こんばんは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。
今回は、プロジェクトページで殆ど触れていないにも関わらず、リターンにバリエーションが存在している「人類には早すぎる音楽」についてご紹介します。
「人類には早すぎる音楽」…。
一体どんな音楽なんだ、って思いますよね。
まず大前提として「大半の人類は、音楽の殆どの世界を知らずに死んでいく」と申しましょうか。残念ながら、普段私たちが耳にする音楽とは、非常に、それこそ本当に狭い狭い範囲の世界で繰り広げられています。
何故なら、現在世界に溢れている殆どの音楽が、以下2つの制約を受けているからです。
・「4拍子」で構成されている
・「12平均律」で構成されている
小学校の音楽の授業で学習したかと思います。まず「拍子」の概念です。
世の中の殆どの楽曲は「4拍子」や「3拍子」で構成されています。4拍子であれば圧倒的にノリやすい、3拍子は踊りやすい、といった要因から、自然に聴きやすく受け入れられやすいからだと思われます。
しかし、どうでしょう。本当に、1小説は4拍や3拍でなければならないのか。
5拍だって、7拍だって、11拍だって、音楽世界では存在し得ます。
11拍子の音楽。どんな曲になるか、ちょっと気になりませんか?
今回の「人類には早すぎる音楽」は、実に
・5拍子
・7拍子
・11拍子
・13拍子
・17拍子
・19拍子
・23拍子
の楽曲を108曲詰め込んだ一大変拍子曲パッケージとなっております。
恐らく、世界最大規模だと思われます。
↑一部の楽曲を聞いて頂けます。
是非、未知の世界を経験してください。
そして「12平均律」。これはつまり、1オクターブが「ドレミファソラシド…」と、黒鍵を合わせて12鍵で構成されている事を指しています。でも、音の周波数には本来区切りはありません。連続しています。だから1オクターブを12個で区切る必要は、本来ないのです。100個で区切ろうが、200個で区切ろうが、自由です。
今回は平均律の話は控えますが「微分音」という、あまりにも広大な音楽の世界が存在しています。気になった方は、是非検索してみてください。如何に、普段自分達が聴いている音楽が、牢獄のような制約、ルールの上で作られているかが見えてくると思います。