みなさんはじめまして、MP2019プロデューサーの中村詩音です!
ここでは、プロデューサー的視点からみた、 MP版 “The Wind in the Willows” の推しポイントを紹介させていただきます。全部で3点ほど取り上げるつもりのなか、本日は1点目の紹介です!
(ネタバレすぎる説明はしないように…と思ってますが、私達の想いや作品の魅力をこのような形でお伝えし、公演当日、存分に楽しんでいただきたいので、ぜひお読みください!)
MP版推しポイントその1!だだだん!!
〜日本人ならではの感性を活かした「四季」の表現、お客さんとの共有〜
この演目の根幹には、動物たちによる、「春の訪れへの祝福」や「季節の移り変わりと共にある生活」があります。(開演直後に、必ず、これかーってなりますよん)
もちろん、ブロードウェイ版やウェストエンド版でも、季節の移り変わりを表現してきたでしょう。
が!!!
私たち、日本人の方が「四季」にずっとずっと敏感であり、肌感覚でこの部分を表現・受容・できると思いませんか??
私は、世界中どこの国の人よりも、日本人の季節の移り変わりを受け取る感性や楽しむ文化は豊かなものだと思います。
これは、私が帰国子女だからこそ、強く感じることなのかもしれません。
だって、「桜が開花した」となった瞬間に花粉症で苦しんでまでお花見に出かけ、あらゆるSNSのタイムラインが桜の写真で溢れかえってるんですもの。
そして、桜が散る頃には、その儚さに思いを馳せたり、夏の暑さを感じたらまた別の楽しみに気持ちを向かわせる。
そんな日本人の感性を、私はとても美しく、素敵だなぁーと感じます。
そんな日本人である私たちが、光や音、自らの心を用いて表現し、みなさんがそれを受け取ってくださる。お互いの「身体に染み付いた感覚」の交流をMP公演で楽しめると思うと、ワクワクが止まりません。
世田谷区民会館のあのホールで、どんな季節の移り変わりのなかに身を置くことになるのか。
ふわふわと想像しながら、いらっしゃってください。
ここまで、私の拙い文章をお読みいただきありがとうございました!MP推しポイントその2もまたご紹介いたします!