彩ります。



●2019年1月24日:プロジェクト公開

●2019年4月2日:プロジェクト終了

●2019年4月下旬:商品お届け予定

●2019年4月下旬~5月中旬:オフィス装飾用作品複製画実装

私達は、この世界を隔てる、先入観や常識という名のボーダーを超える。そして、さまざまな「異彩」を、さまざまな形で社会に送り届け、福祉を起点に新たな文化をつくりだしていく―。

私達は、”異彩を、放て。”をミッションに掲げて、福祉を起点に新しい文化を創造する福祉実験ユニットです。社名は、『ヘラルボニー』。社名の起源になったのは、代表/副代表の自閉症の兄、翔太さんが7歳の頃に自由帳に記していた謎の言葉です。検索しても、何もひっかからない。でも翔太さんにとっては、耳心地がよかったのか、字面が好きだったのか、魅力を感じる何かをきっと、そこに見出していたと思うのです。ヘラルボニーの社名には、今まで社会の中で価値があるとされてこなかったものを、企画・編集することで新しい価値のあるものとして魅せていきたいという思いが込められています。

知的障がいのある人が「できない」ことを「できる」ようにするのではなく、「できない」という前提を認め合う。社会のために彼らを順応させるのではなく、彼らの個性のために社会が順応していく―。

自分たちとは違う人たちを理解できなくてもいい。ただ、まずはお互いのことを知ることができればいい。だからヘラルボニーでは、知的障害のある人のことを知る”ゼロイチの機会”を生む、そんな仕組みをつくることを目指します。


本プロジェクトでは、平日のビジネスシーンに活躍する「ONモードのネクタイ×ソックス」と、休日のプライベートの時間を彩る「OFFモードのTシャツ×トートバッグ」を、同時に公開しています。

▼休日向け「OFF」モードにご興味を持ってくださった方は下記リンクから▼

▼「OFFモード」のページはこちら▼

このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。

※復興庁クラウドファンディング支援事業についてご相談やお問い合わせ、取材のお申込みなどがありましたら、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。




支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • クラウドファンディング終了まで、残りあと1日、残すところ14時間となりました!最後の最後まで皆様に思いを届けたいので、今回は昨日に引き続き、アーティストの渡邉行夫さんのインタビューをお届けします。行夫さん本人にインタビューすることが実現したので、ぜひ、ご一読ください。***行夫さんのまあるい心が、角のとれたやさしい味を出す。今回MUKUがコラボレーションした、福島県猪苗代町にあるはじまりの美術館。その運営母体である社会福祉法人安積愛育園に所属するアーティスト、渡邉行夫さん。行夫さんの生きている世界を通して生まれてきた作品の表情は、どこかやらわかくおどけていて、見ているこちらを安心させてくれる力を持っています。今回はそんな渡邉さんに直接インタビュー。好きなこと、創作をするようになったきっかけを伺いました。好きなものをとことん愛する、渡邉さんのまあるい心が生むものとは?Q1ご出身はどちらですか?福島県の田村市です。Q2渡邉さんの好きなことを教えてください。 映画を観ること・音楽を聴くことです。映画は、アイドルが出てくる恋愛もの、青春映画が好きです。アイドルの中でもAKB48、乃木坂46、欅坂46が好きで、特に欅坂の平手友梨奈さんのファンです。DVDも持っています。他には、休みの日にバスで駅前に行ってコーヒーを飲んだり、たまに遠出してホテルに泊まることも楽しみです。Q3 創作をするようになったきっかけを教えてください。活動先で絵を描いている人がいて、自分でも描いてみようと思って。はじめは実家で飼っていた猫を描いてみました。描いていると犬のようにも見えてきました。記載無厚紙、水性ペン / 298×210mm記載無画用紙、水性ペン、油性ペン、色鉛筆 / 176×247mmまた果物が好きで、中でもリンゴが好きだったので、リンゴもたくさん描きました。はじめはなんとなく描いていましたが、絵を描くと気分が良くて、だんだん楽しみのひとつになりました。画用紙、水性ペン、色鉛筆 / 250×350mm / 2009.6.26記載無数字練習ノート、ボールペン、水性ペン、色鉛筆 / 251×185mm渡邉 行夫渡邉さんがお住まいのグループホームの支援スタッフ、伊藤さんにも一緒にお話しを伺いたいと思います。Q4 渡邉さんがこだわっていることはありますか?こだわりとしては、特に思い当たることはないですね。行夫さんは、どなたにも穏やかに接していて、我を通すことも珍しい方です。強いて言えば休日に飲むコーヒーですかね。お気に入りのカフェでコーヒーを飲むことで、休みの時間をじっくりと味わっているようです。Q5渡邉さんの特徴的な作風が生まれてきた背景を教えてください。見本もなしで、その時に描きたいなと思ったものを想像して描いてらっしゃるそうです。思い出のペットだったり、果物だったりといったいろいろな物たちは、穏やかな行夫さんの、まあるい心を通して、角の取れた優しい味を出すのだと思います。Q6日常生活で起こった渡邉さんとの思い出を教えてください。一緒に外出した際に行夫さんのバッグを持ってみると、ずっしり。中身を見せてもらうと、バスの中で好きな音楽を聴けるようにと、CDが20枚近く入っていました。日々ダンベルを持ち歩いているような感覚です。ふだん寡黙な行夫さんですが、グループホームでは、いつも世話人さんが買ってきたたくさんの食材を簡単に持ち上げ運んでくれたり、力が強いなと思っていましたが、ここで鍛えていたのか!と謎が解けました(笑)。Q7伊藤さんが渡邉さんと関わる中で感じる、渡邉さんの人柄を教えてください。いつも穏やかで優しく紳士的。特に女性には優しくしているとか…。普段は寡黙で、みんなを見守っているお兄さんのような雰囲気の行夫さん。週末には駅前に出掛けてリフレッシュ。コーヒーを飲みながら、優しくいろんな人を見守っているのでしょうか。はじまりアーカイブス「unico file」について はじまりアーカイブス「unico file(ウーニコ ファイル)」は、社会福祉法人安積愛育園unicoの活動からうまれた作品のデジタルアーカイブサイトです。このサイトでは、事業所の中で日々うまれる作品から、現場で支援を行うスタッフが「誰かに伝えたい/残したい」と思った作品を記録・保存・整理しました。「unico file」を訪れた方が、まだ知らない作品や作者に出会うことで、日常を楽しくしたり、何かを表現してみようと思ったり、ここから何かがはじまることを願っております。今回MUKUは、渡邉さんのまあるい心を通して生まれてきたやさしい作品を、【ONの時間を彩るネクタイ&ソックス】、【OFFの時間を彩るTシャツ&トートバッグ】に落とし込みました。クラウドファンディングプラットフォームcampfireで4月2日まで、発表しています。▼「ON」の時間を彩るネクタイ&ソックス|“普通”じゃない、を可能性に。https://camp-fire.jp/projects/view/122022渡邉行夫 『無題(通称:unico犬)』|ネクタイ|フェルメールブルー 渡邉行夫 『無題(通称:unico犬)』|ネクタイ|ワインレッド渡邉行夫 『無題(通称:unico犬)』|ソックス|フェルメールブルー Unisex渡邉行夫 『無題(通称:unico犬)』|ソックス|ワインレッド Unisex(ユニ セックス)▼「OFF」の時間を彩るTシャツ&トートバック|“普通”じゃない、を可能性に。https://camp-fire.jp/projects/view/122055【渡邉行夫『無題(通称:unico犬)』|刺繍Tシャツ】 10YC × MUKUコラボ商品渡邉行夫『無題(通称:unico犬)』|刺繍トートバック最後に記載無クラフト紙、ボールペン / 220×152mm(unico file より)かわいいリンゴがたくさん…!そう思ったあなた、「これはすいかです」と聞いたらどう思いますか?行夫さんの手による、リンゴかハートマークに見えるこれら。タイトルを尋ねたスタッフに返ってきた答えは「すいか」でした。実際リンゴにしか見えないこれを、すいかと言い張る行夫さんのいたずらっぽい笑顔が印象に残る、チャーミングなひと品です。後日もう一度尋ねると「赤いリンゴ」とのこと。真実のほどは、いかに? もっと見る
  • クラウドファンディング、残りあと2日になりました。今回は、前回のインタビューに引き続き、社会福祉法人安積愛育園が運営する地域生活サポートセンターパッソに所属する、土屋さんにインタビュー。MUKUのクラウドファンディングでは、土屋さんの代表的な作品である「葉っぱ」を「ON」の時間を彩るネクタイに、「OFF」の時間を彩るTシャツ&トートバッグに落とし込み、発表しています。クレヨンや油性ペンなどを使った、カラフルな絵が印象的な土屋さんの作品群。土屋さんに一度会うと、土屋さんの人柄や、世界の感じ方が、作品によく表れていることを感じます。その世界観を知るべく、土屋さんと、土屋さんにとって身近なスタッフの皆さんの日常に迫りました。 記載無画用紙、色鉛筆、水性ペン / 91×362mm / 2006.12.25 Q1ご出身はどちらですか? 栃木県今市市に生まれて、1歳ぐらいのときに福島県郡山市に引っ越しました。 Q2土屋さんの好きなことを教えてください。 花やバスが好きです。 Q3創作をするようになったきっかけを教えてください。 以前いたスタッフに「描いてみて」と言われて、絵を描きはじめました。 はっぱ板、アクリル絵の具、クレヨン、 / 650×910×10mm / 2009 土屋さんと日常的に接している、地域生活サポートセンターパッソのスタッフの高橋さん、本多さん、鈴木さんに、土屋さんとのエピソードを伺いました。 社会福祉法人 安積愛育園 地域生活サポートセンターパッソ Q4土屋さんがこだわっていることはありますか? 高橋さん:絵を描く際にカラフルにすること。線からはみ出さないように丁寧に色を塗ることです。 本多さん:“今”描きたいものをつくりたいものを創作しています。 鈴木さん:作品を描き始めたら、最後まで必ず仕上げます。そして、昔から「葉っぱ」をずっと描き続けています。また、スタッフが「〇〇の絵を描いて!」とお願いすると、「今はこの絵を描いているからやらない」と返事をするときがあったり、自分のタイミングや気分を大切にしています。ちなみに、気分が上がっているときには、葉っぱやお寿司、人など、絵を中心に描きます。逆に、気分が下がっているときは、ニュースの記事や周囲への苦情など、文字を中心に書きます。 すしクラフト紙、アクリル絵の具、油性ペン / 903×118×120.3 色画用紙(黄緑)、水性ペン、プラスチック色鉛筆 / 252×351mm / 2004 Q5日常生活で起こった土屋さんとの思い出を教えてください。 高橋さん:朝バタバタしているときに話かけられ、「今ちょっと待って、あわてているから」と返すと、「あわてて転ばないでねー!」と気遣ってくれたことです。 本多さん:いつも笑わせてくれることが多いですが、「〇〇さん、あのね……」とまっすぐな目で真剣な話をしてくれるときなどもあり、どれもかけがえのない時間です。 鈴木さん:数年前からパッソの敷地内に「おかまバー」を立てて経営する妄想をしています。もちろん、康一さんがおかまの店長で、「パッソのスタッフも雇ってあげる」と言っています。最近はメニュー表を描いて、さらに妄想をふくらませています。また、「毎日送迎に来てくれてありがとう」「外出に連れていってくれてありがとう」などの、些細なことで手紙をくれます。スタッフのことをよく見ています。 Q7土屋さんと関わる中で感じる、土屋さんの人柄を教えてください。 高橋さん:他の利用者さんや、職員に「大丈夫?」など気遣ってくれます。親切で、バスや植物などに詳しくて、好きなものに一直線です。友達や仲間などの絵も描く、友達思いな土屋さんです。 本多さん:土屋さんの中で気持ちが盛り上がりやすく、いつも笑顔で、笑い声が聞こえています。いたずらしたり、ちょっとおどけてみせたりしてくれますが、とてもまっすぐで根が真面目な性格な方なので普段の生活でも、ふと、そのような一面が垣間見えます。 鈴木さん:おもしろい。繊細。植物博士。アーティスト。(描くときは集中して描く、描かないときは描かない。そしてピュアで、自分の気持ちに正直な人。子どものような大人。(いい意味で!) 今回のインタビューを通して、土屋さんは周囲にものすごく愛されていることが伝わってきました。土屋さんが日常的に細やかな心遣いをしていること、他の人が気に留めないような小さなことにも心を傾け、感動していること。その一つ一つの心の動きが、土屋さんのカラフルで柔らかなアート表現に反映されているのではないかなと思いました。 チョコレート画用紙、油性ペン、プラスチック色鉛筆 / 209×296mm / 2016.12.14 はじまりアーカイブスunico file について はじまりアーカイブス「unico file(ウーニコ ファイル)」は、社会福祉法人安積愛育園unicoの活動からうまれた作品のデジタルアーカイブサイトです。このサイトでは、事業所の中で日々うまれる作品から、現場で支援を行うスタッフが「誰かに伝えたい/残したい」と思った作品を記録・保存・整理しました。「unico file」を訪れた方が、まだ知らない作品や作者に出会うことで、日常を楽しくしたり、何かを表現してみようと思ったり、ここから何かがはじまることを願っております。 画用紙、色鉛筆 / 124×174mm 様々な物に興味・関心を持っている土屋さん。地域生活サポートセンターパッソで過ごすときも様々な本をみたり、図鑑も細かいところまでじっくり読んだりしています。食べ物の知識も豊富で、寿司の絵を描くことを提案すると、何も見ないで鯖の握りの絵を描き始めていました。その後、海老、穴子、鮪、玉子の握りも描きました。シャリが一粒一粒のふっくらした感じもよく表現されています。(unico file より) 葉っぱキャンパスボード、水性マーカー、水性ペン / 209×296×5mm / 2010.5.19 マジックや色鉛筆を使ったカラフルな葉っぱの絵は彼の代表的な作品です。繊細な色彩感覚でその時の気持ちを込めながら色を変えていく……見る人をワクワクさせるような色使いでこの絵に目を止める人が多数なのも納得の作品です。 この作品は地域生活サポートセンター パッソの日中活動で描いた作品ですが、実は、自宅で描いたものや、「いつの間に描いたのだろう」という感じの作品の方が、面白い作品に仕上がる事も多いです。(unico file より) 今回MUKUは、土屋さんの真面目でこまやかな心遣いを持って生きているその柔らかい世界から生まれた作品を、【ONの時間を彩るネクタイ&ソックス】、【OFFの時間を彩るTシャツ&トートバッグ】に落とし込みました。クラウドファンディングプラットフォームcampfireで4月2日まで、発表しています。下記のリンクからご覧いただけます!▼「ON」の時間を彩るネクタイ&ソックス|“普通”じゃない、を可能性に。https://camp-fire.jp/projects/view/122022 ▼「OFF」の時間を彩るTシャツ&トートバック|“普通”じゃない、を可能性に。https://camp-fire.jp/projects/view/122055 記載無板、アクリル絵の具、クレヨン / 650×910×10mm もっと見る
  • クラウドファンディング、残りあと2日となりました!MUKUは、知的障害のあるアーティストが描いたアート作品を、アート作品に負けない質の高さにこだわり、製品に落とし込んでいます。違う世界の見方をし、違う視点で描かれるアート作品は、どのように生まれるのか?アーティストの生きる日常の中にはどのようなドラマがあるのか?今回は、クラウドファンディンでコラボレーションをさせていただいたはじまりの美術館の大政愛さんにインタビュー。 「(今回のクラウドファンディングは)普段美術館にアクセスしてくださる層とはまた違うみなさまと土屋さんと渡邉さんがつながれるきっかけになるのではないか、と期待しています。日常のなかで、素敵な製品を通じて、誰かのことを想像して。土屋さんや渡邉さんたちが持つ眼差しや「豊かさ」が、日常のなかで広がっていくと良いなと思います。」 ひとりの心、こころの動く過程を大事に考える大政愛さんに、アート作品ができてきたストーリー、アーティストの魅力、そしてはじまりの美術館への思いを伺いました。 Q1 はじまりの美術館と関わるようになったきっかけを教えてください。 開館前から、「福島県にはじまりの美術館という場所ができるらしいよ」と、知人から話を聞いていましたが、実際に関わりはじめたのは2014年から15年にかけて開催された日本財団 アール・ブリュット美術館 合同企画展「TURN / 陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」の事務局スタッフになったときからです。この合同企画展の実施館のひとつがはじまりの美術館でした。事務局としての関わりをきっかけに、大学院修了後に社会福祉法人安積愛育園に入社し、はじまりの美術館で働いています。 普段は、はじまりの美術館で展覧会やイベントの企画や運営をしたり、受付カウンターに座って来館者の方や地域の方とお話させていただいたり、アーカイブ事業を担当したり、美術館のSNSを更新したり、unico関係の外部からの依頼対応をしたりしています。 Q2 アーティストとの関わり合いの中で大事にしたいと思っていることは何ですか? 美術館では本当に様々なアーティストの方との出会いがあり、お仕事をさせていただいているのですが、いわゆる障害のあるアーティストとの関わりの中では、ご本人はどういうことが気になっているのかな、と様々な可能性を想像して、少しでも気づけるようになりたいと思っています。いわゆる「障害者アート」と呼ばれるものは、言葉以外での様々な発露が「表現」となり、「形」になったものだと思います。わたしは、「作品」や「アート」と呼ばれるものが作者と誰かとの関係、作者と素材の関係(感覚・間食・音など)、作者とものの関係、作者とことの関係、作者と環境の関係……などなど、様々な物事の間で生まれているのではと思っています。そういったことに、客観的な視点で気づく関わり方ができるといいな、と思っています。(難しい質問ですね!) Q3 今回プロダクトのデザインとして提供していただいたアート作品は3作品とも独創的で魅力的ですが、その作品たちはどのような背景で「生まれてきた」のでしょうか?大政さんの視点から見た、作品たちのストーリーを教えてください。 土屋さんの「はっぱ」は、土屋さんの代名詞とも言える作品のひとつです。郡山市にある地域生活サポートセンター パッソのなかで行われている創作の時間に生まれた作品のひとつだと聞いています。ペンや絵の具などの画材で、土屋さんのイメージする「葉っぱ」が日々たくさん生まれています。また、シリーズ化はしていますが、土屋さんの場合全く同じ作品はなく、どれも色合いや構図・形などが異なります。初めて見る方は、色とりどりなお団子のようにも見えるかもしれませんが、まわりのスタッフはもうこの作品をみればすぐに「土屋さんの葉っぱだなあ〜」と思うほど事業所内では浸透していると思います。土屋さんは他にも「花」のシリーズや、お寿司のシリーズも描かれています。最近の土屋さんは事業所の施設内にゲイバーを作ろうという妄想?をしており、メニュー作りもしているそうです(笑) 渡邉さんは、郡山市内のグループホームで生活されており、現在はほとんど絵を描かれていません。今回選ばれた作品は、通称「りんご」と「unico犬」と呼ばれています。作品が生まれてきた過程を自分は見ることができていないのですが、unico犬はいまも法人の創作活動プロジェクトのロゴマークとして愛されています。今回プロダクトになったunico犬はロゴマークで使用している作品とは異なり、作品のアーカイブ作業をする中で発見された作品のひとつです。犬というよりネコのような、宇宙人のような、見る人によってイメージが広がる素敵な作品だと思います。 Q4  プロジェクトのおすすめリターンとおすすめポイントを教えてください。 おすすめは「アーティストに会いに行こうツアー」と「ギャラリーツアー」です!いまのところ、アーティストに直接会う機会はなかなかないので、この機会にぜひ土屋さんと渡邉さんと会っていただきたいです。また、美術館でもじっくりみなさんとお話しできると嬉しいです。 Q5 今回のプロダクトの中でのお気に入りとそのお気に入りポイントを教えてください。 どれも素敵ですが……りんごのネクタイと葉っぱのネクタイです。どちらも、作品のタッチがよく表現されています。作品のよさを活かしつつ、ネクタイとしてのかっこよさを併せ持っていて、素晴らしいプロダクトだなと思います!自分で日常的に身につけることができなくて残念です(笑) Q6 今回のクラウドファンディングにあたり、アーティストが生み出した作品が広く人の手に届いていきますが、プロジェクトに対して期待している・または抱いている思いはありますか? 美術館で作品や表現・活動などを紹介するときには、「企画展」などを通して、テーマにのせて「表現」をみなさんに届けています。事業所のなかでは、日々、たくさんの作品や表現が生まれ続けていますが、その全てを展覧会で紹介することは難しく、美術館としてはアーカイブなどの活動も行なってきました。今回MUKUというプロジェクトでは、普段美術館にアクセスしてくださる層とはまた違うみなさまと土屋さんと渡邉さんがつながれるきっかけになるのではないか、と期待しています。日常のなかで、素敵な製品を通じて、誰かのことを想像して。土屋さんや渡邉さんたちが持つ眼差しや「豊かさ」が、日常のなかで広がっていくと良いなと思います。 Q7 大政さんが考える、はじまりの美術館として守っていきたいものは何ですか? 矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、美術館として「常に変わり続けて行くこと」ができるといいなと思っています。わたしたちを取り巻く環境は、常に変わり続けています。何か言葉や枠をつけて言い続けることももちろん大切ですが、美術館として常に何かのヒントとなれるように、ともに考え続けられるように、常に新しい、かつ、根源的な視点をみなさんと共有していけたら、と考えています。 *** MUKUは、はじまりの美術館とコラボレーションし、知的障害のあるアーティストが彼らの違う世界から描いた作品を新しく製品化し、クラウドファンディングプロジェクトで発表しています。残り約20日となりました!!下記リンクから、アーティストの土屋さん、渡邉さんの作品をデザインに落とし込んだ商品が全て見られますので、ぜひサイトを訪れてみてください。 「ON」の時間と空間を彩るネクタイ&ソックスhttps://camp-fire.jp/projects/view/122022 「OFF」の時間を彩るTシャツ&トートバッグhttps://camp-fire.jp/projects/view/122055 もっと見る

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