少し前、お姉ちゃんと電話で高校のときのことを話した。そこで、高校生のわたしには何かが抜けていたよね、っていう話になった。 もちろん本文に書いたこともそうだけれどそのときわたしにはそれがなんなのか正直よくわじゃらなくて言語化できなかった。 でも最近気づいた。 肉のない、しゃぶしゃぶのように神社のない、初詣のように洋服のない、クローゼットのように雪のない、スキー場のように それくらい、すごく大事なものを抜け落としていたんだって。他人の評価で測れるものでもなく、数値で測れるものでもない、 わたしが落としていたそれは、きっと良いなあと思うものを純粋に良い、と思える 「素直さ」 だったのかなって。 上手な後輩を心から褒められなかったり勉強してる自分を認めてもらおうとみんなの前でいつも以上に頑張ってみたり可愛い子の欠点をやみくもに探したり。 でも、そういう比較やら嫉妬やら意地やらなんていや~ほんとうにそんなのなーんもいらなかったんだ。って そう気づいて、自分で自分の心のしがらみを手放したときわたしはほんとうの意味で 初めて、幸せだ~~、と思った。 そして、わたしは素直さと少しの勇気があればきっとどこでも生きていけるなあ~、とも思えた。 伊那に来て、初めてそう思えたんだー。 だから、と言ってはなんだけれど わたしにそう気づかせてくれた勝手に大好きになってしまったこの伊那に今住んで悩んでいる高校生たちに。わたしと似たもやもやを持った高校生たちに。 届けたくなって そう、だから今日もまたいつものように商店街へゆこうと思う。
最後に伝えたいこと。
2016/11/28 11:42