ついに最終日となりました。
ご参加くださっております464名の方々、毎日たくさんのシェアをしてくださっております皆様、本当にありがとうございます。
弁当の日の映画は順調に撮影が始まっております。
昨日まで弁当の日を知らなかったという男性が、ちょうどこんなメッセージをくださいました。
とある会社の取締役の方です。
メッセージの一部をご紹介させていただきます。
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「お久しぶりです。○○さんからのシェアでお弁当の日のことを知り、なんとその記事の中に土岐山さんの名前がありましたのでご連絡させてもらいました。お元気そうで何よりです。(中略)
自分が取締役として大成しないのは自分自身を作っていなかったからなんだと、頭をガツンと殴られたような衝撃を受けてから少しずつですがあれから自分で料理を作るようになりました。今ではなかなかの腕前ですよ(^^)
人生は自分作り、自分作りは食べ物作り。自分を作るための料理も出来ない自分が真っ当な会社の経営なんてできようはずもありませんでした。
○高を出て東大を出て一流と言われる会社に入り、側から見たら順風満帆な人生を送っているように見えたであろう私は心身ともに疲弊していた理由が食べ物にあるとは夢にも思いませんでした。学校では教わらなかった(笑)
あれから12年、会社はおかげさまでよい方向に向かっています。私自身も健康を取り戻し、料理をすることは人生で何よりも大切なのだと今は素直に思えます。昨日は春キャベツの炒め物を作り家族と一緒に食べました。
12年前には考えられないことです。
台所に立つ時間は人生の充実度と比例する、本当にそう思います。
今日お弁当の日の書籍を何冊か購入しました。この取り組みが日本全国で行われたら人生の早い段階で自分作りの大切さに気づくことができる。
私は遅咲きの人生でしたが、引退する前に気づくことができてよかったと心より思います。(後略)
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お名前はご紹介できませんが、皆さんもご存知の会社かもしれません。
私の銀座時代のお客様でした。
私はひょんなことから勤めてしまうことになった銀座という街でたくさんの方々に出会いました。
一流と言われる大学を卒業し、一流と言われる企業に就職し、一流と言われる会社の取締役になってもなお、満たされない気持ちを抱え続けて、競争の世界で疲弊しきっている人もたくさん見てきました。
お金が有り余るほどあるのにいつも不満げで立場の弱いものに自分のストレスをぶつける人もたくさん見てきました。
もちろんその中でも自分を見失うことなくご自身の人生にとても満足して生き生きと過ごされる方もいらっしゃいました。
この違いは何だろう、と考えたときに
私は後者の方々は常に食べ物に対する敬意を持ちつづけていることに気づきました。
ご自身でもお料理をされたり、畑を持っていらしたり、食事をする中で食材に思いを馳せていらしたり、決して食べることを当たり前と思わない心を持っていらっしゃる。
メッセージをくださいました方は、12年前はその御心を持っていませんでした。お金を出せば食べ物はいくらでも食べられると思っている、そんな印象でした。
お金をいくら持っていても、真に美味しい食べ物は食べられません。
そのことに生きているうちに気づくかどうか。
生きる醍醐味は、自分で自分の人生を作っていくことです。
弁当の日は、そのことに気づくことができる最高のきっかけなのです。
私はこれからの子どもたちに、自分の人生を生きて欲しい。
資本主義社会、競争社会で人の引いたレールの上で、自分では気づかずに人の人生を生きて疲弊している人が多くなってしまったこの今の時代に幕引きをするためにも。
誰もが自分の人生を歩む権利がある。
弁当の日は、自分の力で世界に一つだけの自分を作る、人生で一番重要な取り組みだ。最高の教育だ。
この最高の教育方法を誕生させてくださった竹下和男先生のお心意気を、私はずっとずっと後世に伝え遺したい。今回クラウドファンディングにご参加くださいました方々も同じ思いだと思います。
クラウドファンディングは最終日となりましたが、映画の製作はこれからどんどん進みます。
たくさんの方々と一緒に映画を作っていけること、監督の安武信吾はじめ、スタッフ一同とても楽しみにいたしております。
映画弁当の日広報
土岐山協子
【映画『弁当の日』のホームページが出来上がりました】
安武信吾監督の愛娘はなさんのお誕生日の2月20日、映画『弁当の日』のホームページが出来上がりました。
とはいえまだ細かなところはこれから色々と足して行くのですが、このホームページの内容も、ご参加の皆さんと一緒に作っていけたらと思います。
ホームページはこちらです。
https://bento-day.com/
どうかちらりと覗きにいらしてくださいませm(_ _)m
【クラウドファウンディング告知用チラシが出来上がりました】
ダウンロードはこちらから。
講演やイベントをされます方々、こちらのチラシをお使いいただき、拡散にご協力いただけましたらありがたいです。
原稿サイズはA4ですが、縮小してA5にしても、モノクロでもQRコードは読み取れます。
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m