2019/05/31 08:20

【コミュニティ農園の、少し先のこと。】

早いもので、クラウドファンディングも、本日を残すのみとなりました。ご支援のほか、投稿のシェアなど、応援していただき本当にありがとうございます。


さて、うちやまコミュニティ農園は「食の安心安全」「農作技術の習得」「もう一つの居場所(コミュニティ)」の三つの柱を大切しているのは本ページにも掲載した通りです。


そして、今日は「+1」のコワーキングについて、です。


コワーキング「スペース」という言葉が広まっているので、もしかしたら、オフィススペースを共有する場がコワーキングだと思われるかもしれませんが、実はコワーキングはもっと広い意味を持っています。サービス名というより概念といったほうがいいかもしれません。そして、コワーキングは、よくこのように表現されます。


「場所<人」


コワーキングは場所ありきではなく、人ありき。という事です。


もちろん、コワーキング「スペース」では場所も共有します。しかし、それ以上に、集まっているメンバーの知識や知恵、経験が有機的に繋がることに醍醐味があると思っています。僕の運営しているコワーキングiitoco!!でも様々なコラボレーションが生まれています。

コワーキングiitoco!!にたまたま集まり、鹿革をつかった製品についてあーだこーだ対話する図



さて、本題の「+1」に戻しますと。

究極、場所はどこでもいいんです。要は「人」だからです。

だから、「農園」にコワーキングの概念を持ち込んだらとても面白いんじゃないかと思ったのです。


農園なので、あくまでも軸は「農」ですが、ここに集まる人の知恵や経験を掛け合わせたら、何か地域にとってもよい活動が起こると思っています。


実際現時点で2019年度会員権にご支援いただいている皆さんを見てみても、塾講師だったり写真や映像編集が得意だったり、料理家だったり、違う視点で農園をやっていたり、はたまは革製品の作家さんがいたり・・・。このように様々な特技を持っている人たちが集まっています。これだけ見ても、農を軸に何か楽しいことが起きていくんじゃないかと、すでにワクワクしています。


あと、今更な紹介になってしまったのですが、今回リターンでご協力いただいている皆さんとも「コワーキング」してきたいと思っています。

【柏屋旅館】さんや【野澤館】さんは、「旅×農」で外から人を呼び込むことができます。【Maru cafe】さんは地元以外にもファンのいる自然派のカフェなので「食×農」でハイセンスな食事会が開催できると思っています。また、何となく最近の動向をみると「アート」の方向に進んでいくんじゃないかと勝手に僕が思っている【TELT】さんは、人と佐久を繋ぐ場所なので、その一つのつながりとしてコミュニティ農園は広げていくことができます。そして【コワーキングiitoco!!】のメンバーとも、【つながり自然農園】のファンの皆さんともコワーキングができると思っています。(もちろん今回ご紹介できていない面白いコミュニティや人もいるので、その皆さんともコワーキングしていきたいです)

さらには、実はこれらのコミュニティは佐久の東側にかたまっていて、勝手に「東佐久の大三角形」と呼んでいますが(笑)、ゆるーく力を合わせていけば、地域の魅力を発信し、地域外から人を呼ぶこともできると思いますし、何より「日常」がより楽しくなっていくと思っています。やはりまずは自分たちの日常が楽しいこと、これに尽きます。自分たちが楽しい日常だからこそ、外の人にとっての魅力になるし、継続的なつながりになっていくと思っています。



と、コミュニティ農園の少し先のことを綴りましたが、


まずは、農園として機能させ、コミュニティとして人が集まり交流が生まれる場づくりをしっかりやっていきたいと思います。そして、今回つづったような「面白いコト」が自然発生していってくれることに期待しています。


こんな場所を創っていきたいと思いますので、共感していただけた皆様、ぜひ一緒に創っていきましょう。どうぞよろしくお願いします。