こんにちは!8期国内海外事業部の澤田健太郎です。
今回はガイクール村について書かせていただきます。
私たちの支援先であるガイクール村は、ネパール連邦民主共和国西部開発地域ガンダギ県ゴルカ群に位置します。
ご存知かもしれませんが、一昨年の4月25日にマグニチュード7.8の地震がネパールを襲いました。この地震の震源地はガンダギ県ゴルカ群サウラパニ付近といわれ、ガイクール村はその震源地からは比較的近くに位置し、この村はネパールの中でも大きな被害を受けた村の一つでした。
私たちKIVOはガイクール村の4校の小学校を支援しています。震災によりそれらの学校は大きな被害を受けました。震災当初、学校のほとんどの校舎にはレッドステッカー(ネパール政府が発行する、崩れる恐れがあるので立ち入り禁止のサイン)が貼られており、子供たちは普段使用している校舎に立ち入ることができず、仮設校舎で授業を受けていました。震災当初はユニセフや政府、他の支援団体からの支援がありましたが、震災からしばらく経った現在、政府からの支援は見込めず、校舎再建などのための資金が間に合っていないのが現状です。ガイクール村は閉鎖的な場所にあるため、支援の手が届きにくく、昨年の10月の終わり頃に、唯一1校(バルコルン小学校)のみ、JICAによる校舎建設の支援を受けることが決まりました。残りの3校は、現在支援がない、もしくはNGOから多少の支援を受けているだけの状態です。私たちKIVOは支援先の各学校の校舎の再建を目標に掲げ、そちらの3校に少しでも力になれればと思い復興支援として校舎再建のためのサポートしております。
クラウドファンディング終了まで残り15日となりました。引き続き温かいご支援、ご協力お願いいたします。