「OFF」の時間を彩るTシャツ&トートバック|“普通”じゃない、を可能性に。

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2019/04/02 23:59までに集まった金額がファンディングされます。
知的障害、その一括りの言葉の中にも、無数の個性がある。豊かな感性、繊細な手先、大胆な発想、研ぎ澄まされた集中力。普通じゃない、ということ。それは、可能性だと思う。福祉を起点に新たな文化を提案するMUKUが、プライベートの時間を彩るTシャツ&トートバックを福島県・はじまりの美術館と共に届けます。
福祉やアート、地域の再生など、新しい『はじまり』を提供、提案する「はじまりの美術館(福島県・猪苗代町)」と、2018年8月に新しく『はじまり』を迎えたMUKUを企画・運営する株式会社ヘラルボニーが、コラボレーション。ネクタイ&ソックスを共創しました。アール・ブリュット愛好家、福祉関係者、地域の枠組みを超えて、『プロダクト』をフィルターに、知的障害のあるアーティスト・クリエイションに出逢う、新しい”はじまり”を提案します。
福島県猪苗代町にある、「はじまりの美術館」。その運営母体である社会福祉法人安積愛育園の創作活動支援プロジェクト「unico(ウーニコ)」に所属する知的障害のあるアーティストの作品を落とし込んだTシャツとトートバッグが、有名ブランドとのコラボにより誕生しました。知的障害のある方々の強烈な個性から生まれたプロダクトを通じて、特性を「異彩」として社会に放ち、本プロジェクトを通して、知的障害のある方と一般の方が自然に、ゆるやかにつながる直接的なきっかけを生み出します。
本プロジェクトでは、プライベートの時間を彩る「OFFモードのTシャツ×トートバッグ」と、ビジネスシーンに活躍する「ONモードのネクタイ×ソックス」を、同時に発表します。
「彼ら」は、社会の中で、“知的障害者“と呼ばれることもあります。そして、その一言が、だれかを表すときの”蓋”になってしまうことがあります。”名前“が蓋になってしまうとき。そのものが持つ可能性は、中に閉じ込められてしまいます。自分と違う人を、理解できなくてもいい。人間は、わかりやすくなくていい。
ただ、「彼ら」が、「〇〇さん」になるような、自然で、ゆるやかな接点を生み出したい。はみだしているものに被せていた蓋を開けて、もっと、人間を知るきっかけを生み出したい。「理解できるか、できないか」が大事なのでも、「わかりやすいこと」に価値があるのでもない。まったく新しいものに出会ったときの衝撃を、その感動を、大事にしたいと思うのです。蓋を開けて、ボーダーを超える。フクシが、あなたの休日を彩る。フクシ × アート、新しい可能性の、ハジマリです。
はじまりの美術館 外観
約50年間の歴史をもつ福島県の社会福祉法人安積愛育園が運営しているはじまりの美術館は、猪苗代町の築約140年の十八間蔵を改装してつくられました。はじまりの美術館は、障害のある方の表現を軸に様々な企画展を開催しており、日本財団からの支援のもと、震災を経験した様々な人の想いを受けて生まれました。震災後の日本だからこそ、アートを通して人間や地域社会のつながりをつくり、そこから新しい価値を生み出すことが求められている中で、はじまりの美術館は障害のある方の表現活動をバックアップし、アート作品を新しい価値のあるものとして提案し続けています。
はじまりの美術館|企画展『アワラシの詩』 展示一部
現在グループホームで過ごしている渡邉。作品の多くは障がい者支援施設・あさかあすなろ荘に入所していたときに描かれたものである。代表作のひとつは、四つ足の生き物らしきものたちである。安積愛育園の創作プロジェクト「unico(ウーニコ)」のロゴマークにもなっており、本人曰くこれは「ねこ」とのこと。時に一筆書きで、一気に伸びやかに描かれる足と尻尾。そして何匹もが並んでこちらを向いているさまは、不思議なリズムと可笑しさで、私たちの目を惹きつける。
渡邉行夫 『無題』
厚紙、水性ペン / 298×210mm
渡邉行夫『無題』通称:りんご
画用紙、水性ペン、色鉛筆 / 250×350mm / 2009.6.26

土屋の代表的な作品は、「はっぱ」と題される串に団子が刺さったような形状の作品群と、「はな」と題される画面全体を複数色で塗り分ける作品群に大別される。その他にも「おすし」などの具体物や人物、バス運行に関する記録メモをとることもある。「はっぱ」「はな」双方とも鮮やかな色彩が共通しており、植物の優しいイメージと相まって、愛好者も多い。近年では新築家屋のふすまや、美容室や児童施設の壁面も作画し、好評を得ている。土屋康一『無題』
板、アクリル絵の具、クレヨン / 650×910×10mm
株式会社ALL YOURSは、思いついたアイデアから、完成して発送するところまでをすべて公開して、その過程を楽しんでいただいた方に商品を届ける、『インターネット時代のワークウェア』を生み出す会社です。オリジナルウェアブランド「DEEPERʼ S WEAR」の企画・開発・販売。小売店「ALL YOURS」の運営。「LIFE-SPEC 事業」の運営。現在、Campfireで自社製品を出品しています。
今回発表するトートバッグは、ALLYOURSの服作りの過程で生まれる「生地の残反」を使用。普段はごみとして廃棄される「余り生地」を提供していただき、知的障害のあるアーティストの作品をデザインとして刺繍に落とし込みました。
※トートバッグは、生地とデザインの組み合わせが決まっていないため、生地の種類とデザインの組み合わせはご指定できません。
トートバッグ|葉っぱ
トートバッグ|りんご
トートバッグ|unico犬
10YCは「10年着続けたいと思える服」をキーワードに「着る人も作る人も豊かに」というミッションの実現に向けて、アパレル商品の企画・生産及び販売をしているブランド。
着る人に毎日が楽しくなるような着心地を届けるために、生産者の方々と一緒にものづくりをしている。「何かを作るなら良質で、できるだけ長く着てもらいたい」という意味が込められたブランド、それが10YCである。
アパレルブランドとしての商品価値はもちろんのこと、生産者の想いや技術を伝え、少し値段が高くても「長く着られること」の素晴らしさを伝えていくことで、服への価値観を変えている。
Tシャツ|葉っぱ
Tシャツ|りんご

Tシャツ|unico犬

●2019年1月24日:プロジェクト公開
●2019年3月24日:プロジェクト終了
●2019年4月下旬:商品お届け予定
●2019年4月下旬~5月中旬:オフィス装飾用作品複製画実装
●2019年1月25日:尼崎トークショー
●2019年2月2日:第一回ケアの文化・芸術展|ポップアップショップ出店
●2019年2月10日:東北芸術工科大学(山形県・山形市)トークショー
●2019年2月23日:MOVポップアップショップ
私達は、この世界を隔てる、先入観や常識という名のボーダーを超える。そして、さまざまな「異彩」を、さまざまな形で社会に送り届け、福祉を起点に新たな文化をつくりだしていく―。
私達は、”異彩を、放て。”をミッションに掲げて、福祉を起点に新しい文化を創造する福祉実験ユニットです。社名は、『ヘラルボニー』。社名の起源になったのは、代表/副代表の自閉症の兄、翔太さんが7歳の頃に自由帳に記していた謎の言葉です。
私たちは、知的障がいのある人が「できない」ことを「できる」ようにするのではなく、「できない」という前提を認め合う。社会のために彼らを順応させるのではなく、彼らの個性のために社会が順応していく―。そんな仕組みをつくることを目指します。
私たち「MUKU」は、“ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”をテーマに、強烈なアイデンティティをもつアーティストが描く作品をプロダクトに落とし込み、社会に提案するブランドです。
クリエイティビティを徹底的にブランディングすることで、社会に新しい価値の提案を目指しています。過去に、六本木アートナイト、国立新美術館の展示会、伊藤忠青山アートスクエアの企画展、代官山蔦屋書店のフェアへの参加、Panasonicのオフィスへのアート提供など、福祉の枠を越えた精力的な活動を行ってきました。
ぜひ、ご覧いただけますと幸いです。
本プロジェクトでは、平日のビジネスシーンに活躍する「ONモードのネクタイ×ソックス」と、休日のプライベートの時間を彩る「OFFモードのTシャツ×トートバッグ」を、同時に公開しています。
▼ビジネスシーン向け「ON」モードにご興味を持ってくださった方は下記リンクから▼
このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。
※復興庁クラウドファンディング支援事業についてご相談やお問い合わせ、取材のお申込みなどがありましたら、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。