じゃーん! 何ともおいしそうに焼けました。 神集島オリジナルの「メロンパン」です。
島のお母さんたちは、「神集島弁当」「石割豆腐の生ジャム」「石割豆腐の生ようかん」に続き、現在は、廃校になった神集島小学校の給食室を使って、パンの開発に取り組んでおります。
この「メロンパン」は島民の方向けに作ったものです。上面のクッキー生地の面積が大きいのが特徴。香料などは使わずバターの香りとほのかにアーモンドの香りがする素朴なものを目指しました。
石や岩のような見た目なので、神集島の特産物「石割豆腐」にならって、「石割メロンパン」という名前にしても面白いねー と話をしたりしています。
試しに購買部でいくつか販売してみたところ、すぐに完売! 小さな離島であるために、今まで食べられなかった焼きたてのパン。島民のみなさんは、ほんとうに心待ちにしているんだなぁ…と実感いたしました。
こちらは「山形食パン」。お母さんたちがはじめて挑戦したパンです。
食パンの生地は、よつばバターと北海道産全粒粉キタノカオリを配合し、バターの香りと小麦の香りを感じれるようにしています。バターと全粒粉の香りは、豆腐のジャムにとても合うようです。食感はもっちりです。
こちらは「石割豆腐の生ジャムのマーブル食パン」。
最初はプレーン味の「山形食パン」を作り、「石割豆腐の生ジャム」と一緒に販売する予定だったのですが、「山形食パン」に豆腐ジャムを練りこんだらどう?というアイディアが出たので、編み込みにしてマーブル食パンを作ってみた、といういきさつの試作品です。
最後に「バンズ(右)」と「神集島すり身バーガー(左)」です。
「島のすり身の天ぷらでバーガーを作ってみたい!」というお母さんの声を受けて作ったものです。「バンズ」は、すり身の天ぷらの味が主役になるようにシンプルな味にしています。すり身の天ぷらの触感がしっかりとしてるので、バンズもしっかりとした食感にしています。バーガーは、お母さんたちの手作りのすり身の天ぷらと自家製ピクルス、レタス、玉ねぎ、トマト、辛子マヨネーズがトッピングです。
今回、パンのアドバイスをじっくり丁寧にして頂いているのが、フードコーディネーターの近藤智子さん(写真右)。ありがとうございます!
今まで島になかった、念願の焼きたてのパン。少しずつではありますが、島民だけでなく、来島してくださる方にも買って頂けるよう、一歩ずつ前に進んでいるところです。
さて、クラウドファンディングの期間も残すところ2週間となりました!
島にただひとつの購買部を残すために、みなさまの応援を引き続きよろしくお願いいたします!
(文:神集島まちケンスタッフ)