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日墺修好150年!和太鼓撮影と飾り巻き寿司を巻いてみんなを繋ぐヨーロッパの旅!

オーストリア・スロバキア修好150周年記念公演 東京八王子めじろ台太鼓の密着ドキュメンタリー撮影を筆頭に、スイスチューリッヒ太鼓の6周年記念コンサート撮影、飾り巻き寿司のワークショップをイギリス、スイスで開催、同会場にて日本のアーティスト四人のミニミニ作品展を併催、日本文化を伝えてきます!

現在の支援総額

369,040

47%

目標金額は777,000円

支援者数

62

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/03/07に募集を開始し、 62人の支援により 369,040円の資金を集め、 2019/03/29に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

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現在の支援総額

369,040

47%達成

終了

目標金額777,000

支援者数62

このプロジェクトは、2019/03/07に募集を開始し、 62人の支援により 369,040円の資金を集め、 2019/03/29に募集を終了しました

オーストリア・スロバキア修好150周年記念公演 東京八王子めじろ台太鼓の密着ドキュメンタリー撮影を筆頭に、スイスチューリッヒ太鼓の6周年記念コンサート撮影、飾り巻き寿司のワークショップをイギリス、スイスで開催、同会場にて日本のアーティスト四人のミニミニ作品展を併催、日本文化を伝えてきます!

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フランスでの気付き

一か国づつ気づき、学びがありました。
フランスで気づいたことは「ご機嫌、不機嫌、幸、不幸は100%自分自身で作るものだ」ということです。これに気が付いたのが多くの人を魅了する花の都パリだったのが良かったです。なぜなら説得力があるからです。
スペインに続きフランスパリ市内に到着したのはすでに暗くなった夜でした。偶然パリで一週間アパートを借りて旅行している友人親子がいて泊めてもらう予定でした。地下鉄を降りて地上に上がって目に飛び込んできたパリの風景は圧巻でした。歴史的な建物にライトが当たっていてとても美しく、街並みがおしゃれで歩いているだけで感動したのをよく覚えています。
これはさぞ楽しい感動の一週間のフランス滞在になるだろうと思いました。

ところが、私はフランスその中でもパリでもっとも、機嫌が悪かったのです。
なぜなら、息子は環境が違うため抱っこ抱っこで歩きません。15キロの息子をいつも私が抱っこして歩き回っていました。
なぜなら、公衆トイレがなかったからです。息子が急にトイレと言ったら抱っこして走り回って探していました。
なぜなら、ほとんど英語表記ではなくフランス語表記だったからです。スーパーで店員さんに聞いてもフランス語で返してくるのでさっぱりわかりませんでした。
なぜなら、寒かったからです。ほとんど雨でした。ひょうも降りました。旅行前荷物を軽減するために簡易的な折り畳み傘一本しか持ってこなかったのです。息子の長靴も迷った挙句持ってきませんでした。悔しくて地団駄踏んでました。朝起きたら嵐の日がありました。雨具をまだ調達してなかったので外に出られませんでした。そこで私はブチぎれました。なんでフランスまで来てこの天気なんだーー なんで傘も長靴も持ってこなかったんだーー なんでだーーーーー!と。 その日一日ほとんど外に出られず不機嫌に過ごしました。

誰しも感動するあのルーブル美術館でさえ想定外や調べてなかったがゆえに起きたトラブルにブちぎれていました。ミロのヴィーナスやモナ・リザを見ても機嫌は直らず、ナポレオンの戴冠式や民衆を導く自由の女神のあたりで最高に不機嫌でした。

一方まったく同時期にパリを旅行していた友人親子は、おばあちゃんとお母さん、小学一年生の男の子三世代でした。
大人二人に小さい子供一人、我が家と条件は同じでした。

ではその友達はどんな風にパリで過ごしていたかというと、私と正反対、超ご機嫌でした。いつもの何倍もご機嫌でした。
なぜなら、ずっとあこがれ続けてきたパリに来れたからです。
なぜなら、パリの街並みを歩くだけで新鮮で食べ物も物珍しくおいしかったからです。
なぜなら、子供がトイレと言いだしたらすぐにカフェに入ってお茶を楽しんでトイレも使えたからです。
なぜなら、とっても寒いから息子にとってもすてきなコートをさっと買ってそれがとっても似合ってたからです。
なぜなら、英語ではなく旅で使える簡単なフランス語を覚えて店員さんとの会話を楽しんでいたからです。彼女の一年生の男の子でさえフランス語でパンを買うことにチャレンジして成功して喜んでいたのです。

言うまでもなくルーブル美術館は最高に堪能してました。すぐに飽きてしまうだろうと想像していた一年生の息子でさえ意外にもにも楽しんで、予定より大幅に時間オーバーして滞在したそうです。

ここで私は気が付きました。
「ご機嫌、不機嫌、そして幸、不幸は100%その人の心が作り出すのだ」、と。

同じ条件で友人は最高にご機嫌で過ごしました。
私は最高に不機嫌で過ごしました。

旅にアクシデントや想定外はつきものです。友人にアクシデントや想定外が起こらなかったわけではありません。トイレで困ったのは同じ。子供連れも同じ。しかも友人はパリ滞在中にすぐ近くで暴動が起こったくらいでした。
アクシデントには対処法をさっと考え、すぐに切り替え、子供の視点に立って子供も楽しめるよう工夫し、楽しいところ、すばらしいところ、感動するところに目を向け、超ご機嫌で過ごしたのです。そんなお母さんと一緒にいる子供はやっぱりご機嫌で旅を楽しんでいたのです。


私は
「なんでこんなとこに来てまでこんなことが起こる??」
「こんなの日本じゃありえない!」(日本じゃないからなんですが)
「この想定外は痛すぎる!」
「なんでこんなに時間がかかる??」
と、アクシデントや嫌なこと、大変なことに目を向けて不機嫌になり、家族にも当たり散らしもっともっと気分が悪くなっていました。
ですから息子にも不機嫌が伝染、更に大変になってしまってました。


そこで痛感しました。ご機嫌、不機嫌は環境ではなく自分の心で作り出すもの。
だって私は花の都パリでもこんなに不機嫌になれたのですから。
そして不機嫌がいかに損なことなのかもパリで味わいました。

トイレがなければカフェに入ってお茶を楽しめばいい、雨が降って傘を持ってこなかったのであればおしゃれなフランス傘を買って楽しめるチャンス、英語が通じないならフランス語を調べればいい、分厚い辞書持ち歩かなくていい時代、スマホ一つで何でも一瞬でわかるのだから。アクシデントや痛い出来事は大きければ大きいほど話のネタになる。また、それを対処することでまた一つ知識や経験が増える、次から気を付けるようになる。



次回パリに行く機会が会ったら私は最高にご機嫌で過ごします。

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