皆さん、こんばんは!
さっぽろレインボープライド実行委員会の柳谷です。
今日から、9月12日(土)開催予定のさっぽろレインボープライドに向けてクラウドファンディングを開始しました。既にご協力して頂いている皆さん、ありがとうございます。
これから、約40日をかけてクラウドファンディングに挑戦しますが、そのあいだ現在実行委員として携わっている16名がリレー形式で毎日情報を発信させて頂きます。私達実行委員は、高校生から40代の方まで幅広い年齢で構成され、LGBT当事者だけでなくアライの方も参加しています。様々な年齢、セクシュアリティ、立場から日々の運営に関すること、生活に関すること等をお知らせ出来ればと思っております。
この活動は、私達実行委員だけで成り立つものではなく、このイベントに関心を寄せてくださり、応援してくださる全ての方々と共に成り立つイベントだと思っております。このクラウドファンディングの挑戦だけでなく、9月12日(土)のイベント開催まで是非とも一緒に歩みを進めていきたいと思っています。皆さん宜しくお願いします!
ここで少し、私個人の自己紹介をさせてください。
私は、さっぽろレインボープライドの前身団体である、「レインボーマーチ札幌」の時代からイベントのボランティアや実行委員として参加をさせて頂き、2017年に後身となる「さっぽろレインボープライド」の立ち上げから実行委員として運営をさせて頂いております。
私が、札幌へ来たのはちょうど10年前のこととなります。それまでは、自分のセクシュアリティを周囲にカミングアウトすることはほとんどなく、もちろん家族も知りませんでした。失恋をして傷心しての新天地札幌で、新しい人生のスタートを切ることとなったのです。ですが、最初は友達もおらず、仕事もしておらず、毎日を公園で過ごしたりブラブラと街を彷徨うような、そんな日々を送っていました。そんな時SNSでLGBT当事者が集まるお店があることを知りました。そしてそこへ行ってみると、自分以外の当事者の方が沢山いて、なんだかとても救われたのを覚えています。大げさかもしれませんが「私はみんなに生かされている」と思いました。そして、そのお店に通う仲間の一人が「レインボーマーチ札幌」の運営に携わっている方でした。「一緒にパレードへ参加してみない?」と声をかけられ、よくわからないままボランティアとして初めてパレードへ参加しました。
それが、私のこのパレードに携わるキッカケでした。
あの時、当事者の仲間たちと出会うことができなければ、もしかしたら私は一生自分らしくいきるキッカケをつかめずにいたのかもしれません。もしかしたら、私と同じように悩んだり、孤立したり、自分らしく生きられないままに生活を送っている当事者がいるかもしれない。そう思い、私はこのパレードに携わることで何か出来ないかと思うようになりました。
2013年に一度ファイナルを迎えた札幌でのパレードですが、その思いを今も絶やさずに新しいメンバーで、新しい形で、出来るだけ沢山の方と共に歩みを進めていきたいと思っております。皆さん、これからもさっぽろレインボープライドを宜しくお願いいたします!!
明日の活動報告は、実行委員の「かま栄」です。
かま栄はとっても料理が上手で、お店を出した方がいいんじゃないかと思うくらいの腕前だと思いますが、どうしたら料理が上手に出来るのか等聞きたいです(書いてくれるかわかりませんが、、)。
今、コロナの影響でそれぞれの生活や、精神的にも大変な状況が続いていますが、少しでも前向きに明るい未来を想像しながらこの困難を乗り越えていけるように、私も、そしてさっぽろレインボープライドも出来ることを続けていきます。クラウドファンディングも引き続きご支援、宜しくお願いいたします。