4/13（土）新人漁師にスポットを当てた初の漁師ナイトが開催されました。この日の主役は、現在クラウドファンディングにも挑戦中の三浦大輝くん。自慢の銀鮭を手にいざ東京へ。

「本当にお客さん集まるんですかね…」という三浦くんの心配をよそに、恵比寿にあるフレンチレストラン「ビストロ・ダルブル」には、40名を超えるお客様が足を運んでくださいました。

次から次へと飛び出す、銀鮭×世界の料理の数々。 なめろうやバラちらし寿司といった親しみのある料理から、エスニック料理、中華料理、そして会場にいた全員がおそらく初めて食べたであろうフランスの古典料理・ショーフロワまで全9品が振舞われました（※ショーフロワ：ホワイトソースをコーティングし固め、表面に飾りを施したもの。無藤シェフ自身、20年ぶりにつくったとか）。

4月から水揚げが始まったばかりの銀鮭はまだ小ぶりですが、口に入れるとふわっととろけ、脂ののりも十分。すっかり一同が銀鮭のおいしさにとりこになったところで、新米漁師自らマイクを取り、苦手なトークにも挑戦。

「山の水のきれいな場所で生まれた銀鮭の赤ちゃんを、11月くらいに海に運んでくるんです」

「大阪を出て石巻に来てすぐのときは、浜の人に『帰れ！』って言われたこともありました。でも今はめちゃくちゃ可愛がってもらってます！」

普段なかなか聞くことのできない漁師の話。 そして新規就業者ならではのエピソードの数々に、皆さん熱心に耳を傾け、積極的に質問する姿も。 「これからも頑張ってね」「美味しかったから銀鮭買ってみるよ」と、温かい言葉もかけていただき、一層やる気が湧いたようです。

たくさんのご参加と、おいしい料理をありがとうございました！

10年後、20年後の食卓でもおいしい魚を味わえるように、これからも新米漁師たちの挑戦をぜひ応援してください！