こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。
今回は、
「そもそも、なんでリコーダーは音が鳴るのか」
について、少しだけ触れたいと思います。
楽器の仕組みについて調べたいとき、役に立つのが、かのYAMAHAさんのサイトです。
「楽器解体全書」のページでは、リコーダーをはじめとした、様々な楽器の仕組みについて説明をしており、とても勉強になります。
因みに、YAMAHAさんには以前「いっしょにウェアラブルリコーダーを開発しませんか」と連絡をしたところ「個人からの企画持ち込みは受け付けておりません」と断られた苦い記憶があります(後で知りましたが、ちゃんとWEBサイトに明記されていました)。
が、私自身はDTMで作曲をするときもYAMAHAのモニターヘッドホンを愛用するくらいのYAMAHA好きです。
解体全書から、リコーダーの仕組み動画を引用させて頂きます。
息の流れを見て頂くとわかりますが、吹き口から入り込んだ息が、窓(ラピューム)で小刻みに震える事で、カルマン渦という渦を発生します。この渦により、共鳴が起こり、音が発生する仕組みです。
また、解体全書によると、
・リコーダーの穴の位置や大きさは500年の歴史が試行錯誤した結果
・音程は穴(トーンホール)の大きさ、位置、管の内部の形状(メンズール) で決まる
・穴は同円周上ならどこに開けても同じ
など、リコーダー製作を進める上で、非常に重要なヒントが書かれています。
YAMAHAさんのWEBサイト、是非見て下さいね。
楽器解体全書:リコーダー