公開開始から4日半ほど経過致しました。
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ご支援頂きましたパトロンの皆様ありがとうございます!
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【セラピストとしての現状と海外での終了状況】
今回は私の仕事の現状と現地の就労状況を併せてお伝えします。
どのようにセラピストとして生計を立てているかと言いますと
・出張治療
・クリニックでの外来施術
の2つになります。
クリニックは実際は籍を置いているくらいで予約が入れば行く程度のものです。実際には出張治療がメインとなっております。
出張治療はその名の通り、自宅へマッサージベッドを担いで行きクライアント宅にて施術を行います。
渡航前はどこかマッサージ店やクリニックで勤めれたら良いなと考えておりましたが問題があり結果個人で仕事をしています。その問題とは
1:RMTの有無
2:医療とリラクゼーションの差
です。
1のRMTとはRegistered Massage Therapist の略で簡単にいうとBC州公認のマッサージ師資格になります。日本で言う柔道整復師や鍼灸師、理学療法士のような国家資格にあたります。
バンクーバーで手技治療による医療行為を行い、かつ健康保険を利用するとなるとこのRMT資格が必要となります。
私がこれまで行ってきた施術はこのRMTの行為にかなり近い為、何軒か問い合わせてみましたがやはりこのRMT資格が無いと無理だと言うことで全て断られました。
2の差は医療的な手技治療はRMTやPT(理学療法士)によるもので、それ以外はもみほぐしの店によるリラクゼーションになります。これは料金にも大きく影響されます。これまで調べてみたところ
・RMTによる施術:100〜130ドル
・街中のもみほぐし店:30〜60ドル
(ともに60分コース)
とおよそ倍ほどの差があります。と言ってもRMTの場合保険が適用されるので実際の支払額はこの額よりも下がりますが。(だいたい半額ほど)
金額もそうですが、技術にも差があります。
数回マッサージ店の面接へ行き、実際に手技を行いましたが明らかに間違った方法を指示されました。(例:ただ強く押すのが良い、効果のない場所を押すなど)
あまりにもレベルが低いと言うのと双方雰囲気が合わなかった為こちらも勤務する事にはなりませんでした。
ちなみにオイルマッサージを行っているお店が多いので男性よりも女性の方が重宝されます。
日本のもみほぐしのお店よりもスパの方が近いかもしれません。
現在籍を置いているクリニックでもあくまでもみほぐし要因として認識されているので
RMT以外の手技治療=もみほぐし
と言う二分化されているのがここバンクーバーでの現状です。(日本も同じ認識かもしれませんが)また、調べたところRMTの年収は日本の同等の職種の約1.5〜2倍ほどです。かなりの好待遇です。
私の場合、あくまで医療的な手技がメインで行っていますがRMT資格も持たない(取得に最低2年かかります)ので結果個人で行うのが一番良い、と言う結論に達し今に至ります。
なので、もし海外でセラピストとして仕事をするのであれば
・資格の有無
・給与相場、待遇
・個人で行う方法
などを事前に調べた上で行動を起こすと良いかと思います。
今回はセラピスト関連の内容でしたが、次回はパトロン様に役立つ内容をお伝えしようと思います。
引き続き応援よろしくお願いします!
山本将也